パチンコ日報

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釘調整が違法なら、メーカーは釘調整のいらないパチンコ台を出せば済む話

10月27日には新潟のホールが景品の自家買いと釘調整で経営者らが逮捕。11月7日には仙台のホールが釘調整で経営者らが書類送検。併せてほう助の容疑で釘学校の社長が書類送検、9日には京都のホールが釘調整で経営者らが書類送検、と立て続けに釘調整で挙げられている。

新聞記事を読むと極悪非道なことをやっているように受け止められる。

以下は京都の引用

府公安委員会の承認を受けずにパチンコ台2台の中央入賞口にあるくぎをハンマーなどで曲げて不正に改造した疑い。2009年頃から「くぎ曲げ」を繰り返していたとみられ、店長は「くぎ調整表」と呼ばれるシートを作成。ミリ単位での調整を指示された従業員らが閉店後、測定工具を使って調整していたという。

引用終わり

スロットは設定で利益コントロールが認められているのに、スロットより歴史が古いパチンコの釘調整での利益コントロールが、世間一般からは極悪非道のように受け止められる。

いずれの事案も釘曲げの通報があり、捜査に乗り出しているようだが、これらの一連の摘発は偶然なのか、それとも上からの指示なのか、ということが業界的には気がかりなところである。

「関西で挙げられると思っていたんですが、まさか京都で摘発されるとは予想外でした。次は九州か四国でも挙げられる、という噂もあります。捜査に入って事件化するまでに3~4カ月かかります。ストックしておいたものを吐き出していく感じですね」(業界事情通)

まるで管区警察ごとに釘問題を挙げていくかのようである。

「警察の取り締まりの目的は犯罪や違反の抑止。ゲーム賭博でも最初は警告する。それでもやればしょっ引く。パチンコでも摘発する前に警告するが、無視されたらそりゃ、しょっ引くでしょう。交通の取り締まりを強化して交通事故の件数が減り、死亡者が減れば警察の手柄になる。釘は違法なのに検挙数が少ない。検挙数を増やす時期に来ている」(警察事情通)

封入式と呼ばれていた10年ほど前、封入式になれば釘調整ができなくなると言われたことがあったが、ホール側の猛反発で見送られ、スマパチという形で来年にはデビューする。釘調整しない代わりに設定を付けることが認められたが、無用の長物となっている。

日報で何度も提案しているのがパチコン。1990年代初頭、ユニバーサルグループから発売されたパチコンは、釘調整を必要としないパチンコ機だった。スロットのように6段階設定で、ヘソの釘調整がない代わりに、通常時は電チューによる「入賞率補正」が働いた。

玉がドラム左右のスルーを通過すると、ドラム下の小デジタルが変動する。この時、ドラムの回りが悪い時には、小デジ確率が大幅アップして入賞をサポートする(高確率状態)。逆に、ドラムが良く回っている時は、電チュー確率がダウンする(低確率状態)。この補正機能により、デジタル回転数はおおむね「一分間に約6.5回転」がキープされる仕組みになっていた。

「釘調整は違法と言われているのに、業界が動かないので厳しくするしかない。メーカーが未だに釘調整が出来る機械を出荷していることに対して警察庁は怒りを溜め込んでいる。メーカーが釘調整できない機械を出せば済む問題」(政界事情通)とメーカー責任を指摘する。

それに対して、メーカー関係者は「釘確認シートがあるので、その黒丸の範疇は経年劣化修正のメンテナンス。でも実際には所轄の担当官に理屈が通ることはない…」と歯切れが悪い。

11月15日追記

管区ごとに釘曲げの手入れがはいるのではないかと書いたが、北の方の管区でこんな噂が流れている。

●対象=全店舗

●対象機種=不定。対象機種の9割方稼働停止にさせられる。

●内容=釘確認シートの有無、役比モニタ確認
→ほぼこれでアウトになる。

確認シートでの確認後に諸元表を出し、ピッチ確認。ピッチが違うと稼働停止。
ただ、営業停止、取消し処分は一件も出ていない。

●処分内容=機械稼働停止のみ。稼働させたいなら、諸元表通りに戻して、警察検査を受けろとの事。



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