パチンコ日報

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機種のセグメントを工夫する

このコラムの大きなテーマは『お客様と店舗を繋ぐ魅力づくり』ですが、絶対条件としてのつながりは、“台(機種)とお客様のつながり”になります。

好きな機種、楽しめる機種のレパートリーがあるからこそお店に足を運んで下さります。
そして、機種とのつながりだけでなく、自店で遊技してもらう取組みも必要です。

『お客様と店舗を繋ぐ魅力づくり』の絶対条件となる“台とお客様のつながり”を作るには、「この機種は面白そう」と思える取組みが欠かせないものになります。

分解という言葉を辞書で引くと、『一つに結合しているものを要素や部分に分けること』とあります。
全体で見ると分からないが、分けると解るようになります。

店内では大きな分け方として、『パチンコ・スロット』『4P・1P・20S・5S』『ミドル・ライトミドル・甘・ハネモノ』『Aタイプ・A+RT・AT・A+AT』のように分けているケースは普通に見られます。

ここまででお客様が『分かれているがどこまで解っているか』を考えると、あくまでもパチンコだと機種の確率帯、スロットだと大まかなタイプまでとなります。

機種に詳しいお客様であれば、これで好みの機種を探せるかもしれませんが、“台とお客様のつながり”を作る販促物は、基本的にあまり機種に詳しくないライトユーザーのお客様視点で実施する必要があります。
よって、ここから更に機種のセグメントを工夫する必要があります。

現在は、パチンコもスロットもバラエティ機種が増え、機種もいろんなタイプがあるのでライトユーザーの方々からは「複雑」に感じられます。

パチンコでは機種の確率帯から更に、『1種2種・ST・V確ST・大当りのラウンド数・継続率・・・・・』とさまざまな特徴の機種に分かれていきます。

スロットは、純増枚数やチャンスゾーン経由、コインの増え方などさまざま過ぎて、私も台を見ただけでは「どんな機種だっけ?」となります。

そこで、確率帯や大まかなタイプから、機種を更にセグメントしてお客様が好みの機種と出会えるためのサポートであり、販促物が必要になります。

完全に理解できる販促物ではなく、あくまでも興味関心が湧き、「面白そう・自分に合いそう・打ってみたい」という気持ちを生み出すところまでです。

さまざまな機種があるので、これをやれば上手くいくというものではなく、セグメントの仕方の工夫を常に実施してお客様に訴求していくものです。

例えば、私がクライアント様と実施して比較的反応が良かったのが。『短時間でも楽しめる』というコーナー訴求です。
これはライトミドルと甘デジのコーナーで、1種2種の機種を集めて訴求しました。

現在だと、継続率90%オーバーコーナーなども作れます。

継続率は80%だと平均大当り回数が5回、90%だと10回になります。
継続率はたった10%の違いですが、継続回数は2倍になるので、このような内容もお客様に訴求したりします。

これ以外にも、どうセグメントをし、その特徴をどのように訴求するかを工夫してお客様の機種選びのサポートをする。
どんな工夫が出来るか、皆様もぜひチャレンジしてみてください。(訴求時の表現方法はお気を付けください)



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求人広告で注意すべき法的規制

採用支援の㊙ブログより

求人広告を出す際には、労働基準法/男女雇用機会均等法/最低賃金法/職業安定法/雇用対策法などを理解した上で行う必要があります。

多くの場合はNG記載があれば、求人会社から作成段階で指摘を受けますが、最近では自社サイトで募集する企業が増えており、ネット上にはNG事項を正さぬまま募集が出ているケースもよくあります。

★求人広告に記載NGの一部事例

主婦歓迎✖ ⇒ 主婦(夫)歓迎〇

外人✖ ⇒ 外国人〇

募集人数の記載 ⇒ 男性と女性の採用人数の内訳記載は✖

営業マン✖ ⇒ 営業マン(男女)〇/営業スタッフ〇

看護婦✖ ⇒ 看護師〇

ウエイター✖ ⇒ ホールスタッフ〇/フロアスタッフ〇

ガードマン✖ ⇒ 警備員〇/セキュリティスタッフ〇

性別で異なる基準は✖ ⇒ 男性は経験必要で女性は経験不要 ⇒ ✖

女性秘書✖ ⇒ 秘書〇

特定の年齢層に限定 ⇒ 若い方歓迎✖ 

地域の特定 ⇒ □□県にお住まいの方✖

★最低賃金のよくある記載ミス

22時以降の最低賃金×25%割増(深夜)を記載忘れ


★休憩時間のよくある記載ミス

6時間を超える場合45分以上の休憩が必要

8時間を超える場合60分以上の休憩が必要

★最近変わったこと

2020年秋より、性別欄を設けない履歴書が流通

上記のような記載ミスは、企業の信用を落としかねないため、採用業務に関わる方は最低限の知識が求められます。



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メダルレスパチスロ・スマートパチンコが予定より遅れるワケ

2020年6月12日に開催された日電協の総会で、メダルレスパチスロの進捗に関して情報島によると次の様に報告があった。

「当初2021年2月くらいまでとしていた供給目標は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で数カ月延びている」とし、「できる限り急ぎたいが今のイメージだと2021年の春ぐらいに目標を遅らせた形で調整していきたい」と説明。そのうえで「メダルレスはメダルが無いため衛生的で、特に今のコロナの状況を踏まえて、衛生面も含めて現行機との差別化が図れるようにというところも行政にお話をして、2021年春を目標に取り組んでいきたい」と話した。

で、計画通り今年の春にメダルレスは登場したのか? そんな形跡も一切なく、今年6月11日に開催された日電協の総会の報告はデジャブだった。

メダルレスのプロジェクトリーダーでもあるサミーの里見治紀理事が進捗状況を次のように説明している。

(遊技通信より引用)

「先行しているメーカーもあるが、そうしたメーカーが筐体のプレゼンなどをこれから組合員に対して行い、開発に着手していないメーカーがいち早くキャッチアップできるよう取り組んでいる状況。また、販売拡大の施策としては、ホール団体への一層の啓蒙、どういうメリットがあるかをしっかり伝えていき、その先にユーザーに向けての啓蒙をしていくことを検討している」と現状と今後を説明した上で、リリース時期については「保通協適合状況によるが、来年の春に向けて鋭意努力していきたい。旧規則機の撤去期限が1年延長になり、各メーカーは旧規則機撤去のための6号機の開発・申請を優先したためにメダルレス遊技機のリリース目標が遅れることとなった。来年春に向けてリリースできるよう準備していきたい」とした。

引用終わり

また1年先延ばしになった。ここまで開発が遅れているということはどういうことなのか? パチンコの方も封入式~管理遊技機~スマートパチンコ、と名称を変えながら、「来年には登場する」を繰り返しながら、一向にリリースされる気配がない。

それはどういうことかと言うと、売れる見込みがないためにメーカーも力が入らないのではないだろうか、と勘繰ってしまう。

スロットに関しては、メダルレスになれば当然出玉演出ができない。パチンコで4円に力を入れているホールでは、未だに箱積みを頑なに続けている。出玉は見せることに意味がある、ということか。

メダルレスに大手ホールも期待していないのか、むしろ30パイの機種が多くリリースされることを望んでいるぐらいだ。25パイよりも出玉感が演出できる、というのが理由。

スマートパチンコに関しても当初の予定から2~3年以上遅れている。先行するメーカーは今年の秋にも発表すると言っていたが、その気配はない。名称を管理遊技機からスマートパチンコに変更した日工組の榎本理事長は、来年4月を目標に準備を進めることを明らかにした。

ただ、大手ホールは予定されている価格では「高過ぎる」と拒否反応を見せている。

あるメーカーの営業サイドは開発に対して「高くても買わざるを得ない機械を作れ。それを考えるのが企画であり、開発だ。それができない限り会社の業績は上がらない」と発破をかける。



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歩数人事評価

人事評価制度は数々あれども、パチンコ店の人事評価について人事戦略研究所は留意点を次の様に挙げている。

何はともかく “従業員目線” で分かりやすい

パチンコ店では複雑な人事制度は必要ありません。極論を言えば、「公平さ」などよりも「分かりやすさ」を追求すべきです。会社が求める成果(役割や能力)が明確で、その評価結果がシンプルに伝わり、評価結果により給与がどう変わるのかを、とにかく「シンプル」に「見える化」することが大切です。

仕事内容(等級責任基準)は出来るだけ具体的に

業界内で一般的な、あるいはその企業自体の歴史として積上げられた「求められる仕事内容」があれば、職務基準は多少”曖昧”に記述しておいても大丈夫です。しかし、そういった概念が薄かったパチンコ店では、求める仕事内容(等級責任基準)は、多少分量が多くなっても、出来るだけ明確に、具体的に記述しておく必要があります。

以上引用終わり

パチンコホールらしい評価を実施しているホールがある。

ホールの台数規制が撤廃されるまでは、300台が標準的なサイズだった。その当時と言えば、玉箱の上げ下げからラッキーナンバー制の札差作業などを4~5万発稼働の忙しい時でも、表周りは2人でも回せるように教育していた。各台計数機が定着して稼働も下がった今とは比べ物にならないほどの忙しさの中でやっていた。生え抜きならそれが当たり前となるが、中途入社では音を上げて辞めていく。

一般社員から初めての役職である副主任に上がると、見込みのある副主任には万歩計を持たせた。1日の勤務時間で何歩歩いたかをチェックするためだが、それが店長に昇格する時の参考になる。

島の中を積極的に歩き回り、客への気づきや客が飲み捨てた紙コップなどを拾う人間性を見極めるためだ。

人間はどうしても楽がしたい。誰も見ていないと思って歩き回らない役職は、一般社員への手本にもならない。つまり、要領よく立ち回るような人間を足切りする目的がある。

今は監視カメラでどれだけ歩いているかをチェックしている。歩数評価は1時間当たり何歩歩いているかだが、ここにはトラブル処理があった時と、なかった時を換算しながら1年間を評価すると、頭は良いが要領もいいタイプが浮かび上がってくる。努力する社員は上に上げるが、努力しない社員は、模範にならないので店長に昇格することはない。

人が見ていないところでは仕事をさぼる。そんな人材を排除することで強い組織に育てる。

歩く人では1日15~20キロもホール内を歩いている。歩き回ることは脂肪も燃焼して成人病の予防にもなり、健康にもいい。



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メーカーの人材難で起こる問題

矢野経済研究所によるとパチンコの販売台数は2017年が140万8000台、2018年が137万7000台、2019年が96万3000台、2020年が81万台、と右肩下がりで落ち込んでいる。

2005年には404万7000台も販売されていた時代に懐かしさを感じる。当時はまだ1パチも登場していなかった。ボックス買いの“3即営業”という悪しき慣習が横行していた頃でもある。

メーカーにとって年間400万台の新台が売れていた時代から坂道を転げ落ちるような現在の販売台数は如何ともしがたいだろう。低貸しが主流となり、ホールの廃業は今後とも続くものと思われ、販売台数の回復は期待できる要素がない。

ホールの経営状況が厳しいときにも、メーカーは自らが生き残るために、販売台数が下がるのをカバーするために、新台価格を上げ続けてツケが返ってきている。

メーカーも組織が大きくなりすぎて、簡単に新台価格は下げられないのは分かるが、それならパチンコに興味のない新規客を開拓できるような、斬新な機械を開発するのがメーカーの使命でもあろう。ギャンブル性に頼るのでなく、適度の射幸性を満足させる機械が欲せられる。

メーカーの台所事情の厳しさが下請け会社から漏れてくる。

「2~3年先に販売する機種の案件が入ってくる時期に大手以外が入ってこなくなっています。販売まで1年半がギリギリですが、仕事のスケジュールが空欄だらけです。下位メーカーは開発費が捻出できない状態にあることが伺えます。2~3年先の案件があるメーカーは資金に余裕があるということですが、余裕のないメーカーが増えた。こっちに仕事が回ってこないので、ヤバさを肌で感じています」(下請け会社のSE)

メーカーの担当者と20年来のつながりがある下請けのプログラマーは、腹を割って話せる間柄だ。

「ウチの20~30代の開発で重要な立場にある社員が7人も辞めた、というか逃げてゲーム業界へ転職してしまったよ。かといって人材がすぐに補充できるわけでもない。中途採用でヘッドハンティングするにもカネがかかる。今貰っている年俸の2~3割増しは提示しなければいけない。大手じゃないからそんなに給料も払えない。人材難が起き始めているよ」とメーカー担当から打ち明けられた。

メーカーが開発の要である技術者がいなくなれば、当然、ヒット機種も生まれにくくなる。ヒット機種が出なければ、ボーナスも出なくなり、優秀な人材から見切りをつけ、ますますヒット機種は生まれなくなる。

今春、ある大手メーカーが業界誌の広告出稿を全部引き上げた。付き合いで出していた広告を取り止めなければならないほど、経費削減を迫られている。

ホールもメーカーとの付き合いで、仕方なしに買っていた抱き合わせ機を買わなくなった。在庫を抱えたくないメーカーは、売れ残った機種を“特別価格”で上得意ホールには引き取ってもらっていたが、それでも捌けなくなり廃棄した機種も出てきたそうだ。

「一番危ないのは100人ぐらいの規模の会社。売れなくても固定費の人件費はかかる。逆に少数で開発もほぼ外注で固定費がかからない会社の方が案外しぶとく生き残れる。新台価格が50万のところで、25~30万の価格なら安く感じる」(下請け会社のSE)

付き合いも消滅しようとする今日この頃である。



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