パチンコ日報

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わたしがパチンコを止めた理由

些か古い話になるが、岸田文雄は自民党の総裁選で「国民の声を聞く」をキャッチフレーズに、ことあるごとに岸田ノートを取り出して見せた。そこには、車座対話などで書き溜められた国民の生の声が詰まっていた。そうした一人ひとりの声を政策に反映するのが岸田内閣のモットーでもある。

パチンコ業界はこれ以上離反者を増やさないためには、岸田首相に倣って離反した人の声に耳を傾けなければならない。そして、業界がすべきことはただ一つ。離反した理由を改善することだ。これ以上離反者を出さないことが、新規ユーザー獲得の第一歩につながっていく。

前振りはこのぐらいにして、大阪在住の超ライトユーザーさんの声を聞いてみよう。

「今月からパチンコを辞めました。わずか数日…と思うかも知れませんが、30年近く毎日ホールに通い続けていた自分からするとすごいことなんです。

やめた理由はいくつかあります。

1)お金が続かない(いい年して貯金ゼロです)
2)なんか冷めちゃった
3)人に言えない趣味
4)女性からオシャレさが無いと言われた

数万円ぶちこんで、単発。
天井まで追いかけてスルー。
何度こんな経験をしたことか…。

お金もそうですけど、精神的にもしんどくなりました。高校生のころに一発台にハマり過去にパチンコに使ったお金は2 ~3000万は下らないでしょうw

パチンコ店さんも商売だし、それはわかるし。別にパチンコ業界に何も求めていません。思い返せば楽しかったし、過去の事はもういいんです。でもこれからは、少しおしゃれに生きてみようと決心しただけです。

正直、今月初めにポケットに入れた数千円が、今もポケットにあるんです。今までだと考えられないことです。このペースでいけば月末には、人生初の数万円ですが貯金出来そうです。
このままパチンコ屋に吸い込まれないように頑張ろうと思っています。
あくまでも僕自身の見解です」

以上がパチンコを止めた理由である。

1番目の理由のおカネが続かなくて止めたというのを業界はあまりにも聞き流してきた。元凶は等価交換だと分かっていながら、16割分岐営業に戻すことは最初から諦め、やっていることは精々11.2割分岐営業が関の山だ。足並みを揃えて16割分岐が業界スタンダードになることが、新規客を迎え入れる準備ができたことを意味する。

毎回毎回同じことを書き続けるのは、業界がそのための努力に動き出さないからだ。

2番目の冷めた理由は、大当たり抽選機一辺倒になって久しく、ワクワクするような機種をメーカーがなかなか開発しないからだ。代り映えのしないラインナップで出玉速度を競う。これではギャンブラーに迎合しているだけで、それが3番目の人に言えない趣味に通じる。パチンコの
ギャンブルイメージが拭えないのは、フィーバーが登場して40年近く積み重ねてきたことなので、一朝一夕には解消できないだろう。

4番目の女性からオシャレさがないと言われるのは、客層にも起因するところがある。軍団・ウチコ、高齢者しかいないようなイメージだ。パチンコのダメなイメージを改善すれば女性客が開拓できる余地があるということになる。

大胆な構造改革が必要になることだけは間違いない。だから誰も手を付けることなく、時が過ぎるのを待つ日々が続く。



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