パチンコ日報

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大衆娯楽を思い出すために

パチンコが大衆娯楽とかけ離れて久しい。



大衆娯楽と胸を張っていえていた時代は100円玉で遊技していた時代ではないだろうか。



ちょっと時間があるので、時間つぶしにパチンコができたのはそんな時代だろう。



大衆娯楽の原点を今でも体験できる数少ない地域が大阪・新世界だろう。



パチンコの原点ともいえるスマートボールが未だに現役で活躍している。



観光客やカップルのデートコースとして、新世界観光の定番スポットとして息の長い営業を続けている。





その向かいにある「ニュー三共」は全国唯一のチューリップ専門店を謳い文句にしている。



スマートボール店と一緒で、この2店舗だけは昭和40年代の風情を今に残している。





ニュー三共の名物ともいえるのが、この磨きこまれた100円切りの玉貸し機だ。



昭和50年代の初めごろまではたまに見かけることはあるが、21世紀の現在、現役でバリバリ活躍していることが奇跡だ。





備品がこの玉貸し機だから、店内も昭和レトロが漂う。



「これはオール10で、どこに入っても10個出てくるので、遊べますよ」と店員も気さくに声を掛けてくる。



4円営業を貫いているが、4円でも玉がチューリップに結構入るので、遊べる。



昔は4円でちゃんと遊べていたことをここに来れば、思い出すはずだ。



大衆娯楽を標榜しようと思えば、これぐらい昔までさかのぼらなくてはならない。



その覚悟は業界にはないだろうな。







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