パチンコ日報

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外国人観光客を取り込めないパチンコ業界の問題点

ピーク時の遊技人口から1/3にまで減少したパチンコ業界であるが、スキー人口もピーク時の1860万人(1993年)から2012年には790万人、と6割減となっている意味では同類といえる。



共通していることはパチンコもスキーもおカネがかかるレジャーということ。スキーはその後スノボーが登場して若者を惹きつけたように、パチンコもスロットによって若者を吸引しているものの、人口には伸び悩んでいる。



ところが、北海道のニセコ、長野の白馬村と一部のスキー場ではあるが、外国人スキーヤーで活況を呈している。



特にオーストラリア、ニュージーランド、台湾、シンガポールから日本のパウダースノーを求めて、スキー客が押し寄せている。その模様はテレビでも紹介されるほど。ゲレンデは日本人よりも外国人客の方が多いほど。



なぜ、彼らが日本のスキー場を選ぶのか?



雪質以外では円安に加え、同時多発テロ以降、日本の治安の良さが見直されたこと。リフト料金が海外のスキーリゾートよりも安いこと。そして、日本のスキー場には温泉があること。これら日本のスキー場のよさが見直されて、年々海外組のスキー客が増加している。



外国人客で活況を取り戻しているのは、スキー場だけではない。



茨城県は関東圏の中でもこれまで外国人観光客がスルーする場所だったが、茨城空港と上海が結ばれたことで、中国人観光客が増加して、茨城県久慈郡大子町袋田にある日本三大名瀑の一つに数えられている「袋田の滝」は中国人観光客の観光スポットとして賑わっている。



前振りが長くなった。



何がいいたいか。これは前々から提案していることだが、日本の良さが外国人に認められて観光客が増え、その恩恵にあずかっている業種がたくさんある中で、パチンコ業界が外国人観光客を取り込めていないことだ。



パチンコは日本が世界に誇れる文化だった…。



過去形になっているところが問題で、回らない釘ではおカネがかかり過ぎて、本来のパチンコの面白さを伝えられない現状の壁が大きく立ちはだかっている。



ただ、スキー場も外国人観光客受けしている場所が局地的なように、パチンコも立地によっては外国人観光客を取り込める場所はあるはず。



温泉街にある昔ながらパチンコホールなどは、パチンコに触れてもらえる格好のスポットともいえる。まず、外国人観光客を取り込むためには、昔ながらの単純でアナログでメカニカルな機械が求められる。







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