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パチンコより楽に稼げるNFTゲームとは

働かないでパチンコより楽に稼げるNFTゲームとしてSTEPNが注目されている。STEPNの特徴はアイテムとしてシューズを買う必要があるが、歩くだけでおカネが入ってくるのが特徴。ユーチューバーのごーしんさんは、元ホール店長で、STEPN をやっている動画を公開しているが、30分歩いただけで、1万円ちょっと稼いでいる。

この動画を見たパチンコ専業だった人は、FXでも失敗した経験を持ち、こんなコメントを寄せている。

「STEPNをこの動画で知りSTEPN始めました。 3月頭から始め現在100万円が3倍になりました。本当にこの動画に出会い感謝しております。 年内このまま行けば1000万までみえます。 仕事終わってからパチンコ毎日するの辛かったので、本当ありがとうございます」

どうせパチンコで負けるよりも、新たな“投資先”としてSTEPNを見つけたようだが、初期投資は当然かかる。シューズが1足10万円前後もする。より多く稼ぎたければ、シューズを何足も買うことになるので、投資額が100万円ぐらいに膨らむこともある。しかし、シューズのレベルとステータスによっては、2カ月ちょっとで元手は回収でき、後は儲かるばかり…?

STEPNは海外のサイトなのですべて英語表記。しかも、現金を仮想通貨に交換してアプリに送金するなどの手続きがちょっと面倒でもある。

話を進める前にNFTについておさらいしておこう。

NFTとは代替不可能なトークンのこと。で、トークンとはビットコインやイーサリアム以外のあらゆる暗号資産を指す。従ってビットコインとは違うトークンで、ブロックチェーン内のトークンのことでもある。ビットコインには個性がないが、NFTには唯一無二の個性がある。NFTアートが高値で売買されるようになったのは、NFTと紐づけされた1点物(改ざんもコピーもできない)のデジタルアートであるが故だ。

NFTゲームはプレイすることでNFTと紐づけしたゲーム内のアイテムやキャラクターを獲得することができる。最近では有名企業がゲーム内の土地を購入しているが、そこには法的問題も孕んでいる。

NFTゲームのアイテムはユーザーが保有し、自由に譲渡できて、半永久的に利用することができる。

NFTが暗号資産に該当する場合、法規制の対象になる。ただし、金融庁は「個別性の高いNFTゲーム内のアイテムは暗号資産に該当しない」との見解を示している。

NFTゲームと賭博罪の関係性はどうか?

日本では賭博が禁止されているため、NFTゲームもここは慎重にならなければならない。

賭博罪では偶然に左右される勝敗が禁止されており、当事者の一方に偶然性がなければ賭博に該当しない。

また、利益の得喪で、一方が財物を失うことがなければ賭博には該当しない。1万円で買った福袋は1万円以上の価値があるために、一方の財物を失うことがないので賭博には該当しない。

NFTゲームは払ったカネと戻ってくるものが財物の得喪に当たらない。つまり福袋と同じということになる。NFTガチャは損得があるので、賭博になる可能性を持っている。

で、再びSTEPNの話に戻ろう。

前述したようにシューズを買って歩くことで暗号資産を獲得できるわけだが、シューズはウォーキング、ジョギング、ランニング用などが用意され、それぞれに様々なパラメーターがついているので、値段にも開きがある。

値段は初心者向けで1足7~8万円といったところ。歩いた距離で1日5000円、2日で1万円。これが投資に対する回収である。収益構造は他のユーザーが買ったシューズの収益を分配している。シューズに出資して、歩く行為で収益を分配して回収する。この歩くことが業務に当たるのか? 出資したのにおカネが返ってこないことになれば、ここがSTEPNの問題点で、見解によっては、投資とみなされ規制対象の雰囲気が匂ってくる…。スキームの変更も望まれそうだ。

次代を担うZ世代はこうした遊んで稼げるNFTゲームに興味を持つようになれば、ますますパチンコはじり貧になってしまう。



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