パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

新たな挑戦

シナジーアークの蔀代表に初めて出会ったのは、ちょうど1年ほど前のパチ元会の勉強会だった。



この時はすでに独立していたが、前職の話をパチンコ日報にも掲載したこともあった。



これをきっかけにシーグリーンが主催するセミナーの講師として講演した内容やシナジーアークがが主催した研修会の取材にも伺った。



蔀代表は自らのブログを毎日更新しているのが特徴だが、ここしばらく見ていなかったが新たな挑戦を始めていることを知った。



ホール運営の新会社の役員として参画。その1号店が今春にもグランドオープンする運びで、そのための幹部スタッフを募集しているではないか。



募集要項にはこんなことが書かれている。



『地域に無くてはならない店』



そして、



『働く人が、生涯現役で勤めることができる店』を実現させるために、

今回、この株式会社マルスンの立ち上げに参加。



まずは第一号店を2013年春にグランドオープンし、さらに2013年度中には4店舗の出店を予定、場所も既に確保しています。



そのためにも、私たちの掲げる理想の店づくり、そして、経営理念に賛同して頂ける方と共に、第一号店の成功を目指したいと思います。




マイナスからスタートしたベラジオとイメージがダブる。その成功体験を新会社で発揮することになる。



詳しいことはまだ書けないが、店舗は大阪市内。いずれオープンしたら定点観測をこの日報で紹介していきたい。





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在日オーナーの憂鬱

この12月は在日オーナーの中には心中穏やかではない方もおられたようだ。



まずは、12月12日に北朝鮮が「銀河3号」の発射実験で人工衛星の軌道投入にも成功したことだ。



サムスンやヒュンダイなど韓国を代表する世界的企業のもとに韓国経済を押し上げてきたが、国民が食うものにも困っている北朝鮮に核弾頭も搭載可能なミサイルの発射実験で先を越されたことが悔しくてしかたなかった。



「前回失敗した時は大喜びしただけに、衛星が軌道に乗ったことが何より悔しい。こんな屈辱的な日はない。韓国はペンシルロケットですら成功していないから、大きく水を開けられてしまった」



北朝鮮のミサイルショックも冷めやらぬうちに、16日は今度は民主党の大敗だ。



「民主党は在日参政権で動いていたので、これまで民主党を応援してきた。日本人は民主党にアレルギーさえ感じている。もはや民主党ブランドの復活はない。これで在日の参政権の芽もなくなった」と肩を落とす。



まさにWショックだ。



そして、自民党が政権を奪還し、安倍首相の誕生にパチンコ業界への風向きがどう変わるか。それは不安材料となっている。



「たとえば、ガソリンはリッター当たり56円のガソリン税と消費税とWで税金を取られているが、特殊景品に税金をかけられたらどうなるだろうか、という話を仲間内でやった。3店方式を認める代わりに景品の買取で10%でも取られるようになったら、業界は一気に衰退していく」



安倍首相の誕生は韓国や北朝鮮、中国から見たらタカ派であまり歓迎されていない。



実際、官房長官時代に北朝鮮がテポドン2号の発射実験を強行した時、日本は北朝鮮に対して独自の経済制裁を発動した。



その一環として万景峰92号の入港は2006年7月以降、現在まで禁止されている。



ここまでは在日オーナーの話だが、業界が右肩下がりになる理由の一つに石原慎太郎前東京都知事の名前を挙げる業界関係者もいる。



「震災直後の業界の対応で、石原がパチンコバッシングを展開したお陰で、業界の売り上げが下がった。機械が計画台数ほど売れなくなったので、それに危機感を持ったメーカーの売り方が、脅しに変わっていった。それはホールだけでなく一次販社に対してもきつくなった」



自民党、維新の会の台頭はパチンコ業界にとっては明るい材料はなさそうだ。





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大手同士の意地が激突する摂津パチンコ戦争

全国の雄VS関西の雄。



意地と意地との激突、ついに大阪・摂津戦争の火蓋が切って落とされた。



摂津市の中央環状線沿いの北大阪流通センター入口の交差点付近には「マルハン摂津ライト館」、「マルハン摂津店」、「マンモス摂津店」の3店舗が鎬を削っていたが、ここに割って入ってきたのが延田グループの「1.2.3摂津店」で、総台数756台を引っさげて12月19日にグランドオープンした。





いわばマルハンの牙城であった摂津に、延田が殴りこみをかけてきた形だ。



1.2.3摂津店のファサードを見て、何か違和感を感じないだろうか?



これが正面のファサードなのだが、ホールの顔ともいえる入口がいきなり駐車場で、本来の華やかなファサード作りができていない。



本来なら隣接地も買収して、延田グループ最大級の店舗になる予定だったが、その計画が頓挫したため、このような外観になったようだ。



迎え撃つマルハンも本気モードになった。



(外観は変わっていない)



摂津店を長期休業して内装を全面的に大改装した。島も全部倒し、一から島配置を変え、グランドオープン状態にした。



なんば新館のようなクールなインテリアに大変身。そして、満を持して1.2.3のグランドオープンから8日後の12月27日にオープンした。



1.2.3へ最初に行ったのがオープンから1週間後だった。



パチンココーナーは箱積みで出玉感を出して、そこそこ客付きはあったが、スロットコーナーは秘宝伝をはじめ、けっこう空き台が目立っていた。



マンモスは1.2.3のオープンであおりを食らっているのかと思いきや、駐車場はご覧のとおり。





4円コーナーは厳しいが、それ以外はそこそこの客付きでマイペースの営業を展開している。



再び、マルハン摂津店がオープンした日に改めて1.2.3に行くと稼働が落ちていたスロットコーナーにも客が戻っていた。



マルハンのオープンに対抗して設定を入れているのではないか、との期待の現われだろう。



正月営業が終ってからが本当の勝負が始まるが、マルハンも必死だ。





左の建物は1.2.3だが、その建物沿いの電柱にマルハンの看板が。



一方の1.2.3の必死さも並々ならぬものがある。



それが連日のように入っているチラシだ。



















グランドオープンからこれだけ連日のようにチラシを打つケースはこれまで見たことがない。



マルハンVS1.23の戦いを喜んでいるのは開店プロだけだったりして。



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無人化できるホール業界の未来は明るい?

2013年、新年が明けた。



正月ぐらい明るい話題を提供しなければならない。



今年は自民党政権が本格的に始動する。安倍内閣は景気回復を1丁目1番地に掲げ、インフレ目標2%を設定、デフレ脱却や被災地の復興が本格化すれば、景気回復に明るい兆しも見えてくる。



さて、本題だが、家電メーカーの開発者たちは20年、30年先の動向を予測しながら商品を開発している、という。パチンコ業界がそこまで先を見越して商品開発しているかどうかは分からないが、門外漢の他業界の開発者から見れば、パチンコホールの将来は非常に明るい、という。



ナゼ、明るいのか?



「産業的に見てホールは将来的に完全無人化できる。玉の上げ下げはすでに一部では不要になっているが、介護ロボットが開発されているように、トラブル処理もいずれロボットでできるようになる。もちろん、景品交換も無人化できる。薬品工場はほとんど無人化されている。開発費に相当カネがかかるが、ホールの場合は開発費もさほどかからない。無人化できて、人件費がかからない究極の産業であることを考えれば、非常に明るい産業だ。ロボット業界は実際に無人化できる産業を探している。宝くじ販売もいずれ無人化できるが、あまり無人化すると日本人の働く先がなくなり、ある程度人が働けるところを残さなければ、経済が回らなくなるので、残しているだけだが、パチンコホールの無人化は可能性が高い」



無人化して人件費がかからなくなるから、将来的に明るいということのようだ。パチンコホール無人化のその先には、ネットでのオンラインパチンコになれば、ホールそのものがいらなくなってくる。



これが明るい材料というのなら、自分たちの家電業界のことを心配した方がいいようにも思えるが、日本の家電業界は決して暗くはない、という。



「サムスンはいずれだめになる。ウォン安で売れただけ。所詮は日本製品のモノマネで核心的技術は日本のメーカーが持っています。例えば、テレビ。これまでは、見るためのものでいたが、あらゆる情報が取り出せるのがこれからのテレビです。アップルもテレビを開発していますが、24時間付けっぱなしの時代になります。これからますます高齢化社会を迎えるのにあたり、一人暮らしのお年寄りがテレビにしゃべりかけて、話し相手になってくれたり、家庭内監視をしたりするのがテレビの新たな役割になってきます」



パチンコメーカーへの参入障壁の一つになっているのが、特許と「いわれているが、特許はいずれは切れるものである。



近未来のテレビの発想を聞いても、家電メーカーが参入してくれば、既成概念に囚われない機械を開発してくれそうだ。



少しは明るい気分になれた?



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