ランプ対応で島の中を急いでいた男性スタッフと77歳のおばあちゃんが島の中で、接触した。スタッフの勢いがあったので、おばあちゃんは尻もちをついて、転んでしまった。
スタッフは「大丈夫ですか?」と声を掛け、手を貸しておばあちゃんの体を起こした。スタッフは尻もちをついたぐらいに思っていたので、おばあちゃんの対応もそこそこに、ランプ対応の方を優先させた。
高齢者ともなると尻もちぐらいでは済まなかった。痛みが取れないというので救急車を呼んだ。診察した結果、尾てい骨にヒビが入っていた。歩くことも困難になった。入院してリハビリ生活をつづけた結果、寝たっきりになることは免れたものの、車いす生活となった。
最初に接触した原因は、お互いに前をよく見ていなかったことだが、お互いに弁護士を立てて話し合うことになった。
弁護士を立てるということは、被害者のおばあちゃん側からすれば、ホールが誠意ある対応をしなかったからだ。加害者となったスタッフも暫くしてそのホールを退職してしまった。ホールにすれば加害者側のスタッフと損害賠償については、話し合って欲しい、と思ったのかも知れない。しかし、業務上での接触事故であるため、ホールがしっかりと対応しなければならないのは言うまでもない。
幸い、民事裁判になることは回避され、示談が成立した。
示談内容は100:0でホール側が過失を認めた上で、被害者側からすると満足できる賠償金が取れたからだ。
大半のホールで1パチコーナーを支えるのは高齢者である。こうした接触事故はどこでも起こり得る可能性があるので、注意喚起も込めてエントリーとした。
もう一つ、注意喚起ネタを。
あるホールに着払いの荷物がAmazonから届いた。
こういう場合、誰が注文したのか確認しないで、右から左でおカネを払ってしまうケースが往々にしてある。
で、支払った金額は2万6000円だった。
箱の中から出てきたのは棚に付けるL字金具10本だった。
結局、誰も注文しておらず、Amazonに連絡したら、1週間以内に全額返ってきた。
最近、着払い詐欺が横行しているようだが、まずは、着払いの時は誰の注文品かを確認することはいうまでもない。

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