サミー、ロデオの2機種のスロットで、サブ制御基盤のロムが不正品と交換されている不正事案が発生していることが当該メーカーからあったようだ。
点検確認の注意点として、サブ基盤ケースが一度開封されている恐れがあるので、ケースかしめをよく確認して欲しい、ということだ。
メーカー関係者はこう話す。
「4~5年前から業界4団体でセキュリティー強化が話し合われていた。かしめも新基準でセキュリティー強化を底上げしてきた。かしめが4つもあるのはおかしい。警察が何回もチェックすること自体がおかしな話で、1個でもいい、という意見もあったが、足並みは揃っていない。今回は大手メーカーのサミーのロムが変えられた、ということはセキュリティーが甘かった、ということ。不正改造の余地があったことが露呈した」
先日、大阪・此花区のホール経営者が大海スペシャルの不正改造で逮捕されたばかりだ、というのに今度はスロットの不正事案である。
今回の不正事案がどの過程で行われたのかは不明である。
昔は、機械の運送途中に取り替えられるケースがあったが、今は運送業者も輸送や保管で独自のセキュリティー対策を施している。
運送会社の中には納品先に到着した運転手から連絡を受けると、GPSで場所や時間を本社で確認して、問題がなければ遠隔操作でトラックの荷台が開錠できるシステムを採用しているところもある。
つまり、運送途中で外部から荷台を開けることはできない、ということだ。保管倉庫には監視カメラが取り付けられ、倉庫へ入るには入退室名簿への記入と身分証明書の提示を義務付けている。
運送会社はここまでセキュリティーを徹底しているのに、メーカーのかしめが開けられるとは、あまりにもお粗末過ぎる。
今回のケースではサブ基盤ケースが開けられている、ということはゴト師グループの仕業ということになるのか?
販社の社員が不正に手を染める第一歩は、自社製品以外のものを売り始めることがきっかけ。やがてそれがホールに売れるものであれば、何でも手を出すようになって行く。
需要があるから供給がある。
大震災を機にパチンコバッシングが巻き起こったが、今年は業界のウミを全部出し切る年なのかも知れない。
まじめにやっているホールのためにも。
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