アメリカングラフィティーをイメージした店内はピンクを基調に、ポップな感覚に仕上げられている。

まったくの新規店舗。知名度はゼロ。会員募集も一から始めなければならない。グランドオープンの告知は新聞の折り込みチラシを使うが、スロットユーザーは若年層が多いため、効果は未知数だ。
では、どうやってスロットユーザーにスロ専を認知してもらうか? この課題に注目したのがスロッターの多くが利用している「一撃」だった。

「スマホ片手に機種解析を見ながら打っているスロットユーザーが少なくありません。どのサイトを見ているのか聞いてみたら、一撃だったんです。それならここに広告を載せれば注目度も上がる、と考えました」と話すのは同店の中村営業本部長。
一撃のウリは攻略情報などの設定判別だ。スマホで「スロット解析」「バジリスク解析」などの検索ワードを入力すると、トップに出てくるのが一撃でもある。月間ページビューは1400万PVで、ユニークユーザー数は100万人にも及ぶ。
一撃にはトップバナーに広告を掲載することができる。スマホのGPS機能を使って、市や区単位で独占的に掲載できる。
同ホールが使ったのは、昨年12月から新たに加わったグランドオープン情報だ。これは新聞を取っていないユーザーからの要望で新たに加わったカテゴリーだ。トップバナー広告と違って、GPSとは関係なしで全国どこから同じ情報を見ることができる。

ちなみに、掲載料は1週間で5万円。オープン前後1週間を安価に告知できる。グランドオープン情報には店名とオープン日のみが掲載されているが、店名をクリックするとピーワールドの自店のホームページに飛ぶ。詳細はピーワールドという算段だ。
「スロッターは行動範囲が広いので、このグランドオープン情報は有効ですね。新聞チラシやパチンコ雑誌、そしてネット、とまずは、県下最大級のスロ専を認知していただくことが先決ですから、できるだけ色々な媒体を使いました。一撃はスロッターに、安価で直接訴求できる点がメリット。まずは、来店していただかないことには始まりません。後は、イベントでは差がつけられない時代なので、ジャグラー、ハナハナを軸にリピーターを増やしていきます」(同)
なお、一撃への広告はパック・エックスが窓口となっている。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。コメントがエントリーになる場合もあります。