パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

情熱リーグ勉強会で麻生店長登場

第2回ぱちんこ情熱リーグの説明会と勉強会が5月14日、大阪府立体育館で開かれ、ホール関係者160人あまりが参加した。

第2回大会のテーマは「絆づくり」。



参加ホールは9月、10月、11月の3回の覆面調査を経て、上位10%が最終審査へ進出する。参加店舗が300店舗とすれば30店舗が最終審査に残る。



さらにここで得点の高かった上位5店舗を選出。2カ月間にわたるプレゼンの準備を経て来年3月24日、決勝の舞台でプレゼンテーションを行い、参加者の投票で1位が決まる。



今回の参加店舗の目標は7月末の締め切りまでに300店舗。5月14日現在で180店舗の参加が決まっている。



冒頭のあいさつで木山理事長は「4月末に業界最大手の社長と会った。10年前の業界人と比べるとサービスマインドが素晴しく向上している。それに伴い行動も変わってきた。今の人たちがさらに進化した10年後には他業界からヘッドハンティングが来るように人材が一杯出てくる、と話されていた。今年の目標である300店舗が参加したら1万人以上のスタッフが参加する大会になる。彼らが毎日生き生きした行動メッセージを伝えることができたならば、よりよい業界になる」と述べた。



勉強会では決勝大会に勝ち進んだアロー浪速店の麻生店長が招かれ、参加者からの質疑応答に答えた。



今回の参加者は、情熱リーグ参加を検討している現場責任者と思われる人たちが多かった。それだけに質問内容は、自分に置き換えるものが目立った。



Q 伝説の100人面談の成功要因は?



A 現実、100人全員のモチベーションが上がったわけではない。決勝の舞台にあがった者と上がれなかった者の温度差はある。

最初は時間の効率を考えて3~5人いっぺんに面接することを想定していた。でも、時間がかかっても1対1で面談することにした。中には1時間もかかるケースもあったが、それを粋に感じてくれる人が何人かいた。1対1で熱意は伝わった、と思う。



Q 情熱リーグは長丁場。継続させるコツは?



A 常に危機感を持つこと。「ま、いいか」という気持ちは伝わるので諦めたらそこで試合終了。9月、10月、11月の3カ月で3回しか覆面調査に来ない。諦める理由はいくらでもある。役職、店長は本気だと思わせること。こちらが諦めた瞬間終わる。



Q 接客ではアローグループで下から2番目だった浪速店が現状はどうなっているのか。



A 今現在は2位。劇的に変化したと評価してもらっている。現状、レベルは落ちている。自分自身が燃え尽き症候群になった。それがスタッフに伝わっているため。ただ、接客をよくする、という風土改革はできている。これまではさばく早さが評価基準だったが、今はどれだけ笑顔が出せるかが評価されるようになっている。



Q 100人面談でてこずったエピソードは?



A 「それやって、どうなるんですか?」というスタッフも中にはいた。心の中で「お前シバクぞ」と叫んでいた。

面談で面と向かって反対するものはいない。面談では協力するといって、実際にはやらない。変わらない人を変わらせるのにてこずった。



Q 変わらない人をどうやって変えたのか?



A 遅番の女性スタッフに協力的でないものがいた。なかなか心を開かない。4時の朝礼が終わって、1対1で「頑張れよ」と毎日励ました。しつこく続けることでそのスタッフは変わった。その場合、怒るのではなく、誉めた。それも役職者全員で気持ちを乗せていくために誉めた。



第2部を前に改めてあいさつに立った木山理事長。







人気ブログランキング

記事一覧

コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. Unknown

    このリーグは管理職のスキルアップ? 

    もう少しお客様に向いた方がいいと思います 

    プレゼンテーションのやり方を変更したら見学したいと思います 

    青年の主張ならいいです
    Unknown  »このコメントに返信
  2. ピンバック: Unknown

  3. Unknown

    情熱リーグの方向性が見えない 



    パチンコ産業の暗いイメージを変えたいのか? 

    何に対して情熱なのか? 

    前回みたいなのならパチンコ業界じゃなくてもよかろう 

    すなわちサービス業と管理職のコンテスト



    パチンコはお客様があって成り立つ 

    審査員は全員お客様にしてほしい 

    お客様に目を向けないならただの茶番劇だ
    Unknown  »このコメントに返信
  4. ピンバック: Unknown

  5. Unknown

    手厳しいご意見のあるなか、リーグに携わっておられる方の想いも汲み取れます。

    ここはどうでしょう、決勝に残られたホール様のデータフォローも

    必要なのではないでしょうか。

    無責任な提言ですみません。
    ステセン  »このコメントに返信
  6. ピンバック: ステセン

  7. Unknown

    麻生店長は凄腕と思うが 疑問がつく 

    人事が巧いのか運営が巧いのか 

    また情熱リーグの趣旨は? 

    優秀スタッフに目を向けるなら糞台を買わずに入れ替えもせずに稼動を上げるスタッフがリーグ優勝だろ? 

    スタッフとアルバイトが私達頑張っていますと吠えてプレゼンテーションなんか馬鹿馬鹿しい 

    だいたいパチンコの仕事全般を評価点つけて競う事がおかしい 

    お客様が不満なく遊んでる店で稼動がよい店をピックアップしたらいいだけ 

    このリーグには自分が目立ちたい 

    自分がパチンコ業界から他業界にヘッドハンティングされたいとか欲望が出てる 



    Unknown  »このコメントに返信
  8. ピンバック: Unknown

  9. Unknown

    まあ人を食い者にしていく商売!?
    Unknown  »このコメントに返信
  10. ピンバック: Unknown

  11. Unknown

    どうしてそんな否定的コメントが出るの?

    否定的コメントを入れている人はスタッフ?

    やりたくないからそんなことしかいえないのか?

    現場が変われば業界も変わる。

    現場が変わらなければ、いつまでたってもパチ屋扱い。
    Unknown  »このコメントに返信
  12. ピンバック: Unknown

  13. Unknown

    営業1号様



    「まあ人を食い者にしていく商売!? 」みたいなコメントまで承認しなくていいと思う。
    Unknown  »このコメントに返信
  14. ピンバック: Unknown

  15. Unknown

    今回光栄にも木山さんからオファーを受けた者です。

    結論から言うと「お断り」致しました。

    この業界を変えたいという信念は伝わりましたが、自分たちが参加する意義が全く見えなかったからです。

    お客様あっての我々なのですが、あの参加する為の努力や時間を今は現場に置き換える事の方が大切だと考えます。

    もっと根本的な事を言うと、自分の仕事に誇りを持たせる教育ノウハウを持っていない企業だけが参加すれば良いと思います。。。

    社員とアルバイトの比率が1:9のような店舗の方がアルバイトのモチベーションを上げる為に参加するのであれば非常に有効的だとは思いますが、これに該当しない企業には意味が無いと感じます。

    非常に否定的な意見で申し訳ないのですが、私もこのお話を頂いた時によく考えて考えて、今の自分の感性がズレて判断してはいけないと思い、新入社員から中堅社員まで幅広く参加に対する社内ヒアリングを行いました。

    結果、ほぼ全員が上記同意見だったのでお断りした訳で、最初から否定的だったのではありません。

    第1回大会も見に行かせて頂きましたが、観戦態度や解散後の歩き方、振る舞い方、大声で話す、タバコのポ捨てなど、根本的な部分から変えないと大会を開催する毎に業界のイメージは悪くなるのでは?と考えます。大きな看板を会場外に掲げていますが、一般の方は会場内で行われている素晴らしいプレゼンは見てないのですから、解散後の姿が業界だと思われる訳です。

    なんか纏まりませんが、自分もこの業界をもっと変えて行きたいと強く願う1人なので、大会に参加はしませんが、自分の行動や社内の人間の行動によって小さいながらにお力添えしたいと思います。
    Unknown  »このコメントに返信
  16. ピンバック: Unknown

コメントする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です