パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

知恵 その2

知恵とは愛情を持ってこれからの人たちに伝えるもの
知恵とは尊敬と感謝の念を持って先人に借りるもの

私はそう解釈しています。

パチンコ業界に限ったことではないとは思いますが、あいにく世の中の全てを知っているわけではないので、曖昧な表現になることをご理解ください。技術や物の捉え方、そしてあり方は大人や権力者が若い人たちへ伝え続けるものだと思うのです。

伝え方にはいろいろな手法があります。物事をダイレクトに一から十まで教えるやり方があれば、その一部分だけを教えて個人の取り組む姿とその成長過程を見続けるものとがあります。

私はおもに後者を選択していますが、特に注意しているのは行動させる際に失敗を想定内に置いておく事です。「一応教えたけれどうまくいくかな」的な感じで良いのです。

私たち先に生きる者は、その誰しもが順風満帆で人生を生きてきたわけではありません。むしろ失敗の数の方が遥かに多いでしょう。だからと言って失敗を乗り越えて今がある、というような自慢話を若い人たちに伝えてみたところであまり効果はありません。そんなことに時間を割くより「自分がチョイスした行動の結果が失敗に終わった」という経験を積ませてあげることが本人に知恵をつけさせるのではないでしょうか。

人間は自分で成長できます。問題も最終的には本人が解決します。

大人はその途中でこんなやり方もあるよ、とヒントを示すだけで良いと思うのです。そのヒントがきっかけとなり、やがて本人が経験することによって知恵に形を変えていくのでしょう。

ヒントを与えて仕事をやらせてみる→途中で確認を入れてアドバイスをする
→それでもダメなら「この方がいい」と一緒にやってみる
→そしてさらに今の環境にあったより良いやり方を一緒に考える

ただこれだけの手順を踏んで行動を共にすれば知恵というものは徐々についてきます。人を育てるということは第一に優先されるべき事柄ですが、実際には後回しにされがちです。大人も権力を持った人もさらに知恵を絞ってどのようなやり方が良いのかを考えなければなりませんね。



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釘調整が違法なら、メーカーは釘調整のいらないパチンコ台を出せば済む話

10月27日には新潟のホールが景品の自家買いと釘調整で経営者らが逮捕。11月7日には仙台のホールが釘調整で経営者らが書類送検。併せてほう助の容疑で釘学校の社長が書類送検、9日には京都のホールが釘調整で経営者らが書類送検、と立て続けに釘調整で挙げられている。

新聞記事を読むと極悪非道なことをやっているように受け止められる。

以下は京都の引用

府公安委員会の承認を受けずにパチンコ台2台の中央入賞口にあるくぎをハンマーなどで曲げて不正に改造した疑い。2009年頃から「くぎ曲げ」を繰り返していたとみられ、店長は「くぎ調整表」と呼ばれるシートを作成。ミリ単位での調整を指示された従業員らが閉店後、測定工具を使って調整していたという。

引用終わり

スロットは設定で利益コントロールが認められているのに、スロットより歴史が古いパチンコの釘調整での利益コントロールが、世間一般からは極悪非道のように受け止められる。

いずれの事案も釘曲げの通報があり、捜査に乗り出しているようだが、これらの一連の摘発は偶然なのか、それとも上からの指示なのか、ということが業界的には気がかりなところである。

「関西で挙げられると思っていたんですが、まさか京都で摘発されるとは予想外でした。次は九州か四国でも挙げられる、という噂もあります。捜査に入って事件化するまでに3~4カ月かかります。ストックしておいたものを吐き出していく感じですね」(業界事情通)

まるで管区警察ごとに釘問題を挙げていくかのようである。

「警察の取り締まりの目的は犯罪や違反の抑止。ゲーム賭博でも最初は警告する。それでもやればしょっ引く。パチンコでも摘発する前に警告するが、無視されたらそりゃ、しょっ引くでしょう。交通の取り締まりを強化して交通事故の件数が減り、死亡者が減れば警察の手柄になる。釘は違法なのに検挙数が少ない。検挙数を増やす時期に来ている」(警察事情通)

封入式と呼ばれていた10年ほど前、封入式になれば釘調整ができなくなると言われたことがあったが、ホール側の猛反発で見送られ、スマパチという形で来年にはデビューする。釘調整しない代わりに設定を付けることが認められたが、無用の長物となっている。

日報で何度も提案しているのがパチコン。1990年代初頭、ユニバーサルグループから発売されたパチコンは、釘調整を必要としないパチンコ機だった。スロットのように6段階設定で、ヘソの釘調整がない代わりに、通常時は電チューによる「入賞率補正」が働いた。

玉がドラム左右のスルーを通過すると、ドラム下の小デジタルが変動する。この時、ドラムの回りが悪い時には、小デジ確率が大幅アップして入賞をサポートする(高確率状態)。逆に、ドラムが良く回っている時は、電チュー確率がダウンする(低確率状態)。この補正機能により、デジタル回転数はおおむね「一分間に約6.5回転」がキープされる仕組みになっていた。

「釘調整は違法と言われているのに、業界が動かないので厳しくするしかない。メーカーが未だに釘調整が出来る機械を出荷していることに対して警察庁は怒りを溜め込んでいる。メーカーが釘調整できない機械を出せば済む問題」(政界事情通)とメーカー責任を指摘する。

それに対して、メーカー関係者は「釘確認シートがあるので、その黒丸の範疇は経年劣化修正のメンテナンス。でも実際には所轄の担当官に理屈が通ることはない…」と歯切れが悪い。

11月15日追記

管区ごとに釘曲げの手入れがはいるのではないかと書いたが、北の方の管区でこんな噂が流れている。

●対象=全店舗

●対象機種=不定。対象機種の9割方稼働停止にさせられる。

●内容=釘確認シートの有無、役比モニタ確認
→ほぼこれでアウトになる。

確認シートでの確認後に諸元表を出し、ピッチ確認。ピッチが違うと稼働停止。
ただ、営業停止、取消し処分は一件も出ていない。

●処分内容=機械稼働停止のみ。稼働させたいなら、諸元表通りに戻して、警察検査を受けろとの事。



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射幸性を上げれば何とかなると思っている考えがそもそもの間違い

ハンドルネーム「通行人」さんが、未だに射幸性を上げれば何とかなると思っている業界に物申す。射幸性を上げるということは一時的に売り上げは上がるかも知れないが、長い目で見ればファンは育つことはなく、パチンコから足を洗うことにつながる。

以下本文

ホールとメーカーが肥大化した大きな理由は、パチンコが純粋に面白かったからではなく、ミニギャンブルとして魅力あった時代にサラ金がバックでのさばっていたからなんだよ。

簡単な審査で数十万がぽろっと借りれたんだろ?
主婦だろうが無職だろうが借りれたって話だ。
数社で数百万って話も聞いた。

そんな馬鹿げたスポンサー(笑)ありきで、無計画無作為に発展したんだから、サラ金がおじゃんになったらそりゃ大変だわな。

メーカーホール共にいまだに客が簡単に借金できる土壌があると勘違いしたかのような営業を続けてる。

うまくいくわけないだろ。

国民が貧乏になった、っていうのは間違っちゃいないが、大きな要因は借金が簡単にできなくなった、ってとこだ。

カネは持っていようが抱え込むようになった。
客はシビアになったんだよ。

なのに、運営側はいまだに射幸性を上げさえすればなんとかなると思ってる。
そもそも客は昔と違ってもう生み出す金が少ないんだよ。

うまくいくわけないだろ。

スマスロスマパチだって現状維持は辛うじてあったとしても、明るくなるなんて事は絶対にない。

大体、ぬるま湯でぬくぬくとやって来た連中に、ゲームとしてのパチンコを面白く作れるとは思えん。

昔はなんでもかんでも出せば売れたしな。
そんな時代に生きたやつらが今のトップだろ?
お先真っ暗よ。まじで。

この業界が変わるにはホール・メーカーの姿勢が変わる以外にない。

何も捨てず何も傷まず今の状態をキープできると思ってるなら、経営する身としては失敗作だと言わざるを得ない。



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第7話 本当の恐怖 ④

わかってるぅん?

「事務所に来い」といキメ台詞をその道のエキスパートであるやくざ屋さんが頻繁に使用していることは、映画やテレビドラマなどで知ってはいた。しかし実際に自分の耳に入ってきたその脅し文句はなぜか臨場感に欠けていた。あまりにも唐突であったがために僕は事態の深刻さを把握できないでいた。
 
独善的な理論をこの目の前にいる二人に対して延々と展開し、まさに有頂天の更なる絶頂域にいた僕の牙城は砂上の楼閣のようにさーっと控えめな音と共に崩れ去ったのである。

「世話役がうちの事務所に来いと言っておられる」

若いあんちゃんの声であった。二度目に聞いたその声は更に不安の渦へと巻き込んだ。彼の顔からもそしてその声からも感情というものが一切感じ取ることが出来ない。普通ならば相手を威嚇するために脅し文句の一つも出るのだろうが、その口調は事務的でいてなおかつ丁寧ではあった。しかしあんちゃんの無機質な声は僕を脅すのに充分に過ぎた。
 
やっと実感がわいてくる。僕はとんでもない方たちにとんでもないことを言ってしまった。自分の顔から血の気が引き始めるのがわかった。膝がカタカタと笑いだし、瞬きはその役割を忘れ瞳孔が開く。頬はひくひくと痙攣をし始め、血の気が失せた唇は紫に変色した。

何かをしゃべろうとする唇から出る音はなく、ただ魚が餌をもらおうとするそのしぐさのようにパクパクと閉じたり開いたりを繰り返す。喉が極度に渇き気管支の穴とのどちんこのあたりがひゅっとひっついた。
 
知らぬ間に僕の目からは涙が流れていた。怖くて、怖くて震えが止まらず涙も鼻水も止まらない。

「どうした、若いの。急に怖気ついてさっきの勢いはどこへ行った」

「あい」

はい、と答えたつもりだった。

「可哀そうに。まあ水でも飲みないね」

世話役は自分の部屋にでもいるような振る舞いで、水差しからコップにじゃぶじゃぶと水を注いだ。僕は勧められるままに八分目まで水の入ったコップを手にする。これから何をやらされるのかを考えると、頭の中に暗黒の宇宙空間が広がる。僕は渡されたコップと世話役の顔を交互に見やる。

「何だ足りないのか」

言うなり彼はさらに水を注ぎ足す。注ぎ足された水は、コップの容量を超えても留まるところを知らず、やがて僕の手を伝わりテーブルへ、さらにそこから僕のズボンにまで及んだ。震えが激震に変わる。

「すいません、すいません。どうか勘弁して下さい。もうしませんから」

こんな時に恥があるわけでもなく外聞なんてさらさらない。今はただこの恐怖から解放されたいという一心で僕はコップを持ったまま世話役に懇願した。

「いいか兄ちゃん。やくざもんはいつでも自分の秤で物事の善し悪しを決めるのよ。世間様がいう常識ってえもんは俺らには通用しねえ。お天道様がクロだって言っても俺がシロと決めりゃあシロだっつうことよ。それがやくざもんの生き様だいね。そこんとこ、わかってるぅん?」
 
この地の方言で「しているのか?」「やっているのか?」という疑問形を「してるぅん?」「やってるぅん?」という具合に鼻から声を抜いて語尾をるぅんと 上げる。日常の会話であれば調子の外れたこの言葉につい笑ってしまうのだが、今日の世話役の「わかってるぅん」は逆に怖い。僕の恐怖心はそんなものが実際にあるどうかは知らないが、最高潮のそのさらなる上に達した。

「ひいいい!わわわ、わかってます、はい、もうほんとうに」

本当は何が何だかわかっていないのである。とにかく今は抵抗だけはすまいと観念した。
 
事の善し悪しはその全ての原因が己にあると誰かが言っていた。正しいことを主張した僕は間違っておらず、しかしその方法に誤りがあった。しかしこの世話役は僕の主張も方法も自分の秤において間違っていると言う。

僕は恐怖に慄きながらも自分のどこがいけなかったのか、何を間違ったのかを今一度必死に考える ことにした。そこに少しでも情状酌量の余地があれば助かる見込みがないわけでもないからだ。
 
きっとあるはずだ、このお爺さんにも情っていうものがあるのだろうからそこを糸口に出来ないものか、と考え始めた矢先のことだった。

「おい、若いの顔を上げろ。△□*?@・・・!」

世話役はいきなり僕に顔を近づけて何やらわけのわからない言葉を口にし始めた。

うなだれていた自分の頭を持ちあげ世話役の顔を見上げた瞬間、僕は驚きのあまり椅子ごと後ろにのけ反り、とうとう倒れこんでしまった。

つづく


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失敗を恐れずに低価交換営業を

現在人材派遣会社の本社に勤務するA子さん(37)は、パチンコ業界からの転職組だ。簿記・会計の資格を持っていたので現職へ転職出来た。

A子さんは大学新卒でホール企業に就職した。現場経験をした後、本社勤務となった。そして、現場管理という名目で6年ぶりに現場復帰して驚くことだらけだった。

A子さんが新入社員当時にいた現場と一番の違いが、お客さんの入りだった。かつては、地域一番店が当たり前だった。その時の光景の欠片も見当たらないことに愕然とした。

一番の原因は4パチ稼働の低下だ。4パチの稼働がほとんどないために、店全体に活気がない。稼働低下=売り上げ低下で業績も相当に落ち込んでいた。

「全国稼働率ランキングのトップ10に自社のホールがない」とA子さん。

現場の店長からはボヤキしか聞こえなかった。

A子さんと同世代の30~40代の店長が「定年までいられるのか?」と不安を募らせていた。

店長の給料は満足の行くものだった。だから辞めたいとは思ってはいないが、業績を上げることができず、降格される不安もあった。

本社勤務では業績が右下がりだということは数字の上では把握していたが、現場の空気に直接触れるうちに、店長経験もないA子さんは「真っ先に切られるのは自分」と思うようになった。

本社勤務から現場へ戻されたのは、肩たたきだったことに気づくようになった。

エリア長が臨店すると現場は無理矢理テンションを上げまくるが、エリア長が帰ると気が抜けたようにテンションが下がる。

その光景を見るたびに、A子さんの決意が転職へと固まった次第だ。

等価営業も時代にそぐわないものになって久しい。

現在残っているユーザーはいわば等価漬けされたユーザーなので、低価交換にすると当然反発する。それを恐れて簡単には低価交換営業には舵を切れない。しかし、そんな冒険ができるのは財務体質がしっかりしたホール企業しかできない。

失敗を恐れず、実験的に低価交換にチャレンジして欲しいものだ。これ以上、遊技人口を減らさないようにするために、業界に残されている道は交換率を下げて、遊技人口のすそ野を広げることしかない。それで稼働が上がれば皆、右倣えとなる。

団塊の世代が鬼籍に入る10年先の業界を想像したら、それを敢行するのは今しかない。それを諦めてしまうと新規事業の開拓にどうしても力が入ってしまうのだろう。



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