パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

イベントと新台入替えに頼ったツケ

広告規制を受けてイベントにおんぶに抱っこだったホールの客足が飛んでいる。



広告規制を受けても満台の店はある。



その差は何か?



至って簡単な答えだ。



「お客を育ててこなかった」



このツケが差となって現れている。



ところが、現場の店長は決して自分の失敗を認めようとはしない。口が裂けても経営者に「客を育ててこなかった私に原因があります」とはいわない。



客足が遠のいた一番簡単な言い訳は「イベント規制で告知する方法がなくなった」「欲しい新台を欲しい台数だけ買ってもらえなかった」と責任転嫁する。



そうやってすぐに他人のせいにする最近の若者気質の店長が、この業界にも蔓延している。



2世オーナーも本当の苦労を知らないので、そんな言い訳にうなずいてしまうケースも少なくない。



「新台とイベントに頼ることなく、集客方法を知っていた昔の店長の存在が今こそクローズアップされるべきだ」と指摘するのは、客と店側の両方の立場でものが見れる関係者だ。



図体ばかり大きくなったホール企業。2世は業界に入ったばかりのころからベンツに乗るのが当たり前。



売上げ、稼働は年々落ちていくがオーナーの生活水準、会社の借金を返済するために、指示することは「抜け、抜け」。



顧客に会社の借金を返済するために必要な粗利なんかは関係のないことだ。



CR機が出る前の時代も知らない若い営業部長の世代になっている。



イベントが規制されて考えることといったら「新台入替え」しか残された手段はない。それこそがメーカーの思う壺で、機械代の支払いに追われて釘が締まり、客を飛ばす悪循環だけがそこに待っている。



そういうホールが衰退して行っている。



それは決して大手が進出してきただけの理由ではない。



イベントと新台だけに頼ってきた店長が今、集客で岐路に立たされている。



店長は稼働アップの特効薬を求めて、藁にもすがる思いで助けを求めている。



稼働を上げるのに即効性があるのは粗利を落とすことだ。1日200万円の粗利を100万に半減するだけで効果は現れる。



定番の海が飛ぶのが早い店は、機械だけでなく、お客を育ててこなかった、ということだ。



現金機時代にはイベントはなかった。



当時の店長は釘でお客とやりとりをしていた。つまり、釘による信頼関係を構築してきた。



お客が台に座って一番最初に試すのはスタートだ。



体感できるのはよく回るか、回らないか。これが一番の判断基準になる。T1Yは大当たりしなければ感じないことなので、出玉を削ることは二の次だ。



店長はスタート管理はコンピュータのデータ上でしか見ない。



ところが、一番それを敏感に感じるのはお客である。何時間も同じ台で打つお客の感覚が一番正しい。



つまり、自分が調整した台に店長自らが座って、その台で打ってみて、お客の立場でこの店に週何回来たい、と思うかである。



店長が「1回しか来ない」と答えるようなら、お客が来るわけがない。



「じゃ、2~3回」



それもお客を舐めている。



なぜ、7日も来たいと思わせる釘にしないのか、ということだ。



会社の借金が大きくてどうしても粗利を取る必要がある、というのは大半が機械代の返済である。



粗利を必要以上に取る必要のない経営ができれば、イベントと新台入替えに頼らない営業ができるはずだ。





人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える





※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。