山田塾は釘の技術を通して個々の成長を促す学校です。決して釘調整を勧めたり、コンサルティング活動をしたりするものではありません。
と、手前勝手な理屈を捏ねてみたところで世論も併せて釘の学校は活動してはまかりならないということが明白になった。理由は他社の書類送検という事実により風俗営業法違反の幇助罪というレッテルを貼られたからにほかならない。この会社の社長は私の研修法の流れを汲んでいて過去に一緒に仕事をしたことのある方である。今回は山田塾が書類送検されなかったという安直な理由で将来取り調べの対象にはならないという保証は一切ない。
もとより釘曲げの取り締まりが強化された頃から私はこのような事態は後々あり得るものと予見していた。だから今回の件で慌てふためく事はなかった。問題は山田塾がどうこうということになく、山田塾とつながりのあるホールさんにご迷惑がかからないか、という一点にある。これは私が大いに危惧するべき点であるから今後おおっぴらな活動はやはり自粛することにした。
以下は笑い話になってしまうが、家内や娘たちが山田塾のホームページを閉じた方が良いとしきりに言うものだから、渋々その作業に取り掛かろうとしたらページが開けなかった。一瞬私は愕然とした。誰かが強制的に閉じてしまったのか。だとしたらそれは一体誰なのだ。とここでは狼狽えたのだが、よくよく考えてみればそんなことはできるはずもなく、あり得ることではない。
気を取り直して調べてみたら山田塾のドメイン料が今年の5月のカード切り替えから落とされていなかったのが原因だと判明した。私は少し考えた。「神様がもうやめなさい」と言っているのかもしれない。偶然にしてはこのタイミングはできすぎている。とひとり失笑したものだ。
やめ時は私の決断によるもの。引退の花道が華やかなものになるのか、それとも見窄らしいものになるのか。そんなことは全くと言っていいほど考えていない。そもそも釘調整の技術を伝える者に引退の花道など最初からあるはずもないのだからして。
今後は求めず、期待せずの方針でこの業界に居続けることと思う。ビジネスとして考えなければ済む話であるから書類送検という憂き目に遭うまでは私の日常に大きな変化はない。
そして取引先から「ご苦労さん」と肩を叩かれればそこで終わる。ただそれだけの話だ。開店休業は私に何をもたらすのか。今は全くわからないがそれでも私は生きていくことだけは間違いなさそうだ。
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