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おみくじでコミュニケーション

接客で何よりも重要なことは単純接触だ。これは接触や会話の回数が多くなればなるほど、お客さんとの親密度が深まって行くという原理原則だ。



お客さんと仲良くなろうと思うのなら、単純接触回数を増やすことだ。単純接触が多ければ多いほど、相手は好意を持つようになる。



好意を持ってもらうようになれば、たとえ、苦情があっても、一瞬のうちに吹き飛ぶ。



好意がある人には好意で返してくれるからだ。



シーグリーンから発売されているアンケートシステムとサイネージを融合した「コミュニティーBOX」。商品名が表すように、これはお客さんとのコミュニケーションを目的としたもので、コンテンツを通じてスタッフとお客さんの距離を縮めることができる。



その中のコンテンツの一つに「おみくじ」がある。



これは神社仏閣で使用されている本格的なもので、おみくじを引いたお客さんに「今日の運勢はどうでしたか?」とたずねることで、単純接触の機会が増える。









あるホールでは、この「おみくじ」を利用してユニークな企画を展開している。



それは「おみくじを引いてユニセフへの寄付を手伝って下さい!」という企画だ。





一定期間にコミュニティーBOXで印刷されるおみくじをおみくじコーナーの紐に結んでもらった数だけ、店長が自腹でユニセフに寄付を行った。



「広告規制後お客様との『ふれあい』を深めて行きたいと思っていた。今回のこの企画はお客様との共同社会貢献なのでスタッフもお客様に案内しやすかったみたいです。もちろんお客様の反応も良かったですよ。店舗が『社会貢献しています』の一方通行的な活動よりも、お客様が楽しみながら活動貢献していただけるところがこの企画のおもしろいところではないですか。

以前から行っているペットボトルキャップの回収数も相乗効果で上がっているみたいです」(同ホール店長)



お客さんにすれば、自分の引いたおみくじが社会貢献につながる、ということでここからも新たなコミュニケーションが生まれたようだ。





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