以下本文
まず最初に・・・
難しい事を言っているのは分かっていますが、と言っておきますw
ホールは利益を求め、エンドユーザーは勝ちを求める。
この相反する2つのニーズこそが、業界の仕組みを難しくする大きな要因である事は、言わずもがなかと思います。
そして、それらのバランスをなんとか保っていたのが、一昔前の営業形態かと思います。
それは、新台入替は最低限で出玉還元を行う、と言った形態。
しかし、時代は流れ、毎週の様に新台がリリースされ入替されていくのが当たり前になってしまい、お客様の感覚としても、常に新しい物があるのが当たり前になってしまっています。
そこで、疑問に感じることがあります。
お客様は新台入替にかかる費用を理解しているのか?
一日当たりの台粗利を理解しているのか?
新台にはしゃいでいるが、その意味をわかっているか?
当然ほとんどのお客様は理解していないでしょう。
まぁ、それは他の業界に於いてもオープンにしている所ではないので、当然の事の様にも感じます(商品原価を気にしながら牛丼を食べる客は少ないでしょう)。
しかし、この業界に関して言えば、違っていいのではないか、と。
基本的には「勝ち」を求めるのが常。
しかし、新台を打ちたいと思うも心理。
ならば、いっそオープンにしてしまってはどうでしょう?
新台のリリース時期や価格に関しては、当然の事ながら事前にわかっている事です。
ホールでは前の月、早ければ数カ月前から、その月に入れ替える機械を検討している訳です。
そこで、新台価格をお客様にオープンにした上で、入替機種をアンケートしてみてはどうでしょう?
店舗毎に細かいルール設定や、基準等は必要でしょうが、お客様に必要とされている物だけを導入。
余った機械代は還元。
1台40万円の機械を入れない事が、どれだけの出玉を生み出すかをお客様自身で体感できるのではないでしょうか?
他の業界では、ある意味「消費」する事がエンドユーザーのニーズであるが、この業界では違う(もしくは少数である)。
ならばエンドユーザーにも、物事の本質を少し見てもらっても良いのでは?と言ったお話しでした。
最後に、もちろん隠しっこなし、が大前提ですが。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。