パチンコ日報

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物語営業チラシの具体例その1

チラシの「物語営業」を提唱するGGP(市原毅代表)が手がけた具体的なチラシを元に、その内容を紐解いていく。



ホールは一昨年4月29日、静岡県島田市にグランドオープンした「エアポート777」。それまでは多い時で2桁という店舗の再生にコンサルのできるチラシ屋として着手した。







事前予告&整理券配布&会員募集チラシ



■チラシサイズ B4両面

■印刷部数 10万部



今回のこだわりのまとめ



●設計図をチラシに



マンション販売や住宅販売の広告には必ず『間取り図』がある。家を買うわけではないのに、ついつい間取り図を見入ってしまうかたは多い。



そんな間取り図大好きな人達を『間取りスト』と呼ぶらしく、ネットでは間取りスト専門サイトもあるそうだ。



我々の業界におきかえると…



ライバル店がグランドオープンする前に、出入り業者さんが店舗設計図面をドコからか手に入れてきて、ライバル店の図面を初めて見る時のドキドキ感やイケないことしてる背徳感。



また、勤務先にて、新店舗や改築店舗の設計図を上司にコッソリと見せてもらった時の高揚感。



設計図にはそんな魔力がある。



今回の設計図は大都さんの島図面を使用。



現場で打ち合わせをしている時に、大都さんの営業の方が図面を広げていたので、おねだりした所、PDFファイルで頂けることに。



チラシに使用することも大都さんは承諾済み。



●赤えんぴつを使い手書きで書き込み、さりげなく50銭パチンコや2円スロットをアピール



まず、軌道にのせるまでの集客装置である



『50銭パチンコ』



『2円スロット』

をいかにアピールするかを考えた。



ただ、低レートばかり目立ってしまうと、収益の柱である



『4円パチンコ』

『20円スロット』



に悪影響を与えるおそれもあるわけで…、色々試してみて、コレに決めた。



赤えんぴつの手書きの書体がとてもポップな感じに仕上がり、ともすると冷たく質素な印象を与えてしまう設計図チラシに、



『ワクワク感』



がプラスされた。





●キャッチコピー



『毎日パチンコ、したいじゃないですか。』





●右下に小さく、各レート別のテーマカラーを



店内のレート別の装飾カラーと同じに。



チラシには基本的に『赤』と『黒』しか使ってないので、



『2色刷り?セコいなぁ!』



なんて思われないような対策として。





●裏面を見せる為の仕掛け



付箋、いわゆるポストイットを設計図に貼り付けた風に。



赤エンピツと相まって『現場の打ち合わせ』的な雰囲気に。



『裏面にアナタのおウチが!』



と。



●裏面に『Googleアース』の衛星写真地図を



最近、ニュースの事件報道で、現場の場所を説明するときに『Googleアース』の写真地図が使われる事が多い。



これまたナゼか見入ってしまう。



でも、見入ってもスグに次の画面に変わるので、



『もっと見たかったのにぃ~』



と思う事がしょっちゅうある。だったら思う存分見られるように、と。



店舗の場所を、QRコードと共にど真ん中に。



当然、『アナタのおウチ』も裏面のドコかにあるワケで…飛行機のシルエットも真ん中に配置。上空を飛行機が飛んでいる感も出た。



●Attention Please



機内アナウンスといえば、ステレオタイプなこのセリフ。



ただ、ホントにこう言ってるかどうかは、思い出せませんが…







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