同じ屋号でチェーン展開していても経営は別、ということがある。それが、定点観測して、復活劇を期待しているホールだった。
兄弟は3人。
本社を引き継いだのは3男。定点観測しているホールは長男の会社が運営しているようだ。
2日間休業して再スタートしたのは5月半ば。
初日はまずまずの客入り。
客から不満が一番多かった「回らない釘」に対しては、「回感遊技」のプレートを全台に刺し、回るようになったことをアピールしている。
今回のリニューアルでは甘デジコーナーを1円コーナーに変更したほか、スロットを40台増台している。
地元客によると、リニューアル後初の土日は盛況だったようだが「牙狼を打った。スタートは以前に比べよく回るようになったが、アタッカーになかなか入らない。牙狼は1回の大当たりで1500発は出るが、1150発しかない。これは削りすぎ。スルーも入らない。スタートは回ってもストレスが溜まる」と不満だけが残ったようだ。
翌月曜日。
競合他店に比べると稼働は落ちている、という。
一度ダメになると、本社が立て直しに入るのが、このチェーン店の特徴のようだが、地元客の体験を聞く限りでは、まだ本社は介入していない?
「回感遊技」で客から一番不満の多かった問題はクリアしても、その分、出玉を削ったのでは、客はかえってストレスを溜めることになる。
問題点はまだ、すべて解決されたわけではない。ここを取り除かないことには元の木阿弥。そんなことは釈迦に説法。十二分に分かっているはず。
高い家賃が出玉を削らせているのか?
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奇跡の復活劇の幕は上がったが…
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