パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

ぱちんこ愛はあるかい?

「パチンコ日報」をご覧の皆様、はじめまして!



CRAナカムラです。



このサイトの主な読者層(ホール関係者)からは絶大な嫌われ方をしていると自覚のあるオッサンが初登場です。



完全に非匿名でココに寄稿する人ってボクが初めてなんですかね?

ま、どうでもいーですけど。



一般の方も多くいらっしゃるようですが、今回は主たる読者であるホール関係者、特に店長職に向けての内容となりますのでご容赦下さい。



まず最初に聞きかせて下さい。

パチンコ好きですか?

空き時間に自腹でパチンコしますか?



仕事上で会う人会う人にボクが必ずするこの質問ですが、悲しい事にネガテイブな返答が返って来る事の方が多いんですよ。



もちろん下っ端で頑張ってた頃は大好きだったけど、店長職もしくはそれ以上に上り詰めるに従って好きじゃなくなった、又は家庭が出来てパチンコする余裕なんて無くなった、みたいな変化を伴ってネガティブな返答に至る方々もいらっしゃいます。



職位が上がるにつれ、だんだんプライベートがパチンコ離れしている傾向が強いってのも考えてみりゃかなりオカシイ話だと思いませんか?



言わば、パチンコを見放した人間が業界内に数多く居て、そういう輩が実際の店舗運営をしているのが現実。



魚が嫌いな魚屋、野菜が嫌いな八百屋ってどうよ?

そんな店流行るワケないと思うでしょ!?



じゃあパチンコ屋でもそれは同じなんだよ。

そういう運営が見透かされて、打つ人自体が激減してるんだよ!

数値管理?そんなもんパチンコを愛してからの話だ!



まずは内部の人間だけでもパチンコという文化を愛さなくてどうする!



自分が好きでもないモノをお客さんにお勧めするのは、やっぱ何か間違ってると思うし、好きで自分で打つからこそ出来る店舗での細かい味付けも可能になるんだわ。



今後、封入式パチンコなる未知の領域に舵を傾けていくであろうこの業界で、生き残りを賭けて最も問われるのはそういうトコロなんじゃないかな。



今すぐパチンコを好きになれって言われても、「そんな御無体な!」って話だとは思う。



それがすぐに出来ないなら、次の2点を頭に入れて欲しい。



アルバイトでも社員でも中には数人、給料をほとんどパチンコで溶かしてるような輩がいると思われんだが、そいつらの話をもっともっともっと聞いてやるべき。



安直に「もっと出せばイイ」みたいな非常にイラッとくる返答も必ず来ると思うが、遺憾の意はグッと抑えて、メシでも食べさせながら彼らの考えてる事を理解しようと努力しよう!



もう一つは、店長職と言えば事務作業の含めて非常に激務だとは思うんだけど、ホールでお客さんの顔をもっと見るべき!



お客さんの顔と挙動を見て、時には嫌味を言われながら走り回ってると、忘れてた色んなモノが見えてくるし、数値管理だけでは読み取れない営業のヒントが山盛りなんだからさ。



さてさて、まだ本番はこれから!ってトコロですが、とりあえず今回はこの辺で一旦切らせてもらって、次の機会が頂ければそこでまた語らせてもらうとしましょう!





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それではまたっ!

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パチンコ産業革命その1

手元に「パチンコ産業革命」というタイトルの原稿がある。1章から12章まである。数年前に業界関係者が自分が業界で生きた証として書いたものだ。この中から抜粋してシリーズでお届けする。



数字で現状と違う箇所が出てくるが、書かれた当時の原文のママとする。



以下本文





■はじめに



自分が初めてパチンコをしたのは大学生の頃・・・



当時の『ぱちんこ屋』は朝の開店から軍艦マーチが流れ 遊技客もそんなに多くはなく、まさに娯楽の殿堂そのものだった。遊技台も手打ちのチューリップ台で占められており 数千円負けた時などは大きく落ち込んだものだ。



働く従業員も島(コーナー)の隅でタバコを吸ったりジュースを飲んだりと、今では考えられないような感じで 機械の不具合があった時など、こちらが手を上げると面倒くさいような顔をされ応対をされた。それが当たり前だと思っていた。



パチンコは800個箱と呼ばれる小箱2箱出れば終了台となり、当時で丁度4000円になっていた記憶がある。今考えると25個借りの40個交換が主流だったのだろう。対してスロットは専門店も存在していたが 鉄火場的なイメージがあり自分は立ち入る事はなかった。



当時は、まさか自分がパチンコ業界に身を置くなど考えてもおらず 完全な一ユーザーの一人であった。そして当時流行っていた『レンタルレコード』の会社に就職し数年が過ぎた頃 系列会社のパチンコ部門に異動となった。



その頃のパチンコ業界の人達は パンチパーマは当たり前、私服はガラのシャツに白いスラックス。エナメルのベルトにエナメルの靴。そして金のネックレス、という一般の人からするとチョッと違うぞ、というような格好の人が多かった。



そんな中、自分は何が出来るのかを考えた時 あまりに杜撰な運営状態にビックリしたと同時に、その部分であれば生き残る術があるかな、とも思った。パチンコ業界の常識は世間の非常識・世間の常識はパチンコ業界の非常識とまで揶揄されていた部分を少しでも改善出来ればと・・・



しかし中を知れば知るほど驚きの連続で、一番信じられなかったのがお金の管理。ドンブリ勘定もよいところで、チェックする部署さえなかったのだ。会社はというとホールコンピューターに計上される金額と、ホールから届く営業日報を信用して売上を把握するだけ。



当時のホールコンピューターは今と比べものにならないくらい粗末なもので、いくらでも誤魔化しが出来たと思う。そしてそれらをチェックすればするほど、不可思議な部分が沢山出てきた。



そうするうちに当時の支配人(今でいう店長)クラスの人達はドンドン辞めていった。不正をやっていた、やっていないに関わらず当たり前の管理というものが嫌になったのだと思う。



それから時代は流れ、軍艦マーチが流れるようなホールもなくなり、従業員の接客も格段に良くなり、遊技台も大きな変貌を遂げた。そして今ではホール企業にも多く『新卒社員』が入るようになり、その人達が会社の中枢を担っている所も多い。



しかし、個人的には良い方向に変わってきていると思う反面、昔のホールのように『味のある店』が無くなってきたな、とも思っている。同じような台、同じような営業スタイルの店ばかりで遊ぶ側の選択肢が狭まっており、遊技人口の減少に繋がっていると・・・



そしてパチンコ業界が、この先どうなるかという期待と不安を胸に書き綴っていく。





■パチンコ店の使命



パチンコ店の使命について、考えて見ます。



身近で手軽な娯楽としてスタートしたこの業界であり、様々な紆余曲折を経て現在に至るわけだが、身近なのはよしとしよう。なにせ全国に一万三千軒弱もあるわけだから・・・。それでは手軽になっていますか? 



たしかに設備においては格段の進歩を遂げ、顧客の遊技環境が非常に良くなったのは言うまでもありません。問題は遊技内容なのです。



サラリーマン一ヶ月の小遣いがノーヒットだとわずか二~三時間でなくなるのです。



手軽ですか? もし手軽だと考えられる人がいたら、麻痺しているとしかいいようがない。



日々齷齪働いてほんのわずかの時間で余暇が終わってしまうのです。そしてまた来月遊びに行こうと思いますか? 



それだったら家族でおいしいものを食べたり、家族で小旅行に出かけたり、自分の欲しい物を購入したり、効果的な使い方は沢山の選択肢が今の時代は出来るわけです。



それでも遊びに来る顧客がまだまだ沢山いるということを、業界全体で考えていかなくてはいけない。





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ホール企業が東南アジアに進出?

ソフトバンクはこのほど、アメリカ第3位のケータイ会社スプリント・ネクステルを買収。この結果ソフトバンクは売上高では6.3兆円で、世界第3位にのキャリアにのし上がることになる。



国内市場は飽和状態に加え、ナンバーポータビリティーで市場の食い合い、今後人口が減って行くだけ。日本だけに止まっていては、これ以上の成長は望めない。



ケータイキャリアは、ソフトバンクのように、世界市場へ飛び出すことができるわけだが、では、わがパチンコ業界は、どうなのか?



これまでに台湾や韓国、中国に“輸出”したことはあった。台湾は今でも地方に行けば残っているようだが、換金が非合法な中での営業だったため、定着することはなかった。



過去の例は、ホールは現地法人が経営して、日本からは遊技台や補給設備などを輸出していただけだが(韓国でメダルチギが流行った時は、経営に携わる在日企業もあった)、ここにきて、新たに東南アジアを攻める動きが出てきているようだ。



具体的に進出国の名前も挙がっている。



「成長著しい東南アジアはかなり注目している。国が成長していく過程で、必要になってくるのが娯楽。海外進出の道筋がだんだん見えてきた」(業界事情通)





これまでとの大きな違いは、機械や設備の輸出ではなく、ホール企業が今後の生き残りをかけて、海外での事業展開に本腰を入れようとしていることだ。



パチンコがこれだけ発展したのは、いうまでもなく換金ができることだが、換金なしで果たして一般景品だけでパチンコが受け入れられるか、ということだ。



換金を前提としているのか、一般景品だけで広めようとしているのかは、現時点では分からない。



パチンコホールの海外進出は、結果的にはメーカーにも影響を及ぼすことでもある。パイが増えることはメーカーにとっても願ったり適ったりで、実はバックで応援しているのはメーカーだったりする。



ホールとメーカーの二人三脚となるが、ただ、今後海外を狙う場合、パチンコではなく、スロットではないか、との見方もある。



スロットの方が馴染みやすいということと、管理もしやすい。



その頃にはパチンコもエコパチが主流になっている時期だろうから、大掛かりな設備を必要としなくなるので、パチンコの目が完全に消えたわけではない。



はて、さて、ホール企業の海外進出第1号となるのは?



思い当たるとしたら、あそこと、あそこぐらいしか思い浮かばない。







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物語営業チラシの具体例その22

岐阜県山県市

エアポート777トリプルセブン





求人案内チラシ



7月15日【祝】折込

B4両面

30000部





なんと、エアポートがとうとう2店舗目出店です。



『山県』と書いて『やまがた』とよみます。



この地域は奈良時代から『ヤマガタ』というよび名が存在するらしく、なんだか歴史とロマンを感じますね。



また、明治維新後の第3代内閣総理大臣『山縣有朋』氏の苗字の由来も、この地域の『ヤマガタ』からだそうです。





さて、『静岡空港のスグそばだから、店名はベタに『エアポート』でイイんじゃね?』というノリで始まったエアポート777トリプルセブン。



あっという間の2年間でしたが、現場スタッフの奮闘、ならびに周辺協力会社様の多大なるご協力により、この間の月間成績は約5倍増に。なんとかカタチになってきました。



そんなワケでこの度、岐阜県山県市の店舗も『エアポート777トリプルセブン』とし、この夏オープンのはこびに。



まずは求人案内チラシ作ることにしました。



静岡のエアポートでは、絵師の『志保』さんに二次元のアニメキャラを数パターン描いてもらい広告展開したんですが、山県も同じ展開では、ちょっと面白くないなぁ、と。



しかしタレントやモデルさんを使った3次元での展開も、ちょっと費用がかかりすぎる。



そこで目をつけたのが『ドール』です。



2次元から進歩して、2.5次元というべきなんでしょうかね。



オタクの世界では『コレに手を出したら人生終わったと言える』という中毒性の高い趣味の代表格がドールの世界らしいのですが…



今回、まずはエアポートの看板ムスメ『ナナコちゃん』になりうるドールを銀座博品館に買い求めに行きました。



仕事とはいえ、そこは小学生の女の子がキャーキャー言いながらたむろするオモチャ売場。



地下のドール専門フロアに足を踏み入れる時は、めちゃめちゃハズカシかったですねー



『おまわりさん、コイツです!』



て通報されるんじゃないかと(笑)



店員さんには、かなり挙動不審なアラフォーに映ってたと思います。



そんな周囲の冷たい視線にもめげず、色んなメーカー別に数十体以上あるドールの中から、まあ、キャビンアテンダントのイメージに近いんじゃないかな?というコ【画像ではピンクの服のコ】を選び、購入することに。



お値段なんと1万円以上…





で、ふと奥のガラスケースに目をやると、エアポート開店当初にアルバイト採用した青い瞳のウクライナ人機長にそっくりなバービー人形を発見♫



イゴル機長、こんなトコにおったんかい(笑)



『1960年代のアメリカの広告代理店マン』という設定だそうで、プレミア価格がついたお値段は、なんとびっくり20000円です…



合計2体購入し、秋葉原の自宅に持ち帰りましたが、なんだかイマイチ感がハンパなかったんですよねー



うん、コレは納得いくまで探すべきだな!と思い、今度は秋葉原の専門店に足を踏み入れたところ…



スゴい!



さすが世界のアキバの専門店、取り扱ってる商品数がケタ違いでしたね。



特に、ドールに着せ替える衣装の種類や小物が沢山ありました。



ハアハアしながら品定めするオタク達に交じり、こちらも負けじとハアハアしながらドールや着せ替え、小物を品定め。



もうね、何の罰ゲームかと思いましたよ…



でも、キライじゃないですね。こういうの。



エアポートの看板キャビンアテンダントのイメージにピッタリなドールを探すこと小一時間、ついに発見しました♫



画像では青の服のコです。



ドールを探している途中で、青とピンクのキャビンアテンダントの制服、パンスト、ヒールも見つけたので、同時に即買い。



途中から店員さんのアドバイスをいただいたんですよ。



『この衣装は、メーカーが違うこのコにも着せられますよ。ちょっとキツイですけど。あっ、この靴はこのコにはちょっと無理かもしれないので、こっちのほうがイイと思います!』



さすがプロ、さすが秋葉原ですわ。



しかもナゼか声優風のアニメ声です(笑)



こういう小物とか衣装は、ドールのメーカーは違っても、ある程度は互換性があるようですね。





意気揚々と戦利品を片手に自宅に戻り、ドール3体を取り出し、制服を着せ替え、パンストをはかせながら(笑)『さて、でもどうやって展開したもんかねぇ…』と、しばらく考えあぐねていたところ…





そうだ、家族展開をしていこう!



とヒラメキました。



ちょうどソフトバンクの白戸家みたいなイメージで。



『エアポート家』という設定で、家族みんなで運営する飛行場。



父親ジョージが機長で、姉妹がキャビンアテンダント。



姉がナナコで妹がアンナ。



『アンナ』は全日空の『ANA』をもじって『ANNA』に。



じつは母親『レイ』と弟『ダイスK』のドールも購入ずみなんですが、画像にあるように、あえてシルエットにしてます。【理由は次回にでも】





このドールのイイとこは、関節がすべて動きます。



瞳も左右に動かせますし、まぶたも閉じる事ができます。



つまり、色んなポーズをとることが出来るんですよね。



コレは広告展開する時にラクですし、発想も広がります。



また、最近は3Dプリンターでカンタンに自分ソックリなフィギュアを作れたりするらしいので、面白い事が色々と出来そうです。







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東京オリンピック開催決定でカジノ法案にGOサイン!?

2020年の夏季オリンピック開催都市が、9月7日にブエノスアイレスで開かれる第125次IOC総会で決定する。



東京、スペインのマドリード、トルコのイスタンブールの3都市が最終候補に残っているが、最も有力視されていたイスタンブールが、内政の混乱で自滅。財政難のマドリードもオリンピックは負担が重い。



消去法で行くと東京が断然有利になってきた。内定状態といってもいい。



麻生副総理のナチス発言のように国際世論を動かすような失言を政治家がしない限り、9月7日に朗報が聞ける可能性はどんどん高くなっている。



「東京オリンピック開催が決定したら、間違いなく動くのがカジノ法案だ」と話すのは自民党関係者だ。



東京オリンピックが開催されたら、世界各国から観光客が訪れる。訪日観光客数を3000万人、と目論む数字もあるように鼻息は荒い。



このチャンスにオリンピック観光だけでなく、それ以外の日本観光にもおカネを落としてもらって、外貨を稼がなければならない。



外貨獲得の新たな切り札と目されているのがカジノだ。



東京開催でカジノ関連株も本格的に動き出すことになる。



いずれにしても、東京開催で色々なことが動き出すことは間違いない。





先の参院選で自民党が大勝したことで、秋の臨時国会ではカジノ法案が今度こそ提出されそうな気配だ。



「東京オリンピックに間に合わそうと思えば、今のタイミングしか残されていない。法律を作って施行して、実際にカジノホテルを建設するとなると本当に残された時間は少ない。今がギリギリのタイミング。東京にカジノを作れば、間違いなく成功する」



では、東京のどこにカジノができるのか?



「昔からお台場が有力視されていたが、埋立地なので地震が起こった場合、液状化現象が起こることが懸念されている。岩盤がしっかりした場所が好ましい」



品川と田町の間にできる新駅界隈も候補地に上っていた。



では、カジノが解禁されたときに業界関係者が一番懸念している換金問題はどうなるのか?



「今は2020年までにカジノをオープンさせて軌道に乗せることが先決問題。今回はカジノ法案が通過してもパチンコのことには触れない。景気をよくすることが優先。換金問題をさわれば、面倒くさいことになる。雇用機会が失われ、税収も大幅に減少する。だからといって好き勝手なことをやっていると、消費者金融のグレーゾーン金利問題の二の舞になることは、業界は頭に叩き込んでいたほうがいい。今は掌の中で泳がされているだけなんだから」



実際、パチンコとカジノの整合性を調整していたら、とても2020年には間に合わない。





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