パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

DMを有効に活用するために

手書きはがきのコメントを拝読して、お知らせしたいことがあるので、急きょこのエントリーを書いている。



最初にこのエントリーは、「手書きはがき」や「封書」、「皆様のご意見」を否定するものでないことを断っておく。



このブログはパチンコ業界の広告宣伝に携わっている会社の人も読んでいる。だからホール関係者以外の人にも、このエントリーを読んで一緒に考えて頂きたいと思う。



コメントを読むと多くの意見が混在している。



まず封書はコストが高くつくという意見に対する対処策から紹介する。



皆さんは、通称「ミニレター」=正式名「郵便書簡をご存知だろうか?



60円で25gまでの手紙を送れるのがミニレターだ。

詳細はウィキペディアを参照。



封入する紙の大きさに制約はあるが、手書きの手紙を入れることも可能。



このミニレターの存在は意外と知られていない。私がお世話したホールさんは、これを上手に活用している。



次は、手書きの宛名について。



前述したように、手書きを否定するものではない。



宛名を手書きする場合は、地域性などを考慮した上で、責任者自身の判断が大切なのは言うまでもない。



お知らせしたいのは、次のこと。



通常、パチンコ店からは、印字された宛名書きで送られてくる。



しかし、封書で宛名が手書きの場合、過去にこんなトラブルが複数あった。



受け取り人に同居の家族がいた場合。

例えばパチンコ店会員の20歳長男=玉出玉太郎さんがいたとする。



ある日、お母さんが玉太郎さん宛の手書きの封書をポストで見たときに、

「うちの息子にパチンコ店から個人的な手紙かしら?」と疑問がわいたそうだ。



息子がパチンコ店に迷惑でもかけたのか、と心配されたそうだ。



これは実際にあったことで、これが原因で親子喧嘩になった。



つまりホールからの手書きの宛名書き郵便は「珍しいから有効な面」と「珍しいから受け取り側に不安を与える」の両面がある。



それを認識した上で、有効な方法を決めること。



また、近頃東京などの大都市圏で次のような問題が起こっている。



これは極端な例だが、Aさんが自己破産したとする。



この場合、Aさんが自己破産したことは、官報に掲載され住所や名前が公開される。



これらをチェックしている闇金業者や不動産業者が多数いる。



官報情報を元に闇金業者が、自己破産した人へDMを出す。



不動産業者は、自己破産した人の資産の処分を手伝いますとDMを出す。



これは極端な一例だが、自己破産をしていない人で、健全な社会生活をしている人でも、見ず知らずの会社からDMが来た場合、それだけで警戒する人が徐々に増えている。



つまりホールから手書きのDMが来ると、警戒する人もいる。



だからホールによっては、封書の宛名書きはラベル印刷にして、中身を手書きにしているホールもある。



またあるホールは、封書も採用していましたが、それを廃止して、A4やB5サイズのハガキをDMに採用している。



それをクロネコメール便などで送る。



またあるホールは、圧着式はがきを採用して、中の文章は手書きにしている。



DMについては、少し勉強不足を感じる。



DM業者の提案の中には、業者が儲かる提案もあるのは確か。



ホール関係者は、常に情報には研ぎ澄まされた感覚が重要。



手書きDMが有効なケースは、小規模店で低稼働ホール。その場合は予算は少ないだろう。そんな時は、先に紹介したミニレターがある。



ただ、ミニレターは見栄えはよくないが。



ここで私からヒント的なアドバイスを。



手書きのDMを始めて、稼働が上がって来たとき、どの時点で手書きを中止し、その代わりの戦略をどうするのか。これを頭に入れてく必要がある。



それと、その効果が分かる術を考えておくこと。



もしも手書きDM作戦に効果が出ない時はどうするかも考えておく。



手書きDM作戦に効果のある客層は?



最後に。



文章内容もそうだが、「手書きの文字」の綺麗さが重要になる。



綺麗さとは、読み易いかどうかと言うこと。



以上の点は、広告関係者の間で語られている話だ。







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大型店の出店場所はダイセル跡地ではなかった

どこからどう見てもこれはホールには見えない。どちらかというと工場そのもの。ブルーシートを張っているところには店名が隠されているが、透けて見える。



このホールが出店する場所は、ダイセルの跡地とずっといわれ続けてきていた。



ダイセルの敷地は10万8000平方メートル(約3万2000坪)。それはそれは広大な空き地となっているが、一向にここで建物が建っている気配がない。



この敷地と平行に走る南海本線からこの跡地はよく見えるので、「工事は止まっている」なんて噂も流れるほど。



で、実際の出店場所は、ダイセルの跡地ではなく、道路を挟んで西側。

大和川の南詰めだった。



ホールの建物より立派なのが、この立体駐車場。



ホールのグランドオープンといえば、GW前が常套手段であるが、GWを過ぎてもこの状態で、オープン日は未だに決まっていない様子。



同ホールを運営する会社は、今回の出店を機に本社を北陸から大阪市西区へ移転した。



今回のエントリーは人の噂は自分で検証するすることを勧めるためのもの。



ネット情報でもなくても、口伝えでもも出店場所一つとってもこんな間違いがあるわけで、やはり自分の目で確かめることが肝要だ。



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