パチンコ日報

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立ち直り日記vol.9

そこそこ朦朧とする意識の中で、明日は開店という程よい緊張感。



今回のケース、開店がゴールでもなければ、スタートラインですらない。



この改装を行った上で、早ければ1カ月ほどでようやくスタートラインに立つことが出来ると考えている。



改装や入替で稼働貢献に期待をしたり、CS向上に期待をするのは店舗の一部の管理者のみ。



よほどの信頼関係がない限りは「鼻息荒く開店を待ちわびる珍管理者と、それを眺める従業員達」の構図が出来る。



要するに温度差があるのだ。



そこは押しつけでは解消出来ないし、命令や規則でも意識は改善出来ない。



なぜならリアリティがないから。



社員やアルバイトにとって「集客する」「稼働を上げる」と言うのは、心の底からモチベートできる要素ではない(場合が多い)。



「集客出来るから何?」

斬ってしまえばこのようなイメージ。



今回のケース、改装を行えばとりあえずの客数は増える。



そこで全従業員に「目的意識」と「納得」や「共感」を共通認識させる。



何故接遇マナーを強化するのか、何故集客をするのか…。



目的意識を極端な話オーナーと同様のレベルまで昇華させていく。



どのようにお客様を感動させるのか、何を用いて集客していくのか…。



その際に最も大切なツールは「スタッフ」だと言うことを時間をかけて理解させていく。



地域密着型の小型店舗なので、資本の投下先が「機械」では効率が悪い。



「出玉」では、その辺に横行する似非コンサルと変わらない。というか芸がない。



「集客力」と「従業員能力」を同時に高めるのが今回のオーダー。



そこにお金をかけるようであれば誰でも出来る。



テーマはお金をかけないこと。



言うは易いが行うは厳しい。



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