パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

増席であと10名参加可能に

先日紹介したみなパチが福岡で開く無料セミナーの申し込みが、瞬く間に満席になったそうだ。



そこで、急きょ10席を増設したので、まだ申し込んでいなかった人にはチャンスが。早目に申し込めば、残り席を確保することができるかもしれない。



東京に引き続き、福岡で開催されるが、九州全域はもとより、山口、島根、広島、大阪からの参加者もいる、というので関心の高さが伺える。





■日時 1月30日午後1時~



■場所 福岡・博多区の「博多八百治ホテル」(福岡市博多区博多駅前4-9-2 )



■テーマ 広告規制時代を乗り切る



■残り10名(先着順)



講師とセミナー内容は以下の通り。



■POKKA吉田



「ユーザーはアナタをこう見てる(POKKA吉田的現場感のススメ)」



4円島凋落がとまらない遊技機マーケットにおいて、低貸営業、パチスロ営業がその分をカバーしきれてないのが現状だ。原因は規制や指導や機械の能力にあるのではない。現場の中にこそ存在する。現場がプロフェッショナルになっていない!釘、設定など最低限の事ができていない現状にPOKKA吉田氏が迫る。



■チャーリー湯谷



「お客様の心に訴える!これからのパチンコ店成功ストーリー」



今、過去に例のないパチンコ業界最大の「危機的局面」を迎え、成長をあきらめてしまっているホールが少なくない。みなパチが集めた事例を基に、チャーリー湯谷氏がこれからのパチンコ店「成功ストーリー」を提案。



■小池宗人(みなパチ代表取締役)



「お客様目線で思考を前進させる…その為に」



「パチンコ業界をもっと成長させたい!」と本気で考えているホールに現場に「危機感」を共有しながら、現状を好転させるトイレの活用方法、メールの活用方法、ブログの在り方など具体策を提言。





■問い合わせ先アドレス

info@minapachi.net

ホールの接客は見せる接客で真心がない?

1月9日付の「ホール関係者からの反論を待つ」というエントリーで、当のご本人はたくさん寄せられた反論を楽しんでいた、という。



そして、改めてコメントが届いた。



有名大学の教授と一流企業はつながっていて、自分が送り込んだ教え子が活躍するのを見るのが楽しみだという。



では、なぜ、反論コメントを楽しんでいたか、というとこんな理由だ。



「ホールの接客はなぜ、笑顔なのか、なぜ、元気なのか。その理由がちゃんと教えられているのか? 私は世間知らずでもなければ、パチンコ業界もちゃんと見ている。百貨店でホールのような元気な接客を見たことがあるだろうか? パチンコ業界の接客は水商売の接客で、キャバクラが一流企業とすれば、今のままでもいい。水商売の接客なら役立つだろう」



ここで再び疑問を投げかける。



「パチンコはサービス業といえるのだろうか?」



これも反論が来そうだが、先日のコメントの中にお客さんの葬式に呼ばれた話があったが、「それはどんな商売をしていても当たり前のこと」と一蹴する。



サービス業に笑顔は欠かせないが、パチンコは大半の客が負ける商売にも関わらず、笑顔を絶やさないのでそれを「気持ち悪い」と思う人が多い。だから、それが身についてしまったら「邪魔になる接客」と指摘する。



頭のいい学生は自分に役立つアルバイトを選んでやっているとも。



最後にこの一文を業界関係者はどう思うだろうか?



「体育系大学とうちは違う。体育大学系の学生は体を鍛えるためにも、パチンコ屋のアルバイトは玉運びの力仕事なのでいい。しかし、文系のホワイトカラーを目指すのなら必要ない。銀行の窓口で作り笑いの『いらっしゃいませ』をやっているところはない。パチンコ屋の接客は見せる接客で、真心がない」



30年ほど前は、パンチパーマの店員がくわえタバコでホールの表周りをしていた。その当時に比べれば飛躍的に進歩したホールの接客。



この間ホールは一流のホテルの接客を目指した時期があり、紆余曲折して現在がある。



ホールの接客については次の機会に譲る。





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パチンコ新税を掛けられる前に業界がすること

就任からわずか半月で10兆円を超える緊急経済対策を打ち出した安倍首相の手腕に景気回復の期待感が高まる一方で、この10兆円分をどこから補填するのか、という疑問も沸いてくる。



10兆円あまりを公共事業にばらまけば、景気浮揚はあるものの、財政は破綻寸前なのだから消費税を増税を決定したわけで、新たな財源の確保が急務になる。



自民党内部の研究会でターゲットに上がっているのがパチンコ業界だという。税金を取りやすいところを探していると当然目に付く。



消費税導入以前は、娯楽施設利用税がパチンコ店に課せられていた。月額は1台当たり280円だった。



娯楽施設利用税は消費税導入に伴って廃止された税金だが、ゴルフ場だけが、ゴルフ場利用税と名称を変えて生き残っている。



麻雀店、ビリヤード場も娯利税の課税対象だったが、パチンコ店だけを復活させるのはおかしな話になる。



そこで研究課題にされているのが、会員カードを発行する時に、50円課税するとか、特殊景品を認める代わりに、換金時に所得税をかけるとかの案も浮上してきている。



換金時に税金をかければ、パチプロにも税金を払わせることができる、と話は盛り上がっているそうだ。



外から見ればカネがあるように見えるパチンコ業界だが、内情は各店舗も厳しい。



あの大手からも「4円パチンコのビジネスモデルが崩壊しつつある」と嘆き節が聞こえてくる。



特にMAX機の稼働に異変が起こっていることに危機感を募らせるのは都内ホール関係者。



「MAX機が出るととりあえず、追っかけてくれた常連さんが追っかけなくなってきました。その傾向が見えてきたのは昨年の11月頃からで、稼働がいい年末年始に客が離れています。最初から回収に走っていないにも関わらず見向きもしない。朝一の潜伏狙いのプロですら来なくなった」



このホールではライトミドルにお客が流れる傾向が出ていると共に、安心して打てる海に回帰している、という。



4円で稼働が取れなくなった機械を1円コーナーに移動するのは、常套手段だが、何よりも1円のMAX機すら打たなくなった、ということにショックを覚えている。



1円ですらMAXを打たないのだから4円のMAXの稼働が上がらないのは、当然の帰結だ。



されに、これまで主にパチンコを打っていた年配の常連客が最近、スロットに変更した。



理由を聞くと至極納得できるものだった。



パチンコはハンドルを握れば黙っていても、1分間で100発がなくなるが、スロットは自分のペースでゆっくり打てるからだ、という。



どんどん可処分所得が減っている傾向が読み取れる。



取りやすいところから取られる前に、業界はもっと声を上げなければならない。



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物語営業チラシの具体例その1

チラシの「物語営業」を提唱するGGP(市原毅代表)が手がけた具体的なチラシを元に、その内容を紐解いていく。



ホールは一昨年4月29日、静岡県島田市にグランドオープンした「エアポート777」。それまでは多い時で2桁という店舗の再生にコンサルのできるチラシ屋として着手した。







事前予告&整理券配布&会員募集チラシ



■チラシサイズ B4両面

■印刷部数 10万部



今回のこだわりのまとめ



●設計図をチラシに



マンション販売や住宅販売の広告には必ず『間取り図』がある。家を買うわけではないのに、ついつい間取り図を見入ってしまうかたは多い。



そんな間取り図大好きな人達を『間取りスト』と呼ぶらしく、ネットでは間取りスト専門サイトもあるそうだ。



我々の業界におきかえると…



ライバル店がグランドオープンする前に、出入り業者さんが店舗設計図面をドコからか手に入れてきて、ライバル店の図面を初めて見る時のドキドキ感やイケないことしてる背徳感。



また、勤務先にて、新店舗や改築店舗の設計図を上司にコッソリと見せてもらった時の高揚感。



設計図にはそんな魔力がある。



今回の設計図は大都さんの島図面を使用。



現場で打ち合わせをしている時に、大都さんの営業の方が図面を広げていたので、おねだりした所、PDFファイルで頂けることに。



チラシに使用することも大都さんは承諾済み。



●赤えんぴつを使い手書きで書き込み、さりげなく50銭パチンコや2円スロットをアピール



まず、軌道にのせるまでの集客装置である



『50銭パチンコ』



『2円スロット』

をいかにアピールするかを考えた。



ただ、低レートばかり目立ってしまうと、収益の柱である



『4円パチンコ』

『20円スロット』



に悪影響を与えるおそれもあるわけで…、色々試してみて、コレに決めた。



赤えんぴつの手書きの書体がとてもポップな感じに仕上がり、ともすると冷たく質素な印象を与えてしまう設計図チラシに、



『ワクワク感』



がプラスされた。





●キャッチコピー



『毎日パチンコ、したいじゃないですか。』





●右下に小さく、各レート別のテーマカラーを



店内のレート別の装飾カラーと同じに。



チラシには基本的に『赤』と『黒』しか使ってないので、



『2色刷り?セコいなぁ!』



なんて思われないような対策として。





●裏面を見せる為の仕掛け



付箋、いわゆるポストイットを設計図に貼り付けた風に。



赤エンピツと相まって『現場の打ち合わせ』的な雰囲気に。



『裏面にアナタのおウチが!』



と。



●裏面に『Googleアース』の衛星写真地図を



最近、ニュースの事件報道で、現場の場所を説明するときに『Googleアース』の写真地図が使われる事が多い。



これまたナゼか見入ってしまう。



でも、見入ってもスグに次の画面に変わるので、



『もっと見たかったのにぃ~』



と思う事がしょっちゅうある。だったら思う存分見られるように、と。



店舗の場所を、QRコードと共にど真ん中に。



当然、『アナタのおウチ』も裏面のドコかにあるワケで…飛行機のシルエットも真ん中に配置。上空を飛行機が飛んでいる感も出た。



●Attention Please



機内アナウンスといえば、ステレオタイプなこのセリフ。



ただ、ホントにこう言ってるかどうかは、思い出せませんが…







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体を張った時代

暴対法が施行されたのは1991年だから、今から20年以上前の話になる。



暴対法施行前といえば、暴力団の親分から組員が店で遊んでいた時代で、暴力団を体を張って排除していた時代でもあった。



アルバイトでパチンコ業界に入ったその人は熱血漢だった。アルバイト時代から輩の排除をするのが、いつしかその人の役目になっていた。



等価交換営業が主流になり出玉共有が当たり前になった今と違って、ラッキーナンバーの交換営業で、42個交換が主流だったためだったため、玉の横流しは禁止されていた。



玉の横流しを見つけると、相手がヤクザであろうと注意した。4000個終了時代で、それに従わない客とも喧嘩を吹っかけられ、胸倉をつかまれるのは日常茶飯事だった。



ある日、新装開店の日に騒ぐ客を注意したが、一向に従おうとしないので、思わず頬を平手打ちした。



客に手を出してしまった。



相手の年齢は24~25歳。仲間数人と来ていたが、殴った相手がグループのリーダーだった。リーダーが殴られたことで仲間は歯向かってくることはなかったが、すぐに事務所へ連れ込んで諭した。



「(生意気な態度を)気をつけろということですね」と男は素直に謝った。



相手は部落解放同盟の重鎮の息子であることが後から分かった。



お礼参りがあるのではないか、と心配されたが街中で出会ってもお互いにあいさつする仲になった。



客から因縁を付けられても怖くはなかった。



格闘技の経験はなかったが、韓国で軍隊を3年間経験していた。



日本へは留学生として来日していた。



ヤクザの親分からはかわいがられた。



「お前、韓国人か。ワシの両親も韓国や」



その親分はパチンコで遊ぶだけ、遊ぶと「玉は流しておいてくれ」といっていつも帰っていった。



換金はしないで、出玉はそのまま台を開けて、玉をドブに流した。



ある日、チンピラ風のカップルが来店した。



男は20歳を越えているが、女はどう見ても10代の少女だった。



18歳未満は立ち入れないので、注意した。



「おっさん、ワシの女に触るな!」



それが前触れだった。



1週間後、今度は女に高校の制服を着させて再び訪れた。



喧嘩を売りに来たわけだ。



瞬間に怒りのスイッチが入った。



「お前、何様のつもりじゃ!」というなり男の腕を掴み、2階の事務所に上がるエレベーターに連れ込んだ。



男は人違いだと最初は言い訳をしたが、「組のもんや」といって威喝してきた。



「何の組や」と応じることなく、急所を一撃した。



男は電話を貸せというと組に電話を入れた。



電話を代わった。



「うちの組の名前を出しているのに、よく殴ってくれたな。落とし前はつけてもらうぞ」



今まで客とのトラブルは一切怖くなかったが、この時は心底、恐怖心が襲ってきた。



暴対法施行もあってすぐに警察に相談した。



1週間ほど経った夜の9時ごろだった。



2階の事務所から見ていると2台の車がホールに横付けされ、8人がホールに押しかけてきた。すぐに110番すると警察の対応も早かった。



認定団体ではなかったが、その後のお礼参りはなかった。



当時は人手不足もあって、面接で人物的に問題がなければ、入れ墨の入った者でも採用した。



更正したい、という人もいたので拒まなかった。



まじめに働いていたが、入れ墨が入っていることを知らなかった主任がある日、ちょっとしてミスを口汚くののしったことから、我慢ができず、ハンマーを持って追い掛け回した。



この一件ですぐにクビにしたが、「お世話になりました」と礼儀正しく出て行ったこともあった。



「今はホールの従業員がサラリーマン化しすぎてきた。だから汚い奴らの餌食になる」と指摘する。





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