パチンコ日報

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ホールの駐輪場を考える

ホールの立地として駅前型が多い。駅前型でも大抵のホールが駐輪場を確保している。ところが、ホールを悩ませるのが遊技客以外の通勤客がパチンコ店へ止めることだろう。





本来のお客さんが止められなくなったら困るので、駐輪場監視員が常駐しているケースもある。



この写真を見て何か気づいただろうか?





よく、注意して見ると泥除けの先の方にガムテープが貼られている。



これは営業時間を過ぎても止めている自転車に対して貼っているものと思われる。当該ホールに確認したら営業時間を過ぎて駐輪場から外に出す時に、貼っているとのこと。



営業時間を過ぎても止めているとハンドルに警告文を貼るケースもある。このガムテープ作戦は違反常習者を見分けることはできるが、それ以上でもそれ以下でもない。



ホールの客でもない自転車を阻止するには、一歩突っ込んだ手段を取るホールもある。



営業時間を過ぎた自転車に対して、頑丈なチェーンでロックして、「事務所までお越しください」の張り紙を付ける。



「違法駐輪をそのまま返すのはしゃく。一応謝ってもらいたい」という思いからチェーン作戦に出た。



ところが、この作戦も万全ではない。このホールの客同士が意気投合して、閉店後に飲みに行った。



「ロックされて歩いて帰るはめになった」と翌日こっぴどく文句を言われた。



初詣のメッカで広い駐車場を備えているホールは、年末年始ともなると他府県ナンバーの車が大勢止まる。明らかにパチンコ客ではなく、初詣客だ。



20年以上前、このホールの駐車場で珍事が起こった。



閉店後も1台の他府県ナンバーの車が止まっていた。店長が車の様子を見に行くと中で一人の男性が寝ていた。



窓ガラスををノックすると起きてくれたが、酒臭い。酔いを覚ますために寝ていた。かといってこのままにしておくことはできないが、このまま外に出したら飲酒運転になる。



そこで警察に相談したら、レッカー移動とのアドバイスをもらった。



レッカー移動は1万2000円。



男は「店長に6000円あげるからこのまま朝まで寝かせて」と懇願してきた。



それもできないので、最後に店長が取った手段が、近くにあった24時間営業のファミレスまで店長が運転して、コーヒーで朝まで店で時間をつぶしてもらうことにした。



このホールは、駐車場は厳しく管理していたが、駐輪場も日ごろからパチンコ客ではない人の自転車で溢れかえっていたが、「自転車は地元の人だから、目を瞑りなさい」との指示を出していた。



駅前立地という場所柄から、あえて通勤客にもホールの駐輪場を開放するケースもある。普段から社会貢献活動を標榜しているが、有言実行の小さな社会貢献、といえる。





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