世界的なショコラティエがパンを作ったら、どんなパンになるのか、という興味がまず先に立つ。ゴディバのチョコレートを堪能できるコロネは453円。街のパン屋さんのコロネに比べれば少し高いが、ゴディバとしては手頃な値段とも言える。
やはりゴディバというブランド力がけん引力となっているとも言えるように、いかにブランドイメージが大事かということが分かる。
もし、ゴディバパンをホール企業がフランチャイズで始めたら、どうなるだろうか?
「ニュースリリースを流すにしても、ホール企業色は消した方が賢明でしょうね。むしろ、こっそりやる方がいいと思います。それぐらいパチンコ店はイメージが悪い業種になっていますからね。イメージ戦略上のことだと思われますが、女子プロサッカーのINAC神戸の親会社はホール企業ですが、表に出すことはしていませんからね」(シンクタンク関係者)
何が言いたいのか?
「今後のパチンコ業界のイメージを改革するための分析を行っています。まず、第一番目にすることはパチンコという名前を捨てること。トルコ風呂をソープランドに替えて、イメージが明るくなりました。パチンコは昭和のイメージを引きずったままです。時代に合ったネーミングに変更すべきです」(同)
分析しているとは言ってもパチンコに代わり、業界イメージがパッと明るくなるような代替え案は、さすがにタダでは教えてくれるわけもない。
2008年、松下電器産業がパナソニックに社名変更した。長年親しまれたナショナルブランドも廃止した。社名変更には社名とブランドを統一することでブランド力の強化を図り、海外展開を加速するのが狙いだった。
薄型テレビではプラズマディスプレイに固守し続けたことが尾を引いて、液晶テレビで出遅れ、市場での存在感を失って行った。白物家電でも海外メーカーの後塵を拝している。
ネーミングを替えブランドイメージの統一を図ったからと言って、全てが成功するわけではない。
話しをパチンコに戻すと、日報でもこのパチンコのネーミング問題にはついては何度か触れているが、決定打には至っていない。
最後に頼ったのは“あれ” だ。100個ほど案を出してもらったが、どれもパッとしない。
その中でピックアップしたのがこれ。
「パンリア」
このネーミングは、「パチンコ」の要素を保持しつつ、リアルで楽しい体験を強調しています。また、「リア」と「コア」を組み合わせた単語で、熱心なプレイヤーやファンを意味します。ネーミングは、業界のイメージをアップデートし、新しい魅力を持たせるために必要です。
「ジョイボール」
このネーミングは、楽しさと喜びを強調し、パチンコのプレイ体験をポジティブに表現しています。 「ジョイ」は喜びを意味し、「ボール」はパチンコの要素を示しています。イメージを向上させ、カッコ良さと楽しさを同時に伝えないかもしれません。
いっそ、21世紀会でパチンコに代わるネーミングを募集してみますか?
ジャーニーズ事務所が新会社の社名をファンから公募している様に。

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