パチンコ日報

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パチンコという遊びは社会の役に立っている

ハンドルネーム「白髪店員」さんのコメントにこんな一文があった。



先ずは社会の役にたつ業界へ変えないと働いている人達が不憫で仕方ありません。世間から白い目でみられないように業界一丸となって変えて下さい。



この社会に役に立つ業界にしなければ、存続する意義そのものもなくなってしまうだけでなく、パチンコ業界で働く人たちのモチベーションも上がらない。



今の射幸性でパチンコファンを増やそうものなら、依存症患者を増やすだけ、と世間からも批判を浴びてしまう。



昔の腕のいい店長がよくいっていたのは「気持ちよく負けてもらう」。これが再来店にもつながる極意だった。



この意味は結果的には負けたが、「遊ばせる」と意味が込められている。今のパチンコはこの「遊び」の部分が欠落している。これが客離れが起きる大きな要因でもある。



「人間が生きて行くうえで遊びは不可欠で、遊びとしてのパチンコは社会に役立っている」と力説するのは、人間力総研の二瓶正之氏だ。



子供はままごと遊びの中から我慢することも覚える。ままごと遊びで万国共通して一番人気はお母さん役。ところがお母さんは1人しかなれない。じゃんけんで負けてしかたなく、他の役をやる。こういう経験が攻撃性の抑制にもつながる。



日本にはひきこもり人口が300万人とも言われている。引きこもりの原因を調べてみると子供の頃、子供らしい遊びを十分にやっていない、という共通点があることが分かっている。



うつ病患者にも共通した原因がある。それは遊びは悪だと捉え、遊ばない人が多いということだ。



子供の精神発達を促すためや大人の精神バランスを保つためにも、遊びがいかに重要な役割を果たしているかが分かる。



遊びには次のような役割がある。



・日常からの解放



・自己からの解放



・ストレス発散



・欲求不満の解消



二瓶氏はパチンコ店で店長経験も積んでいる。その時のエピソードが、パチンコ業界で生きて行く決意の原動力となっている。



店長デビューしたのは、都内の180台の小さなホールだった。



土日には必ずやってくる仲のいい夫婦がいた。



2人とも職場は同じで、在京キー局に勤めていた。ご主人は編成局次長で局内でもおしどり夫婦として有名だった。



ある日を境に2人の姿が見えなくなった。



常連さんの情報で、ご主人が末期がんで奥さんが付きっ切りの看病をしている、ということだった。



末期がんと分かってから天国へ旅立つのは早かった。



ご主人が亡くなられて3カ月ほど経った時だった。二瓶店長は常連さんに「気晴らしに引っ張ってきてください」とお願いした。



常連さんに連れられてやってきた奥さんは、生気がなく、あいさつしても返事もなかった。まったくの別人になっていた。



その時の奥さんの印象は機械が機械を打っているようだった。



それがきっかけとなって何度かパチンコ店に来るようにはなったが、生気はなかった。



ある日のことだった。



奥さんが西陣の花満開で20連チャンした。



二瓶店長は「おめでとうございます」といって近づいた。



すると奥さんの様子が少しおかしい。泣いているのかと思ったら号泣していた。



そして、、振り向きざまに声を上げた。



「店長、生きることにした!」



奥さんはご主人を失い、生きる希望をなくし、毎日死ぬことばかりを考えていた。大好きなパチンコをやっていてもつまらなかったが、連チャンが生きる後押しになった、という。



パチンコが生きる勇気を与えた。大げさかもしれないがパチンコが一人の命を救った。



大手企業を辞め、パチンコ業界に入り、家庭では離婚問題にまでなっていた時期で、心が揺れ動いていた。これがきっかけで、パチンコ業界でやっていく腹をくくった。



「パチンコはものすごい社会貢献もしているが、こうした事例はデータとして数字には現れないが、パチンコが命を救って人生を変えることもある。パチンコ業界で働いている皆さんは自信と誇りを持って欲しい」と訴える。





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