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業界の救世主とは何か? その7

一流スロットメーカーの元役員直属社員だった方(Aさん)と、食事をして劇団四季の舞台を一緒に観に行った時、この元社員が言った言葉が印象的だった。



それは、「初めて舞台を観ましたが、光の使い方に感動しました」。



「光の使い方」とは「舞台照明」の事です。



ご存知のように、舞台は「脚本」「役者」「音」「光(照明)」の集合体です。



光の効果は絶大で、光の「量」や「方向」や「色」の出し方で、舞台そのものの質を高めます。



普通のお客さんは、細かい舞台照明まで考える事はありませんが、モノ創りに関係した仕事に従事する人は、意外な面に気を取られながら舞台観劇をする事が多いようです。



そして先日、この元社員の紹介で知り合ったパチンコメーカー(企画関係)の方(Bさん)とご一緒に劇団四季のミュージカルを観劇しました。



Bさんも舞台観劇は初めて。



BさんはAさんから、照明の件を聞いていたので、これにも注目しながら舞台観劇をする事に。



「パチンコ機の光の使い方がまだまだだと思い知らされました」とBさんは率直な感想を漏らしていました。



パチンコ機盤面の光(LED)は、無駄な光を多用していて、「バランスが悪いものばかりだ」と痛感したそうです。



「舞台上の光は、何一つ無駄な光が無い」「光で喜怒哀楽を表現している」「これにくらべてパチンコ機はただ明るく派手に光れば良いと言わんばかりな構成だ」とも。



観劇後、私とBさんは劇場近くの銀座のホールにパチンコ機を見に行き、「光の演出」という一点に絞り各メーカーの機種を検証しました。



パチンコ日報の読者の皆様、業界関係者もお客様も、今度ホールに立ち寄った際は、パチンコ機の光の使い方に注目しながら遊技されてみてください。



できれば一流の舞台(歌舞伎や有名ミュージカル等)と比べて頂ければ、もっと興味深い感想が出てくるでしょう。



「パチンコ機の効果音は、ある程度許せるが、光に関係する事は未熟だと思い知らされた。光で感動する場面が多く舞台にはあった。これを今後の企画に役立てたい」とBさんは決意を新たにされていました。



パチンコ機のヒット基準は、メーカーやホールそしてお客様の間では違うのでなんとも言えない面があるが、重要なのはメーカーの中に、優秀な演出家がいるかどうかが重要になると思う。



私は遊技機「リング」が大好きで、毎週のように打つ。



だから「オーメン」が発売されると聞いた時に、とても大きな期待感を持ちました。



「6月6日6時に二人の子供が生まれ、そのうち一人が死んだ。それがオーメンの始まりだった」と言う宣伝文句をリアルタイムで聞いていた私は、リングよりもオーメンの方を何回も観ている。だからオーメンへの期待感は最高潮に。



結果は見事に裏切られた。



リングを上回る感動は全くなく、リングと比べながら遊技しているうちに腹だけが立つように。



マイホールで顔見知りのリング常連客も「リングの方がいい」と話す。実際にそのホールでは、オーメンよりもリングの稼働が高い。



ある関係者は「日本的なリングと違い、オーメンは洋物なので、和か洋かの違いは大きい」と話していたが、私がパチンコオーメーンの演出家だったら、あの出来では納得しないと思います。



冬ソナファイナルが、過去の冬ソナファンを裏切ったり(笑)する同様なケースが、最近多くてもったいないと思っています。



毎日毎日冬ソナを打っていた母は「おもしろくない」と今では冬ソナファイナルに見向きもしません。



Bさんは「ただただ派手な演出になった現行機種が多くなり、光やギミックや画像の演出が中心のパチンコ機に飽きがきますよね」と言いながら、この流れを変えられる何かを探す努力をしているそうです。



先に書いた、パチンコ機の無駄な光についても、Bさんは「結局お手軽な手法が殺人光線的な演出で派手に装うから、ああなる」と断言。



そんな話をしている中で、甘デジの話になった。



今の4円を支えているのは、「新台」と「海」と「甘デジ」。



特に人口密集地のホールは、新台効果は高く、集客や数字に貢献している。



ただ、全体的に見れば、固定客が多く付いている点で言えば「海」と「甘デジ」が勝り、安定した経営には欠かせない。



それは多くの業界人やコンサルも分かっている。



Bさんは「他のスペックではダメな機種が、甘デジで稼働する例を見ると、ホール様のために、甘デジで爆発的に稼働する機種を作りたい」と意欲を見せる。



メーカーの売上戦略上、甘デジはおまけ的要素が高かったのだが、現在のホール状況を考えれば、甘デジで多台数稼働する機種の開発が業界を救う近道とも言えるだろう。



あるホールが実践している成功例を簡単に説明したい。



下記の程度の内容なら公開してもOKだと2ホールから許可を頂戴している。

この2ホール共に、この戦略で4円甘デジの稼働が25%以上上がっている。



その戦略の一部なので、これを参考に各ホール店長は、自店舗にあった戦略を立ててみてください。



1.甘デジコーナーの固定客リストの作成。



60台ある4円甘デジのバラエティーコーナー。

機種によって台数は1台~12台とバラバラだが、設置機種全種の固定客をリスト化。



あ、長くなるので、続きは次回に(笑)



つづく





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