これは9月13日、大阪・北区の「フリーダム」(平川順基社長)が新型コロナワクチンの職域接種でパチンコ店を接種会場にしたことが、全国ネットのテレビニュースでも流れ、それを見た感想である。
同ホールは第1回目の接種を9月13日、14日、第2回目の接種を10月12日、13日の計4回実施する。
パチンコ店は売り上げが下がり一方で、1日たりとも営業を休めない状況が続いている。1000台クラスの店を4日間も休むことはとても真似できることではない。このクラスなら数千万円近い売り上げを失うことになる。
フリーダムが用意したワクチンは1500人分。地元の私立総合病院の協力の下に、同社や関連会社の従業員や家族、地元天神橋筋商店街の関係者、ホール会員などがワクチンを接種した。
接種方法はパチンコ島4島を片側だけ使い、ワクチン接種者は1台おきに座って待機。キャスター付きの椅子に座った看護師が注射を打ちながら移動していくので効率よく接種が進んだ。接種した後は、経過観察のためにホールスタッフが呼び出しランプのタイマー機能を15分にセットして、体に異変がなければ終了となった。異変を感じたら押しボタンを押せばいい。15分間の経過観察などは、押しボタンの食事タイマー機能が大活躍だった。
接種者は座ったままで移動することなく、座ったままで完結するので接種会場としては、パチンコホールは一番理想的な場所とも言える。
実際、接種した人がネットニュースに次の様に書き込んでいる。
「それにしてもパチンコ屋を会場とは、なかなか良いと思います。15分経過も測定出来るし気分が悪くなった際も呼び出しボタンが各台にある。席を一つずつ空けるだけで距離もとれる!今は仕切りも付いてるし換気の設備も良い。ある意味最高の接種会場!」
「パチンコ屋でワクチン接種っていいですね。個人的には呼び出しボタンがあるという点がこりゃ便利と思いました。あとパチンコ屋での接種に限らず、接種を受ける人を座らせておいて、接種者が移動しながら接種するほうが効率的で早いです」
パチンコホールを接種会場にした理由を平川社長はこう話す。
「大阪では大規模接種会場は立地的に不便なこともあって当初は集まりが悪かった。その点パチンコ店は駅前で立地もいい。店内換気も良く、クラスターも発生していない。接種会場としては打ってつけだと考えました。今後は社会的課題に取り組まないとビジネスも難しくなる。社会的課題に取り組むために4日間休むことはいいことだと考えました」
平川社長よく知る大阪のホール役員はこう絶賛する。
「NHKが店名を出して誉めたなんて歴史的です。かつてない好意的に報道されている姿に涙が止まらない。アイデアも実行力も素晴らしい。ホンマにファインプレーです。どれだけの業界人が喜んだか! 平川順基社長グッジョブ!」
社会貢献をまさに目に見える形で実践する。業界にもこうした輪が広がって欲しいものだ。
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