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この業界は色々な面で信用が無さすぎるのが致命的だと、個人的には思う。
まず、メーカーで言えば機械スペックの数字。
保通協という機関で機械自体の試験はされるようだが、調べられるのは主にルールの上限範囲内かどうか。
継続率やら突入率、機械割なんかの目に見えない数字はメーカーが発表する数字を信用するしかない。
おそらく、ほとんどの数字はその通りであろう。
そうであってほしいのだが、過去にこの数字を誤魔化した事件がいくつか存在する。
有名なのがSANKYOやオーイズミのとある機種。
詳しくは書かないが。
そしてホールの調整の信用の無さ。
設定付きパチンコなんてそのせいで絶滅した。
今は無い、とも言いきれない遠隔操作事件も過去には確実に存在している。
サクラという存在を店長が雇い、報酬を得るなんていう有名な事件も。
そして最後に保通協という存在。
過去のパチンコ釘曲げ問題でも警察(保通協)の落ち度が確認された。これも詳しくは書きません。
とにかく信用が無い。
この「信用の無い遊技機メーカー」が作った機械を「信用の無いホール」が買ってユーザーに提供されるとなれば、慎重な人や新規は寄り付かない。
信用させるために「完全確率」なんて言葉を作ったレベルだ。
この言葉、いまや数学用語のように語られるが当然だがこんな言葉は存在しない。
確率、という言葉だけですむ話なのに信用されないがために「完全」なんて重い言葉をつけて重視させたのだ。
こいつらはユーザーの不正には厳しく目を光らせておいて、自分たちの不正はやりたい放題だ。
今やることは、こういう経営側の不正を防ぐ事を大々的に宣伝することだ。
メーカーが作るデータプログラムの解析や、ROMブラックボックスの開示、スマパチなんて劣化したシステムなどではなく完全にホールが釘曲げ介入できないシステムなど。
客が信用を目で見えるような状況を作らないと先には進めない。
客が負けても、たとえ負け続けても確たる目に見える信用さえあれば、運が悪いと納得するしかない。
完全には難しいとは思うが、この業界はとにかく「信用」という言葉を軽んじすぎていると思う。

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