ここは法律の専門家で風営法に一番詳しい三堀弁護士に見解を求めれば手っ取り早いのだが、こんなことを聞くのもちょっと憚られる。
固定ハンドルが禁止される理由をてっきり掛け持ち遊技を禁止するためか、と思っていたが、もちろんそんな理由ではない。
取り締まる現場の警察官で、固定ハンドルがナゼ禁止なのか明確に答えられる人は何%ぐらいだろうか?
法律で禁止されているからでは答えになっていない。
警察官もプライベートではパチンコも打つ。そのときハンドルを握り続けることを苦痛に感じる。
警察官も人の子、パチンコ客。
客の立場に立てば、固定ハンドルにした方が腕が疲れない。警察としては法律に則って取り締まらなければならないが、これぐらいは多めに見ても良いか、と手心が加わる。
その昔、三重県では固定ハンドル用の分厚い輪ゴムがカウンターに置いてあった。それが三重県の顧客サービスのスタンダードだった。
それはさておき、答えは風適法とその施行規則(第九条の著しく射幸心をそそる恐れのある遊技機の基準)の中にあった。
パチンコ店には著しく客の射幸心をそそる恐れのある遊技機を設置してはならないのだが、ぱちんこ遊技機の基準の中に、
客が直接操作していないにもかかわらず遊技球を発射させることができる遊技機であること
と明記されている。
つまり、客が直接ハンドルを握らなくても玉が発射できる遊技機は、著しく射幸心をそそる恐れがある遊技機となるのでホールには設置してはならないことになる。
これが固定ハンドルが禁止される理由のようだ。
固定ハンドルで何台も掛け持ち遊技をすれば、著しく射幸心をそそる恐れがあるかもしれないが、固定ハンドルぐらいで、著しく射幸心をそそるとは到底思えない。
昔、田舎のホールで掛け持ちの固定ハンドル遊技している客を見かけたことがある。客は腕組みしながらそれぞれの台を凝視している。店もそんなことをいちいち注意することもない牧歌的時代の話である。
ナゼ、客は固定ハンドルにしたがるのか? それは腕が疲れるからだ。
腕が疲れないように、との配慮からアビリットはバイクのハンドル型をリリースしたことがあった。人間工学的にはこっちの方が疲れないような気もしたが、元のハンドルに戻った、ということは不評だった、ということ。
さらに腕が疲れないように腕枕を付けているホールもある。
腕が疲れず、ずっと狙った場所に玉が飛べば、そもそも固定ハンドルにする必要もない。
ハンドルを震わせるぐらいなら、腕が疲れないハンドルを開発して欲しいものだ。
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