ドラマではまだ戦中が続いているが、敗戦後の絶望的な空気を吹き飛ばした歌が笠置シヅ子の「東京ブギウギ」などだった。
朝ドラファンのホールオーナーは、毎朝、ブギウギを観ていて、あることを思い出した。それは今から8年前にA-gonから発売された「昭和物語」だった。40年ぶりにリバイバルした手打ち式でも話題になった。早速、オーナーのホールでも昭和物語を導入した。
で、オーナーは東京タワーをモチーフにした昭和物語の盤面まで覚えていたのだが、そこには「ブギウギ」という文字が入っていた。

オーナーは閃いた。手打ち式はユーザーからも「腕が疲れる」と不評だったが、「電動式なら今すぐにでも買いたい」という。
ブギウギファンが打ちに来るという読みもある。
ま、そんなファンはそんなにはいないと思うが。
ここからはメーカーに提案だ。
昭和物語を電動式にして、機種名も「東京ブギウギ」に変更する。BGMはもちろん、笠置シヅ子の「東京ブギウギ」「買い物ブギー」などを使う。
著作権は著作者の没後70年なので著作権はまだ消滅はしていないが、昭和物語をリメイクするだけなのでそんなに時間はかからない。前回の昭和物語は1000台、400~500店舗に導入された、と記憶している。8年後の今も普通機に共感してくれるホールの数や如何に、といったところだ。
もっとも、昭和物語に拘らなくてもいい。同社にはクルーン付きのチューリップ台などもあったので、ブギウギ台にリメイクする方法はいくらでもある。
今のファンは一気に玉が増える台を求める傾向がある中、出たり入ったり、ジワジワ玉が増える普通機の面白さは初心者には向いている。
ちなみにこのオーナーは次に新店を出すとしたらホール名は「ぱちんこブギウギ」にしたい、というほどだ。
ホール名としては心がワクワクドキドキ弾むイメージがあるので、これはこれでありかもしれない。
追記
このエントリーを読んで当該メーカーの社長から早速連絡が入った。
個人的にはパチンコブギウギを作ってみたい気持ちはあるそうだ。ただ、ホール側は主旨には賛同しても購入にはつながらないことがネックだ。
もっとホールに体力のある時代なら可能だったかも知れない。
追記2
さらにもう1社、ハネモノをたまに出しているメーカーもブギウギにヒントを得て、BGMに楽曲を使うかもしれない。

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