パチンコ日報

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パチンコ産業革命その8

■釘整備の必要性



ここ最近は、右側にゲージがなく左側だけという非常に釘の本数が少ない台が多い。この傾向は個人的には大反対なのだ。確かに調整するには本数が少なくなった為、楽にはなったが遊技という観点から見ると、大きくゲーム性を損なっていると感じる。



たとえば偶然右側に飛んだ玉が、偶然スタートチャッカーには入った時、チョッと嬉しいという感情がそこに生まれた事はないだろうか? 左側だけのゲージだと100%起こりえないのだ。



これは少し違うけど、大当たりの時、下部のアタッカーにダブル・トリプルで玉が入り規定個数より多く入った時、チョッと嬉しくないだろうか?



昔でいえば、開いているチューリップに2個ダブルで入ると、又開くというチョッと嬉しい出来事。これらのチョッと嬉しい感というのはとても大事な事で、遊技が楽しい娯楽と再認識させられる瞬間である。



様々な演出を作り出すためにも、本来釘の本数が多ければ多いほど良いのだが、発売される台はそうでないものばかり・・・ただ嘆いてばかりはいられないので、今の台での必要性を。



昔は『釘師』と呼ばれる人達が、僅かな情報と経験と感を基に、釘をコントロールしていたわけだけど、今は溢れるほどのデータを基に調整しなくてはならない。



現在は、ベテランも多いが非常に若い人も多く調整に携わっている。正直すべての人が上手というわけではない。よくこんな人に任せているな、という人も存在する。それは繁盛店であってもである。



これらは表立ってわからない為、顧客に関係ないといえば関係ない。しかしプロである以上このような行為は失礼この上なく、いずれは見極められ顧客離れに繋がる。



そういった要因も結局は大型店の弊害という事も一理ある。人を育てる前に大型店を出店し、店長一人が調整するには台数が多すぎ、未熟者に頼らざるを得ないという現況。



ここ最近のグランドオープンで 一~二週間すると客数が伸びなくなるという現象はこれらも原因だろう。確かに今の時代、釘だけで客を呼べるとは正直自分も考えていない。



しかし、釘で離れていく客がいるのは間違いない。逆に考えると呼べているかも?と思う事ぐらいはある。ではどうすれば良いのか?



ここ最近の多くのホールは、データを釘調整で揃えたがる傾向にある。確かに揃うに越した事はないが、そんなに一発で揃うなんて事は不可能なのだ。



正直、メーカーによっては酷いゲージを組んでいるのもある。大手もたまにある。そんな台は購入しなければ良いだけの話で、玉の動きを導きやすく、尚且つ予想外の動きを稀にする台がゲージとしては好ましい。



釘調整とはなんぞや? と講義などで問う事があるのだが、多くの人が利益を確保する為と答える。確かに最終的にはソコに繋がるわけだが、持論は玉のスピードコントロールである。



要するに場所によって玉のスピードを速くしたり、遅くしたりして目的とする所へ釘によって玉を導いてやるものと認識している。それに偶然性が加わると尚良い。



そして多くの人間が管理するのであれば、共通の認識・同レベルの技術が必要なのはいうまでもない。昔のように見て学ぶだけというのは 非常に効率も悪いだけだ。



■データの必要性



最近のホールコンピューターは、かなり詳細な部分までデータが出ており 営業戦略に活かすには十二分なほどの情報が詰まっている。



このデータの必要性は、誰もが感じているとは思うが、人によっては見当違いに見ていたり把握していたりする。配線の不備や機械トラブルによる異常データも、大きなものは発見しやすいが、細かな部分になってくると経験というものが必要になる。



そして何より大事なのは、自動計算されたデータの把握だけではなく、何故、どのようにしてそのデータが導き出されているのかを早い段階で理解する事である。



そうする事によって、玉一個の大切さも分かるだろうし、釘調整の大切さも理解出来るようになるのではないか? 基礎から地道に一歩ずつ始めるのが良いだろう。



まず手始めにどうするか? 社外部・内部問わず研修をするのもいいだろうが、その際の欠点は、研修が終わった後データに触れる機会が減ってしまうと、数字に対するモチベーションが下がってしまう事だ。



この業界に限らず、多くの会社が研修などを行なっていると思うが、その欠点は共通しているように思う。研修時や終わった直後などは「よーし、頑張るぞ」と思っていても通常業務に戻ると、現実というものが待ち受けている。

それらを払拭できる社内体制でない限りは どんな良い研修を受けたって 費用のムダ・時間のムダになってしまうのである。それでは教える側もやりきれない・・・



とにかくデータの必要性を理解しようという手始めは、ナマのデータを漠然とでいいから毎日見続ける事。そうする事によって必ず疑問点が出てくる。その時大事なのは、それをフォローできる上司や同僚がいなくてはならない。



何でもそうだが『継続は力なり』なのだ。



そして、少しずつ理解し始めれば 次には各部分々々の平均データ把握を心掛ける。これは店舗責任者なども同様なのだが、店全体や全体平均だけではキメ細かな営業には対処できない。昔のドンブリ勘定など論外である。



そしてそれらの数字の動きを毎日見続ける事で、データの流れ、営業の流れというものを理解出来るようになる。確かに数字が苦手、という人もいるだろう。



しかし、それを避け続けていてはホール営業者として、失格の烙印を押さなくてはならない。ただ、数字は苦手だけど接客だけはプロ中のプロと誰もが認めるようであれば、接客専門のスペシャリストを目指せばよい。



そして、店舗責任者になると、データの把握だけに限らず、様々な能力が求められる為、避けては通れない道である。それでも悲しいかな、おぼろげながらのデータ把握だけという店長が実在するのも確かだ。



その立場に就かせた会社にも責任はあるが、その程度でも店舗運営が出来なくはないから恐い。ただソコが永続的に続くかどうかは明らかであると確信しているが・・・



データというものを結果でしかないと見る人もたまにいるが、それらは全て必然的に出てきたものであり、偶然その数値になる事はあったとしても否定して欲しい。



根拠のある釘調整が出来ていれば、予想数値の範囲内で収まる事は経験者なら理解できるだろう。特に熟練者になると予想数値の下限から上限まではキッチリと把握できているものだ。



それが若手であろうと大ベテランであろうと関係なく、である。



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釘調整ができなくなった場合、交換玉数はいくつ?

昭和25年、朝鮮戦争勃発時にできた武装組織が警察予備隊だった。当時、日本に駐留していたが米軍が、朝鮮半島へ乗り込んだため、戦後動乱期の国内の防衛、治安が保たれなくなることを懸念して、マッカーサー元帥が吉田首相に日本警察の増強を要請したことが始まりだった。



警察予備隊は朝鮮戦争に出動した在日米軍の任務を引き継ぐ形で誕生し、それが保安隊、自衛隊へと改称され、現在に至っている。



日本国憲法の第九条。



日本国民は、正義と秩序を基調とする 国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武 力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する 手段としては、永久にこれを放棄する。



前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。



自衛隊組織も違憲か合憲かがよく問題になっているが、警察予備隊時代に比べれば比較にならないほど組織が大きくなりすぎた。



いまさら、違憲だからといって簡単に自衛隊を潰すわけにはいかない。そんな状況がパチンコ業界でいうところの釘調整問題と同じことがいえる。



警察の建前は遊技機の性能に影響を及ぼす釘調整は、無承認変更に当たる、として違法となる。



ところが、釘調整はパチンコが誕生した戦後から、当たり前のように営々と続けてきた営業行為であり、利益確保の生命線である。



業界規模が小さい頃は、警察予備隊のように、釘調整が問題視されることもなかったが、自衛隊が軍隊と同等の戦力を保持するようになれば、違憲といわれるようになる。



つまり、程度の問題だ。



警察かも釘調整は違法といわれるようになって、メーカーもただ黙っているわけではない。釘調整の不要な機械を当然考えている。



その一つが全面液晶台。



釘がない。玉もない。



これは以前からいわれているので目新しいものではないが、警察からすれば技術介入ができなくなるのでNG。



釘が真鍮でできているから叩いて調整ができるので、叩いて調整できない強化プラスチック釘という案もある。



エコパチがいきなり釘調整のできない機械ではないが、釘調整が不要な機械が、いつの日にか登場することは大いにありうる問題だ。



釘調整ができなくなると、リバイバルブームになっているハネモノは絶滅する。



釘調整ができるから、今は等価交換の25個交換から昔ながらの40個交換までの交換幅があるが、釘調整ができなくなったら、この交換数をいくつにするか、という重大な問題も派生してくる。



意外とこの点に気づいている業界人は少ない。



警察の見解では一般景品と特殊景品の概念はない。なぜなら、換金を認めていないか粗特殊景品というものは存在しない。



ホールで提供しているものはすべて一般景品だ。そうならば、特殊景品にも等価交換の原則を適用される。



釘調整のできない機械で特殊景品も等価交換となれば、サラ金業界のグレーゾーン金利が禁止されるようなものだ。



メーカーは売れるからといってMAX機に血道を上げている場合ではない。



メーカーは店内で自社の機械がより目立つようにと装飾を派手にするばかりが能ではない。



メーカーは世間から非難されることなく、パチンコ人口を増やす機械を作ることが使命だろう。



メーカーにすれば、ずれにしても代替機需要が生まれるので、業界に役立つ機械を開発すべきだ。





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Z80が原因でメイン基板のプログラマーの高齢化が進む

Z80。



1989年に任天堂から発売されてゲームボーイに載されていた8ビットのマイクロプロセッサーで、80年代の半ばまで、パソコンにも使われていたCPUだ。





CPUが8ビット、16ビット、32ビット、64ビット、と進化していく中で、2008年からはパソコンでも64ビットが普及するようになり、今や一般社会では64ビットが主流になっている。



日進月歩のCPUの歴史の中で、8ビットは原始時代とまではいわないが、時代の主流からは取り残されたものであることには違いない。



未だにメイン基板でZ80を使っているのが、パチンコ業界なのだが、Z80でプログラムを書けるプログラマーがどんどん高齢化しているのが実情でもある。



「メイン基板のプログラマーは若くて40代。50過ぎのプログラマーもいますよ。8ビットの狭い領域で開発するのに、皆ひいひいいっていますが、8ビットでは若くて優秀な技術者なんか集まりっこない。サブ基板は別として、メイン基板のプログラマーが高齢化している原因は8ビットにある、といっても過言ではありません。8ビットだから次世代のプログラマーが育っていないのが実情ですよ」と打ち明けるのは開発関係者。



コンピュータ専門学校では64ビットを使ってメモリを使い放題、自由な発想で、プログラムを作っている。そんな彼らが、未だにアセンブラ言語のZ80のパチンコ業界に魅力を感じるはずもない。



「保通協は150万円からする高い試験料を取っているのに、64ビットを認めないのは、保通協に技術力がないから。怠慢としか思えない」と憤慨する。



では、なぜ、8ビットしか認めないのか?



「容量を広げたら不正の温床になると思っているからです。保通協は遊技機の均一性を求めているわけですから、均一性が保てない=不正機であるなら、その時は検定を取り消しにすれば済む話。このままでは、あと、10年もするとメイン基板のプログラマーがいなくなってしまう恐れがあります」



狭い容量の中でプログラムを書けといわれたらどうなるのか?



「RAM4K内でプログラムを書けといわれても素直な人間は書けません。必然的に人の裏をかくような人材でなければできません。ギャンブルは人の裏をかかなければいけないので、そういう意味ではぴったりなんですが。パチンコ業界の技術者は閉じ込められた世界で進化することを禁じられているので、ドM集団ともいえますね」と自嘲気味に笑う。



Z80。



技術者を高齢化にしている元凶であることが分かったが、これが反面では他業界からの参入を阻止している役目も果たしている。





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パチスロコンテンツの格付け

勝手にパチスロのコンテンツを格付けしてみました。



個人的な主観なので、ランク付けが違うと思われる機種があれば、コメントをください。



【特Aランク】

北斗の拳

吉宗

番長

ジャグラー



この4機種はパチスロコンテンツの中でも別格と考えています。

この4機種はニーズが多く、中古価格も安定して高値で推移しますので、思いきって多台数の導入をしてもいいと思います。

必ず、導入しなければならない機種になります。



【Aランク】

AKB48

バイオハザード

鬼武者

必殺仕事人

ハナハナ



かなりの集客力があり、機械の出来云々でなく、確実に導入しなければならない機種。

中古価格も落ちづらく、リスクは少ない。



【Bランク】

エウレカ

カイジ

デビルメイクライ

緑ドン

忍魂

花の慶次

バジリスク

モンキーターン

秘宝伝

猪木

ミリオンゴッド



ミドルコンテンツになります。最近のミドルコンテンツは大ヒットすることはほとんどなく、中古の価格は1ヶ月もすれば5万円以下になるケースがある。

中小店舗は複数台での導入は避け、バラエティーに1台の導入で様子を見て、本当に使えるのであれば、後からの増台でいいと思います。



【Cランク】

化物語

戦国乙女

笑ゥせぇるすまん

マジカルハロウィン

学園黙示録

鬼浜紅蓮隊

攻殻機動隊



ライトコンテンツになり、あまり集客力もなく、導入しても自店での店内移動に終わってしまう機械になりますので、中小店舗では導入するかどうかは、店舗の状況を考えてから検討したほうがいいと思います。



【Dランク】

機種名はあえて挙げませんが、機歴やコアなマニアのお客様がいない限り、導入する価値はほとんどありません。





最近のパチスロの新台は液晶も綺麗になり、上乗せの見せ方や純増枚数も上がっていますが、大ヒット機種がなく、どれも短命に終わる傾向があります。



パチスロの新台が短命に終わる理由は、コンテンツの焼き増しが多く、新鮮味がなくなり、演出も単調になっていることや、どの機種も同じようなスペックになり、斬新性の欠如などの原因もありますが、一番の理由は20スロART機自体のニーズが減っているからだと思います。



20スロART機は天井が1,000G前後に設定されていて、天井に到達するまでに3万円以上かかります。



20スロART機を打ち込もうとするなら、最低でも4万円、本気で追いかけようとするのならば10万円を財布の中に入れて、パチスロに行かなければなりません。



今の時代に財布の中に4万円以上を入れて、パチスロの勝負をしようとする人がどれほどいるのでしょうか?



4号機時代は、昭和46~49年第2次ベビーブームの団塊ジュニア世代が独身で自由にお金を使え、パチスロ参加人口も多かったのですが、今は家庭を持ち、20スロを打つ余裕がなくなっています。

当時は、若年層が新台を好んで打っていたのですが、今の若年層はパチスロをほとんどしないので、20スロ新台が厳しくなりました。



今の時代、毎日のように20スロを打てる人はごく一部に限られます。



新台が導入されれば、背伸びをして、4万円以上を財布の中に入れて、新台を打ちに行くんですが、無理をしているので、永続きせず、その結果、新台が短命に終わるという構図になっています。



最近の新台ユーザーは5スロなどの低貸に落ちてくるのを待って、新台を打つ人も多くなっています。



実際、5スロの新台や準新台はニーズがあり、お客様でいっぱいになっています。



5スロだと、1万円あれば1,000Gの天井に到達し、初当りをすることが出来ますので、今の時代に合っています。



5スロのシェアは年を追うこだとに増えていき、1パチのようになっていくでしょう。



5スロや1パチは敷居が低く、それほどお金を使わなくて済みますので、昔の大衆娯楽であったパチンコ業界に戻っているように思われます。



最近のパチスロニーズは、5スロが25%、20スロ新台25%、20スロART機25%、20スロ純Aタイプ25%といったところですが、今後は5スロなどの低貸ニーズが増え、20スロ新台と20スロART機のニーズが減っていくでしょう。



こうした背景から、パチスロの新台が大ヒットすることは難しいでしょう。





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解釈運用基準の変更で見えてきたもの

正式名称はこうだ。



「風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律等の解釈運用基準」の変更について、と表題にある。



8月27日付で警察庁生活保安課課長が各管区警察局広域調整担当部長、警視庁生活安全部長、各道府県警察本部長宛に流された通知だった。



この秋には6月にホール団体へお披露目されたエコパチよりも、さらにバージョンアップしたものが登場する、といわれているだけに、一瞬、遊技機規則の改正に伴い、いよいよエコパチが開発できる法律が整ったのか、と錯覚した。



で、解釈運用基準のどこが変わったのか?



ホール5団体が警察庁生活安全局に要望していた遊技機の変更手続きに関わるものだった。



以下は変更した点だ。



ア 遊技機に付加されるものであっても「営業所の設備」と解し、「遊技機の部品」には含まなれない扱いとするものの整理



 遊技機の遊技球等貸出装置接続端子板に接続する遊技球等貸出装置及び外部の配線、遊技機の外部端子板に接続する外部の装置及び配線、電源装置(トランス)並びにいわゆるレバー付き玉補給装置については、遊技機に付加される部品ではあるが、風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律(昭和23年法律第122号。以下「風営法」という)第4条2項第1号の「営業所の設備」に該当するものとして示すとともに、これに伴う所要の整理を行った。



イ 遊技機の前面のガラス板等の整理

旧解釈運用基準においても、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に基づく許可申請書の添付書類等に関する内閣府令(昭和60年総理府令第1号)第6条の「遊技機の部品でその変更が遊技機の性能に影響を及ぼす恐れがあるもの以外のもの」として、遊技機の前面のガラス板等(以下、「前面ガラス板等」という)が例示されていたが、前面ガラス板等とは、ぱちんこ営業の用に供される遊技機の遊技盤又は回胴(以下「遊技盤等」という)の前面に設けられたガラス板又はガラス板と同等の性能を有するその他の板(以下「ガラス板等」という)のことと解されることから、遊技機の遊技盤等の前面に複数のガラス板等が設けられている場合には、その全てが前面ガラス板等に該当することを明示した。



なお、前面ガラス板等と遊技機の他の部品が一体となっているため、前面ガラス板等の変更に伴い当該他の部品も同時に変更することとなる場合については、当該他の部品の内容によっては、当該変更が、風営法第20条第10項において準用する同法第9条第1項の軽微な変更に該当しないこととなるので注意されたい。




法律用語は難解だ。



アに示された配線やトランスは遊技機の部品ではなく、営業所の設備と分類された。営業所の設備ということは、変更の承認申請から変更届になった。一方、ガラス交換はこれまで軽微な変更だったが、ガラス板と遊技機の部品が一体となっているものに関しては、軽微な変更ではなくなり、変更承認が必要になってきた。



そして、今回、消費税問題にも踏み込んできた。



賞品の提供方法に関する基準に関する記載の追加

ぱちんこ営業における賞品の提供方法に関して、風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律施行規則(昭和60年国家公安委員会規則第1号)第35条第2項第1号イの「当該遊技の結果として表示された遊技球等の数量を玉1個又はメダル1枚に係る遊技料金に消費税及び地方消費税を加算した額に乗じて得た額であることを明示した。




ということは景品交換時は消費税が含まれるということになる。



なお、施行は平成25年10月1日から。



追記



解釈に間違いがあり、指摘の部分を修正しました。



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