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バジリスク絆の天井は必要なかった

バジリスク絆が予想外に良い稼働をしています。



初代バジリスクのシステムを純増2,8枚のAT機にして、バジリスク2の演出を多く使っているものが、これほどのヒットをするとは思いもしませんでした。バジリスクは独特の世界観があり、名機なんだと思い知らされました。



ただ、バジリスク絆には天井は必要なかったのではないかと思っています。



天井という機能はハマリを救済するために作られましたが、逆に天井があることによって、天井まで追いかけなければいけないという気持ちが働き、救済であるための天井が一般のユーザーには厳しくなるケースもあります。



打ちたい時に打ち、止めたい時に止めることを天井機能が躊躇させています。



バジリスク絆の天井はATを引けずにバジリスクチャンス10回目を迎えるとAT突入が確定します。



ジャグラーの設定1~のビッグとレギュラーの合成確率が1/170~に対して、バジリスクチャンスの設定1~が1/139~で、バジリスク絆のほうがベースが辛いことを考慮すると、バジリスクチャンスを初当たりとみなせば、天井を無くしても良かったのではないかと思います。



この天井システムを搭載した初代バジリスクはハイエナユーザーの格好の餌食にあい、1回目のバジリスクチャンス終了後即止めが続出して、稼働を一気に落としました。



おそらく、バジリスク絆も同じような動きになるでしょう。バジリスク絆は機械の出来は素晴らしいのですが、天井の存在が邪魔をしています。



バジリスク絆に天井がなかったら、間違いなく増台をしていましたが、残念で仕方がありません。



パチンコ業界は右に倣えという風潮が強く、まわりがAT機に天井機能を搭載しているから、天井を付けなくてはいけないという固定概念があると思いますが、固定概念こそが発展の邪魔をしています。



パチンコからパチスロ初参入の京楽には天井という固定概念がなかったので、ぱちスロAKB48にサプライズリセットを搭載して、大ヒットさせました。



AT機に天井がなくてはならないと決めつけることは固定概念です。この固定概念を打ち破るメーカーが出てきて欲しいと願っています。





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