パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

ホール関係者からの反論を待つ

東京六大学に属する大学で、学生26人ほどが参加したある懇親会が開かれた。



日本でもトップクラスの大学なので、みずほ銀行や日立製作所へ入社が決まっている4年生も参加した。



その席で先生が就職活動する学生に対してこんなアドバイスをした。



「一流企業になれば、なるほど身上調査を徹底的にする。思想をチェックするために、ブログやフェイスブックまで調べるので、やらないにこしたことはない。フェイスブックは交友関係まで分かってしまう」



そういう話の流れで、やってはいけないアルバイトとして水商売やパチンコの名前が挙がった。



以前はそこまで調べることはなかったが、どういうことをする人間かを調べるために調査が細かくなっている、という。



懇親会にゲストで招かれた人がパチンコについて質問した。



アルバイトでパチンコ店働いたことがある学生は0。パチンコ経験者は2人だった。



では、参加した学生がどんなアルバイトをしていたかというと、スーパー、マクドナルド、ロッテリア、吉野家などのファーストフードやファミレス、といったジャンルで、中には新聞配達も。



アルバイト経験の中で、教授は「パチンコはスキルとして何も役に立たない」と一蹴した。



理由は玉箱の上げ下げがメインだからだ。



全国チェーンのファーストフード店では接客がマニュアル化されているが、ホールの場合は中小の数の方が多く、接客レベルがバラバラなところも問題視している。、



ゲストに招かれた人は色々な業種を経験する中で、パチンコ業界に在籍していたこともあったので、「パチンコ大手の接客はかなりレベルが高くなっている」と反論した。



これに対して教授はさらにこう反論した。



「パチンコ業界の接客は銀行や百貨店に就職した時に邪魔になる。上っ面だけで、あんなにニコニコした接客が身についていると浮いてしまう。型にはめられた接客ほど気持ちが悪いものはない。パチンコ店内なら通用するかもしれないが、垢を落とすのに大変だ」とけちょんけちょんだ。



接客向上を目指しているホール関係者が聞くと腹が立つようなことばかりだ。



ここは教授に反論する業界人のコメントを望みたい。特に大手からのコメントをいただければ幸いだ。



アンチからの否定的コメントは不要。





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正月営業という概念を捨てる覚悟

「ことしの正月営業は過去5年間で最高の稼働だった」と話すのは都内ホールの店長。



どうすれば、そんなに高稼働だったのかというと意外と簡単な話だった。



年末から釘を開け始め、正月も正月営業にしないで、通常よりも開けたので元旦から客足が途絶えることはなかった。



そんなことができたのもホールの体力があるからだった。ほぼ無借金経営だ、という。



なぜ、正月営業を止めたのか、といと普段パチンコをしない人が正月ぐらいはパチンコを打つことがあるので、そういうお客さんにパチンコの楽しさを味わってもらうためだった。



パチンコは等価ながらスタートは回した。ただ、TYを5~15%調整することで帳尻を合わせた。



店長は回せばお客さんが来ることを改めて認識した、という。



その一方で、こんな話もある。



これも都内の話。



おばあちゃんが久しぶりに行きつけのホールへ行った。このおばあちゃん、数年前から娘さんが住むハワイで暮らしている。たまに日本に帰ってきてはいるが、ホールへ行くのは5年ぶりぐらいだった。



おばあちゃんは顔馴染みだった店員にこう愚痴った。



「今のパチンコはこんなに回らないの? びっくりしたわ。前は1000円で18~20回は回ったのに、15回も回らないじゃないの。これじゃ、やる気も起こらないわ」



そこで、店員はこう苦しい弁明をした。



「おばあちゃんが来ていた頃は3.3円交換だったんですが、今は4円等価に変更になったので…」 



店員はすぐにこのことを店長に報告した。



お年寄りでも1000円スタートをしっかりチェックしていることに驚くと共に、スタートは最低ラインを維持しないことには逃げることを改めて痛感した。



より、丁寧な釘が求められる。



そのためには安易に風車で逃がさないことだ。それがスランプが起きる原因だ。



それ以上に思ったことは、やはり等価交換は間違いだった、ということだ。



無借金経営のホールなんかそうそうあるものではないが、正月営業を止めてびっしり客を付けたホールもある。



そろそろGW、盆、正月営業という考え方を捨てる時期に差し掛かって来ている。



摂津の1.2.3は正月に泉ピン子の来店を決行した。普通に考えれば、正月に芸能人を呼ぶ必要はないと思われるが、めったにパチンコを打たない人でも正月ぐらいパチンコでも打ってみようと考える。その来店動機につながると思えば納得できる。









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ホール営業に役立つおまけが豊富なポータルサイト

昨年10月中旬頃掲載した「みなパチに稼働支援POPサービスが加わった!」が好評だったようだ。



改めてみなパチのコンセプトを紹介しておくと、同サイトの1丁目1番地はパチンコ業界の顧客創造だ。過日発表されたレジャー白書からも分かるように、パチンコユーザーが大きく減少しており、みなパチはここに警笛を鳴らしている。



新規のユーザー化はかなり難しいが、そこで諦めるよりも、やり続けなければ効果は出ない。サイト以外でも地域との連携代行業務をしたり、初心者講座を開催したり取り組みは様々だ。



また11月、東京・上野で開催したみなパチ主催の「広告規制時代を乗り切るための無料セミナー」も120人ほどの来場があり、会場は満席となった。参加者の8割近い方が、非常に役立ったととの反応があったようだ。





前回も紹介したが、みなパチが行ってる3つのサービスをもう少し詳しく紹介しよう。



【稼働支援POP】



通常の機種説明やメーカーの小冊子とは違い、ユーザーが面白いと感じる内容に特化している。



チャンスアップ演出特集やボタン演出など遊技しながら思わずボタンを押したくなる内容が満載だ。



これは遊技台の楽しさがわかる前に、台から離れて行くことを防ぐことが狙い。



前回に引き続き、ジャグラーの面白POPを特別にここからダウンロードできるのでご覧いただきたい。



超定番機種であるジャグラーを、どう深掘りしてお客様に楽しさを伝えるか?



ジャグラーだけでも、これ以外にもたくさんのラインナップがあるようだ。



大海に関しては「実際に稼働が上がった」という声が、何度もあがっているという。







【メルマガサービス】



これがちょっと驚きで、POKKA吉田氏、チャーリー・ロドリゲス湯谷氏が参画している。そしてみなパチ代表の小池氏は、自分の足で動き全国各地のホール情報を収集し定期的に配信しているようだ。この面子から見ても興味深いメルマガで、3人がローテーションで配信している。



メルマガのさわりを少し紹介しておこう。



■POKKA吉田



私はこの数年もの間、ずっと「ホールの釘調整が下手になっている」と言い続けてきた。これは現在進行形の話である。で、こういうことを表だって言うと、必ず次の2種類の反発的反応がホール側からある。



ひとつは「釘を叩かかない奴にそんなことを言われたくない」的もの。



これ、実際には声に出さないだけで読者の多くもそれなりに共感できるかもしれない物言いだが、これは実はそもそも「間違い」である。だから、一言触れておこう。



「間違い」である理由は何か。単純明快なのだが…



■チャーリー・ロドリゲス・湯谷



(今週の注目機種)

【パチスロ:パチスロ大工の源さん】



ポイント1:初当たりの軽さ



・ART特化タイプでなく、ボーナス+ARTでメダルを増やすゲーム性。

・版権は弱いものの、少額で適度に当たり(ボーナス+ART)がくる感覚を体感できる。

・ヘビーユーザー向きではないが、まったりと遊べる感覚がある。わかってはいなが

 ら、デカ源さんを狙うのは素直に楽しい。

・ゲーム性もシンプルでわかりやすい。若干のパチンコファンを惹きつける可能性を

 感じる。



ポイント2:可動役物や演出は必見



・パチンコで培ったノウハウが存分に活かされいてる印象。派手な演出の割には…という声もあるが、毎プレイ楽しめる要素が盛り込まれている。



ポイント3:解析情報が出た後が問題?



・解析後に「どこまで追いかけるか?」という点は不安材料。

・但し、ターゲットとするユーザー層は幅広く、また販売状況も1万台以下という事から、資産価値も上がってくるのでは?と予測できるところ…。



非常に気になる内容であることは読み取れるであろう。



【遊技機市場動向レポート】



これは遊技機市場のマーケット情報を独自視点でまとめた資料で、客観的に機械動向から市場を予測している。また、実際の営業の運用にあたっては、他店舗との比較検討を通じて、自店の戦略を練る材料として活用できる。



月額1万8000円で、パチンコポータルサイトで自店の店舗情報を発信できるだけでなく、稼働支援台間POP、成功事例メルマガ、遊技機レポートサービスまで付いてこの値段は驚きだ。



なお、稼働支援台間POPと遊技機市場動向レポートのサンプルは、ここからダウンロードできる。(1月13日まで有効)



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福岡で1月30日に無料セミナーを開催





みなパチは、1月30日午後1時から福岡・博多区の「博多八百治ホテル」(福岡市博多区博多駅前4-9-2 )で広告規制時代を乗り切るための無料セミナーを開催する。



定員100名(先着順)。



講師とセミナー内容は以下の通り。



■POKKA吉田



「ユーザーはアナタをこう見てる(POKKA吉田的現場感のススメ)」



4円島凋落がとまらない遊技機マーケットにおいて、低貸営業、パチスロ営業がその分をカバーしきれてないのが現状だ。原因は規制や指導や機械の能力にあるのではない。現場の中にこそ存在する。現場がプロフェッショナルになっていない!釘、設定など最低限の事ができていない現状にPOKKA吉田氏が迫る。



■チャーリー湯谷



「お客様の心に訴える!これからのパチンコ店成功ストーリー」



今、過去に例のないパチンコ業界最大の「危機的局面」を迎え、成長をあきらめてしまっているホールが少なくない。みなパチが集めた事例を基に、チャーリー湯谷氏がこれからのパチンコ店「成功ストーリー」を提案。



■小池宗人(みなパチ代表取締役)



「お客様目線で思考を前進させる…その為に」



「パチンコ業界をもっと成長させたい!」と本気で考えているホールに現場に「危機感」を共有しながら、現状を好転させるトイレの活用方法、メールの活用方法、ブログの在り方など具体策を提言。





■問い合わせ先アドレス

info@minapachi.net






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メーカーとカジノ

財界人が出席する新年互礼会でのことだった。



パチンコ業界とも取引のある会社の役員に対してある人がこんなことを耳打ちした。



「パチンコ業界は大変ですね。自民党は快く思っていないようです」



いきなり、「大変ですね」といわれてもピンと来なかった。確かに4円パチンコの稼働は低迷しているので、そのことかと思ったが、自民党が快く思っていないとは、どういうことかと思っていると、こう話を続けた。



「パチンコメーカーは内部留保がすごい。カネが余っているのでゴルフ場を買った。それは土地の買占めにも当たること。それが土地を買い漁っているようにも写るようです。この制裁の余波がパチンコ業界に向かわなければいいのですが」



平和がゴルフ場運営会社大手のPGMホールディングスを連結子会社化したのは2011年12月5日のことだった。



PGMは国内に約120のゴルフ場を運営する大手で、6割強の株式を保有する筆頭株主から譲渡話が持ちかけられ、648億円の資金を必要とした。



当時の社長だった石橋氏はゴルフ場経営に参入した理由を安定した収益を挙げ「新たな収益の柱に育てる。ゴルフ業界へ参入することで総合レジャー企業へ進化していく」と述べている。



PGMの2010年12月の売り上げは795億円、営業利益は115億円、経常利益は78億円となっている。



ちなみにこの規模の売り上げをホール企業(ピーアーク)比較するとこうなる。



売り上げ537億3100万円、営業利益10億3600万円、経常利益10億4200万円、となっている。



装置産業といわれ、貸玉料金を売り上げと計算するホール業界の利益率がいかに低いかが改めて分かる。



さて、そのPGMが業界トップのアコーディア・ゴルフを敵対的買収で統合しようという動きが昨年11月末に勃発して、泥沼化の様相を呈している。



買い付け総額は最大約424億円。このTOBの資金はPGMの自己資本だけでは賄えないので、親会社が登場することにもなる。



新年互礼会の席ではこのTOBも話題になった。



業界外から見れば、メーカーはどれほどの内部留保を抱えているのかとも話題になったようだ。



平和は昨年4月、ホール関係者3000人を招待して、PGMが運営する全国の30カ所のゴルフ場でコンペを開催している。



昨年2月、セガサミーホールディングスも宮崎県の複合リゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」を経営するフェニックスリゾートの全株式を取得し、子会社化している。



ゴルフ場にカジノを併設する計画もありやなしや、と。



メーカーで一番カジノに熱心なユニバーサルも暗雲が垂れ込めてきた。



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先取特権

日陰者というフレーズにコメント欄が炎上したことがあるが、ホールは日陰者ではないにせよ、換金所は未だに日陰者扱いされているイメージが強い。



場所が路地裏にあったりするケースもあり、換金行為に後ろめたさがあるかのようだが、その換金所が表舞台でスポットライトを浴びることになった。



そう、大阪・交野市で地元住民が大阪府公安委員会などを相手取って起こしたホールの営業許可の取り消しを求めた裁判の件だ。



当然、府は12月10日付で控訴。舞台は大阪高裁に移った。



「公安委員会が敗訴するようなことでも起これば、これは交野市の事案だけではなく、大阪府全体に波及する問題。似たようなケースはたくさんある。営業許可の取り消しを求めて全国に波及する可能性もある」と危惧するのは建築関係者。



裁判の行方は当事者だけでなく業界全体の関心事でもある。



別の建築関係者はこう話す。



「もし、最高裁まで行って公安委員会が敗訴するようなことになれば、公安委員会はホールから損害賠償請求を起こされることになります。次は先取特権(さきどりとっけん)で争そうことにもなりかねない」



先取特権とは聞き慣れない言葉だが、ウィキペディアには次のように解説されている。



法定担保物権の一種であって、一定の類型に属する債権を有する者に付与される、債務者の財産について他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利をいう(民法第303条)。



「例えば、第一種住居地域で昔から物販の商売をしていたとします。その地域が工業専用地域になったとします。それを生業にめしを食っていたとすると、地域が変更になってもそのまま商売が続けられるような権利です。用途地域が変わっても財産まで犯すことはできない。今回の交野市の場合もそうなるのでは?」と読む。



今回の交野市の件は景品交換所だけでなく、駐車場の一部が制限区域にひっかかっていた。



「駐車場はアウトですね。これはまずいです。私が担当したケースで、駐車場の一部が引っかかっていたので、フェンスで仕切って使えないようにしたケースがあります。交野の事例ではそんなに広い駐車場でもないようですが、これはタイムなどの時間貸し駐車場にするしかないですね」



大遊協としても今回の事案は決して他人事ではないが、「組合としては静観するしかないですね」(組合幹部)と見守るしかないようだ。





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