私は店長時代に、全国のチェーン店舗を自費で視察した。その中にマルハンもあった。
その当時の感想を綴る。
その前に、先日の画像の件から始める。
最初にお断りしておくと、私はマルハンが好きだ。正確には全部が好きではないけれど、トータルで好き。その理由は追々書こう。
さて先日のエントリーでチョット書いて、掲載した画像がこれ。

5号機問題の関係で閉店したのだと思う。閉店してから何年経つだろうか?知らないうちに閉店していた感じだ。
オープンは2004年04月26日(マルハンHPで確認)。
閉店してから随分経つのに、外観はこのまま。看板も店舗も当時の状態になっている。
放置されている理由は何だろうか?
マルハンの本社関係者も、パチンコ日報を読んでいるらしい。
閉店した店舗の看板や外装をそのままの状態にしておくのはマイナスだと思う。
実は1年以上前、この件でマルハンの本社に電話して聞いたことがある。担当者が不在のため教えてもらうことはできなかった。
折り返し電話をもらうように依頼したが、電話は来なかった。
担当者には次の話しをしようと思っていた。
「閉店してから数年になるので、地元民のほとんどは、今は話題にしていませんが、当時は閉店した状況で放置する訳がないと誰もが思っていました。きっとマルハンは、パチンコ店に変えて再オープンするだろうとの噂もありました。地元のホール関係者もそう思っていました。しかし再オープンの兆しが見えないのはナゼですか?」
この店舗に通じる街道沿いには「マルハンスロット女化店」から500m位の場所に、閉店したホールの建物が幽霊屋敷状態で残っている。
その幽霊屋敷から200mの所で「金馬車」が頑張っている。
道路は違うが、半径1kmくらいのエリアには「janjan」などの高稼動店舗や、「4円・2円・1円」併設している店舗もある。
そんな状況で閉店した店舗をそのままの状態で放置していると、地元の人たちにどんな印象を与えているか。
マルハン=閉店と言う悪いイメージが地元の人の頭の中に残っていることを私は直接聞いている。
ある農家の大卒の次男がマルハンに就職を希望した時、お爺ちゃんから「倒産した会社」と間違った情報で反対されたそうだ。
閉店状態の店舗を毎日見ていたお爺ちゃんは、マルハンは日本一のホール企業ということは知らない。「マルハンスロット女化店」が、近所の幽霊屋敷ホールと同格に見えていたようだ。
私の知り合いがこの近くで飲食店をやっている。
「閉店したのに、看板を塗りつぶさないのも珍しいね」と話す。
つまり、毎日その前を通る人は、閉店したマルハンの店舗を見て、「マルハン=閉店=潰れた店」と脳裏に刷り込まれている。
知人の上場スーパーの本部職も「放置の理由は何か?」と首をかしげる。
元気な会社なのに…どうして?
理由があればお聞かせ願いたい。
実はこの話しは、この先のシリーズ中盤の内容に関係する。だから書いた。
私の個人的意見だが、閉店して再オープンまで時間があるにせよ、再オープンしないにせよ、看板は塗りつぶす方がいい。
それでなくても、500m先に閉店した幽霊屋敷ホールがあるのだから。
イメージアップのCMを流しても、この地区では効果が無いかも知れないと思う。
他の地域でも閉店したマルハンの店舗で、女化店と同じ状態の店舗がなければいいのだが。
ホール業界のリーディングカンパニーでも、抜けている所があるのか?
私が言いたいのは、皆さんが管理している店舗の近くに、マルハンが開店しても、生き残る戦略があると言いたい。
この意味が分からない店長さんは、コメントで質問して欲しい。
また、マルハン関係者の皆さんは、自分の店舗に抜かりはないか、再確認することをお推めする。
会社が好調な時ほど、それが重要だ。
つづく
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