パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

やりたい放題の販売代理店を助長させるホールの罪

遊技機メーカーは、パチンコ業界のためにはなくてはならない不可欠な存在だ。



パチンコ・パチスロファンの期待に応える楽しい遊技機を開発してもらいたい。



メーカーとホールは敵対関係ではなく、友好関係のもと共存共栄をはかっていかなければならない。



では、販売代理店はどうか?



いてくれるとありがたい。



しかし、いなければ困るという存在とは言い切れない。



二次販社などは納品・設置作業という役割を担うが、一次販社となれば今の立ち回り方だと遊技機単価を無駄に吊り上げるだけの寄生的存在としか思えない時がある。



プロモーションを担ってるという。ではプロモーション先は誰?



パチンコファン?



違う。



プロモーション先は、買い手であるホールである。



ホールが「新台入替」と多額の宣伝広告費を費やし、お客さんにプロモーションするわけで、一次販社がプロモーションしている先はホールなのである。



遊技機は、ヒットすれば追加注文が入るし増産することが出来るはずだ。



現に、有名な「北斗」「番長」などの機種は、新パネルとして追加販売、増産を繰り返し、シェアを伸ばした。



真っ当な販売方法をしてくれれば「良ければ、増やす」「悪ければ、次に期待」という健康的で無駄のない遊技機購入計画が立てられるはず、である。



しかし、閉鎖的な市場であるパチンコ業界において、特殊なプロモーションを一手に担い、買い手であるホールに対し「売る」「売らない」「早く廻す」「遅らせて困らせる」という格差をつけ無駄に販売台数と遊技機単価を吊り上げている存在がいるのである。



その存在がいなくとも、メーカーは遊技機を開発・製造するし、ホールがメーカーから機械を購入することには何ら変わりがないはずである。



いなくても困らない存在が、いると困ることをしている異常極まりない業界。



そんな業界がはたして永続するだろうか?



今や末端ユーザーは4円パチンコから1円パチンコにシフトチェンジしている、四分の一のデフレーション市場ともいえる中で、20万から30万、30万から今や40万と遊技機の単価は吊り上がり続けている。



大型液晶テレビが30万から20万、20万から10万以下と単価が落ち続ける時代に、である。



トライアルやユニクロが流行る時代に、である。



この大きな捻れはいずれ弾ける。



「何か無駄を省かなければ」という緊急事態に陥った時、省くべき存在にならないように。



良くも、悪くも、いずれ報われる。



声を上げないホールの罪が、現況の元凶なのかも知れない。





人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える





※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。