給料が上がらない中、働き方改革の動きもあり、副業を認める大手企業も出てきている。そうした流れから好きなこと、得意なことなどの「趣味」でおカネを稼ぐことも注目されている。
代表的なものを挙げると、動画編集・カメラマン ・プログラミング ・ブログ運営 ・ライティング ・イラストやデザイン などがある。
ここからは大好きなパチンコを副業にしている都内在住のAさんの事例を紹介しよう。パチンコを副業というとパチプロを想像しがちだがそんな単純なものではない。
Aさんのパチンコ好きとは、とにかく、打ったことがない台がないほどで、発売された台は全て打ってきた自負があった。Aさんの凄いところは、打つだけでなく、写真と共にその台を打った感想や特徴などをノートに記録して行ったことだ。元々はその台の攻略法を探ることから始め、自分なりの攻略法も書き溜めていた。
今から10年ほど前、Aさんはホールで仲良くなった客に自分のパチンコ自慢を始めると共に、それは全部ノートに記録していることを話した。
この話に食いついてきた客は、実はパチンコメーカーの役職者だった。
後日、実際にノートを見せてもらうと様々なことが克明に記されていた。「この人は使える!」と閃き、Aさんのノートは社長も目を通すことになった。
こうしてAさんはメーカーのアドバイザリー契約を月10万円で結ぶことになる。月1回の会議に出席して、Aさんが思いついたアイデアを発表する場ともなった。これまでにAさんのアイデアが形になったものもあるようだが、それは守秘義務契約で話すことはできない。
「メーカーの開発者の発想は保留玉が1個になった時に、打つのを諦めさせないために激アツリーチを入れようとする。しかし、そんな演出はすぐ客に見破られる。そんな発想だからパチンコが衰退する」(Aさん)と指摘した後、こう続ける。
「一度座ったら気持ちよくて、立ちたくなくなる台。ずっと座っていたくなる台。こういう発想が必要」と示唆する。
昔、遊技椅子でマッサージチェアが発売されたことがあった。肩を指圧してくれる椅子だったがヒットすることはなかった。ま、こんな陳腐なアイデアではないだろう。
ちなみに現在Aさんのギャラは月13万円にアップしている。アップ分の3万円は他メーカーの新台を打って、その詳細を会議で報告するための軍資金でもある。
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