パチンコ日報

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新13歳のハローワークで黒塗りにされたパチンコのページ

「13歳のハローワーク」(村上龍著)が幻冬舎より発刊されたのは2003年12月で514の職業が紹介されている。2010年3月には89の職業を追加した改訂版「新13歳のハローワーク」が発行されている。累計発行部数は130万部の大ベストセラーでもある。

フリーライターの中学生の息子が、学校の図書館から「新13歳のハローワーク」を借りてきた。その中で黒塗りにされているページを発見して、父親に報告した。

フリーライターはどんな職業が黒塗りになっているのか、好奇心に駆られた。

ブックオフで買い求めた。2019年で第49刷発行となっており、増刷が続いていたことを伺わせた。

で、黒塗りになっていたのはパチンコ業界であることが分かった。

パチプロという職業が次のように紹介されていた。

パチンコやスロットで生計を立てる。フリーもいれば、パチプロの会に所属する人もいる。会に入るには、会費を支払わなければならない。金額はまちまちだが、月に1万円程度。会に入ると、「今どこの店の玉の出がいい」といった情報が入る。なかには、ヤクザとつるんで機械に細工をし、玉が出るようにする「ゴト師」と呼ばれる人もいるが、これは犯罪。年収1000万円を超える人もいるが、その数はもちろん非常に少ない。昔は、釘を「読める」ことが求められたが、今はデジタル化し、そのような読みが不要になりつつある。そのせいもあって、パチプロと呼ばれる人びとは次第に少なくなっている。

パチンコ業界で働くの項目は以下の通り。

パチンコ業界は、パチンコホール市場を中心に、パチンコ機器やパチスロ機器、玉・メダル補給機、コンピュータ関連、AVセキュリティ市場などで構成されている。規模は2兆円を超え、上場企業も少なくない。パチンコ業界は、1980年代にフィーバー機が登場してから急速に成長しているが、一方で淘汰も進んでおり、小さな個人経営のパチンコ店はつぶれ、かわって大規模なグループ企業が勢力を伸ばしている。パチンコホールでの仕事はいろいろある。興味がある人は店舗でお客へのサービスにあたるアルバイトスタッフとして働いてみるといいだろう。こうしたスタッフからスタートして、出玉と景品を交換するカウンタースタッフ(女性が多い)、中間管理職的な役割を担うチーフ、ホールマネージャー(副店長)、店舗の金銭管理や労務管理、人事、指導育成、新台の機種決定やイベント企画などをこなし、店舗全体を総括管理するマネージャー(店長)、複数の店舗を統括するエリアマネージャーとステップアップしていくことが多い。特徴としてはとてもスピーディに出世でき、低年齢でも高収入を得られることだ。20代で、年商何十億円という店舗を一手に担う店長になることも夢ではない。しかし、その分フロアでの仕事はきつく、離職率も高い。

フリーライターは学校の図書なので黒塗りにした犯人が気になった。学校の先生がそんなことをするわけがないので、パチンコ業界を憎む父兄の仕業かと考えた。

次にフリーライターが気になったのは、今でもパチプロが存在するのかが、知りたくなり、ライターの伝手を頼って業界人に辿り着いた。

パチプロが今でも存在するのかと言えば、ピンプロはほとんど引退して、軍団のウチコが存在するように、パチプロの項目は大幅に書き換えなければいけないぐらい、変化している。

初版が発行されて20年近く経って、パチンコに関しては20年2昔を感じさせる記述も目立つ。低年齢で高収入を得られる環境でもなくなってしまったことは、パチンコ業界の魅力を半減させている。



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