最近も、2ちゃんねるに週刊誌の記事をコピペされて、名誉を著しく毀損されたとしてされたとして、2ちゃんねるに記事を投稿した人の情報をプロバイダーに求める裁判で、東京地裁は「公開されている内容を転載したものに過ぎず、それ以上に社会的評価を低下させるものとは言えない」として請求を棄却した。
ところが、東京高裁は「2ちゃんねるを見た多くの人が、転載元の記事や雑誌を読んだとは考えられず、情報を広範囲に広め、社会的評価をより低下させた」と認定。匿名で具体的根拠も示さない一方的な転載は公益性もないとして、逆転勝訴を言い渡した。
プロバイダーは上告せず、投稿者の住所や氏名を開示。男性は投稿者を名誉既存容疑で告訴した。 転載して拡散させると名誉毀損となる画期的な判例となった。
警視庁関係者らがこのニュースをネタにパチンコ業界の釘調整について語り始めた。
直接、パチンコ業界を指導する生活安全課の関係者ではないことをあらかじめ断っておく。
「釘調整は警察内部でも違法とは思っていなかった。今は、釘調整は違法とされているが、違和感を感じる。ただ、法律は時代によって変わってくるので、違法といわれれば、違法かもしれない」と複雑な胸のうちを明かす。
釘調整は違法とされながらなぜ、摘発されないのか?
「スピード違反も10キロ、20キロオーバーで走っていても、全部を摘発できない。釘はスピード違反と同じで全部は摘発できない。今は寛大にみてもらっているだけ。ただ、スピード違反の取締りと同じように、釘も摘発しようと思えば可能だ」と示唆する。
ホールは釘調整が違法といわれるようになって、メーカー出荷時の元の状態に戻すためのメンテナンス、というようになった。
このメンテナンスという言い方にはすぐさま反応した。
「メーカー出荷時の基ゲージ通りになっているか、角度や釘幅をチェックされたら、その時どう逃げるのだろうか? 誤差の範囲内というのが落ち」
釘調整が違法というのなら、メーカーは釘調整が不要な機械か、あるいは、釘そのものがない機械を作るしかない。
話はここから佳境に入って行く。
「警察としては天下り先が欲しい。警察のOBの利権団体として機械の修理をする団体を作る可能性もある」
生活安全課とは関係のない警視庁関係者の話ということに聞き留めて欲しい。

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