パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

閉鎖店舗を100均に業界変更するホールが去年秋以降から増加中

今年のGWは有休を使えば10連休になる。JTBによると旅行などで出かける人は、前年比で68.4%アップが見込まれている。しかし、前年比アップしてもコロナ禍前の2019年に比べると33.3%減に止まっている。旅行へ行ってコロナに罹るのが怖いという人も一定数いるようだ。

沖縄の玉城デニー知事は4月8日の会見で沖縄では第7波に突入したとの認識を示したが、感染者の数だけ追っていたら、コロナ騒動はいつまで経っても終わらない。2類相当から5類への指定見直しを岸田首相は決断したとの報道もあるように、経済活動を復活させないことにはコロナ前の水準に戻るのに時間ばかりかかってしまう。

コロナ前の水準に売り上げが戻るのが難しい業種は、パチンコ業界以外にも色々あるが、注目したいのは紳士服業界だ。同業界は少子化によるスーツ着用人口の減少に加え、低価格志向、オフィスウェアのカジュアル化に伴う「スーツ離れ」の加速で、スーツ販売数は年々減少していた。紳士服市場は元々縮小傾向にあった、という点ではパチンコ業界と一緒だ。

追い打ちをかけたのがコロナ禍だった。人流を抑制するために大企業を中心に在宅ワークが広まった。元々、スーツ需要が落ち込んでいるところに、在宅勤務で仕事着の在り方が変わり、紳士服業界は業績低迷に歯止めがかからなくなった。

不採算店は閉店する。どこの世界でもあり得ることだが、業界大手の青山商事は100均のダイソーとフランチャイズ契約を結び、閉鎖した店舗をダイソーに鞍替えしている。2021年8月の時点で111店舗にも拡大している。柱がなく広い店内は手を加えることなく、簡単に100均に業態転換できる。

紳士服店以上に広い駐車場と広い店舗スペースがあるパチンコホールからの引き合いも昨年秋以降から急増している。

「今のところ50社ぐらいから問い合わせが来ています。パチンコ店は土地・建物も自社物件が多いので、やろうと思えばすぐにでもできます。コンビニよりも初期投資がかからないところが魅力だと思います」(ダイソー関係者)

コンビニは同一商圏内に同じコンビニが林立することもあるが、100均の場合はバッティングする時は、出店することができない。同じダイソー同士が食い合いにならないようにしているため、ダイソーに断られると業界2位、3位の100均チェーンへ流れていく。

「飲食店のフランチャイズもあるが、コロナで全部ダメになった。100均はコロナで客が来なくなることもない。従業員もそのまま雇えるので、フランチャイズを検討しています」(ホール関係者)

先日、「パチンコよりも100均の方が利益が残る」というエントリーをアップしたばかりだが、時代の流れを感じる。100均に負けるパチンコ業界にしてしまったのは、誰だ!


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。



 

社員の育成を考える

稼動が落ち、それでも利益は取る。このような現象がかなり続いています。

史上最悪の悪循環は止まるところを知らずますます負のスパイラルにハマっていく。
なぜ、そして何がこのような状況を作ってしまったのか。

原因の一端として経営者もしくはそれに準ずる役職者の怠慢にあると思うのです。
昔と違い今の経営者は釘の重要性を軽んじる傾向にあります。あまり興味を持たないから釘の技術による効能はもちろんのこと、最低限の知識もない場合が多く見受けられます。

するとどうなるか。

釘の整備を行うものは余程調整業務が好きでない限り、できれば避けて通りたいという願望を心の奥底に持っています。そしてできれば上層部から叱られたくないという自己保全に走る傾向も見て取れます。結果、スタートの数値を合わせ、利益率を合格ラインにまで持っていけばいいというその場限りの調整を行うという場面を幾度も見てきました。

もっとも店長だけを責めるわけにはいかない事情もあります。それは上司や経営者が適切な指示を与えていなかったり、正しい方向へと導いていなかったり、で現場の店長はその点において大いなる被害者となるのです。

私が「社長から『店長の釘はまだまだだ。夜中の2時に終わらなければ朝までやってでも技術を磨きなさい』と言われたら皆さんはどうしますか?朝までやりますか?」
と問いかけると8〜9割の店長たちは「やります」と答えるのです。

つまり逆を言えば上司や経営者がハッパをかけなければ、店長たちは自ら時間を作り技術を磨こうとはせず、できるだけ早く帰りたいと思うはずです。誰でも面倒臭い仕事は敬遠したいものですから。

日本のサラリーマンは真面目です。会社から与えられた仕事は最低限やりこなさなければならないという基本的精神を持っています。それはパチンコ店の社員たちも一緒です。

社員の成長があって初めて企業の増収増益が成り立つとは以前にも申し上げました。今回の釘に関してはほんの一例ですが、会社は社員の成長にもっと力を注ぐべきです。

若手の社員は上司や経営者から物と事の道理を教えられ、適切な指示、指導を貰えばそこそこまで成長するものです。

「最近の若い者は言わないと仕事しない」
とボヤく上司や経営者がいますが、それは大きな間違いでしょう。

現在活躍している店長たちに運営のほとんど任せていますが、その店長たちもやがては何らかの理由で会社を辞めていくものです。若手の育成はきちんと仕事ができる店長がいるうちに会社ぐるみで進めていきたいものです。


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

採用試験で使えるゴミ拾いテスト

500人規模の上場メーカーの人事担当者が、失敗しない採用方法を明かす。このやり方で採用して10年余りになるが、「テッパン」と胸を張る。

この会社では内定を出す前に素行調査をする。

就職差別をなくし公正な採用選考を推進するための厚労省の指針として、採用選考時に避けるべき項目の一つとして身元調査が挙げられており、いわゆる素行調査もその範疇に入るので、あまり勧められるやり方ではない。

ただ、素行調査のメリットは、面接や検査等の採用選考では、不完全な情報しか得られないことが、「事実」を確認することで、端的に判明してしまうことだ。

どんな素行調査課と言うと、普段の行動範囲の中で、よく行く店でわざと棚から「商品を落としておく」シチュエーションを作り、それを拾うかどうかを見極める。

無視する人より、拾う人はまず「ハズレがない」という。

気が使えて、仕事も丁寧で、トラブルがなく、客の評判もよく、定着率がよく、何かしら輝くものを持っていて、出世が早いことがこれまでの実績から実証されている。

ただ、この方法はコロナ禍で出歩かなくなってしまって、使えなくなっていた。

また、別の会社では面接会場と控室の廊下にわざとゴミを落としておいて、ここでも拾うかどうかをチェックしている。気が利く人材を採るための一つのノウハウだという。

ゴミを拾うと言えば、大谷翔平が有名だ。大リーグへ行ってもグラウンドにゴミが落ちているとさっと拾ってポケットにしまう姿に、称賛の声が挙がっている。大谷選手が高校1年生の時に作った曼荼羅チャートのど真ん中には「ドラ1、8球団」という目標が書かれていた。そのために必要なことの中に「運」がある。運を呼び込むために必要なことは、あいさつや部屋の掃除、ゴミ拾い、道具を大事に使うなどがある。

ゴミを拾うということは、人が捨てた運を拾うという意味で、大リーグへ行ってもずっと実践しているわけだ。

話しは採用問題に戻るが、面接会場でゴミが落ちていたら、拾うは、面接試験合格のノウハウになってしまうが、皆がゴミを拾えば、世の中がきれいになるので、それはそれでいい、という。

ま、誰も見ていないところで拾うのが望ましいく、磨けば光る原石とも言える。ちなみにこの会社の人事担当は全員、ゴミを拾った人たちだった。

パチンコ業界でもこの方法を採用してみては? 最初の方法は兎も角として、廊下のゴミならすぐにでも実行できる。


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

映画1本の時間で勝った、負けたと遊びたい!

ハンドルネーム「・」さんの「夜のサラリーマン客を戻すためにも1時間で勝負できるスロットが望まれる」に対するアンサーコメントだ。

以下本文

おおよそ内容は肯定しますね。この業界が悪くなった原因でもある。
よく言うのですが、私も4号機でスロットはほぼ卒業した。

たまにぱちんこ打つくらい。
もしくはたまのジャグラー。

唯一打てたジャグラーも、もはや打ちはしない。たとえ 3000円でもスロットサンドに入れたくない。

時間の無駄。

それなら3000円持ってぱちヱヴァかUCかぱちんこを打つ。

この業界が悪くなった原因は、サラリーマンをないがしろにしたから。

だって世の中の多勢が9時5時のサラリーマンなのに、5号機あたりから朝から来ないと勝負にならない機械になってしまったでしょう。

いつのまにか6ツモって一日ぶん回す。これが最大正義みたいな。

5号機半ばからのユニバ系での1でも誤爆ウケがヒットしたのもその証左。夕方サラリーマンでも勝てる。

昔みたいに低設定の高設定並みの挙動もない。
穏やか偶数荒波奇数も今じゃ無理。
設定なりの出玉推移の6号機、これはもはや無理ゲーだ。

基本は まっとうに働く日本のサラリーマンが、楽しく、楽しく遊べる機械じゃなければ。

朝からツモられた高設定の残りかすしか残ってない状況で、それは客離れ起こすし辞めてしまうだろう。

そんな中で昨今のPの盛況は時速ももちろんだが、短時間で、サクッと遊べる(決着がつく)
ことだ。

私がそうだけれど、映画一本くらいの時間で、勝った、負けたと遊びたいのだ。

そんなに暇じゃないし。それが世の大多数だろう。

今のぱちんこはそこにちょうどハマる。

仕事終わりでも勝った、負けたが、これも大事だが公平に平等に楽しめる。

基本的にこの業界の最大原則は平等公平。これがなくなってしまったのが、この業界の斜陽の根幹だと思う。

まぁ、お客様もただ負けてくれるわけがない。現金機~CR初期のただ機械並べれば、儲かってしょうがなかった時代…。そんな中でコンサルの三即営業の即入即抜即転売の提唱が拍車をかけ、なるべくしてここまで落ちぶれてしまった。

我々の業界は、ぶっちゃけて言えば、接客なんてどうでもいい(そこそこでも)。
お客様の打ちたい台が、真っ当に(いろんな意味で)あれば成り立つ。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

第3話 漂流者 ③

連獅子

「どうしたんですかい、坂井さん」

仁義なき肥満の木村くんが怪訝そうな顔で僕の顔を覗き込むとそう言った。彼の顔を見た僕はホッとするものを感じ抑えきれない恐怖からやっとの思いで逃れることができた。しかし緊張の余韻はまだ冷めやらない。

「あのさ、あすから西田主任が来るんだって。なんかすごい怖い顔しててさ、イボみたいなホクロがあって顔が真っ黒なんだけど声が変なんだよね。で、今寮に案内してきたところ」

ほとんど説明になっていない。事の顛末を正確に伝えるためにはもう少し時間が必要なのかもしれない。しかし幸いにもこの変な日本語は木村くんは理解していた。

「いきなり面接来て主任ですかい。なんか面白くねえですねえ。店長がですかい」

彼は考え込む素振りを見せながら「ふーん」とひと呼吸おいてから
「まあ坂井さん、あれですよ。そいつが半端なことをしでかしたらあっしがシメちまいますから、どうか安心しなさいな。何かあれば必ずあっしに言ってくだせえ」

カルティエの真似でもしてるつもりなのだろうか、彼はガハハと笑いながらその場を立ち去った。その様は本人の意識とは裏腹に全く貫禄や威厳からは遠く離れたものだった。
 
翌日のことである。朝礼の際、奴は白いワイシャツにベストを着てきた。役職者の証であるネクタイもしている。奴のユニフォーム姿は妙に似合っていた。そしてこの業界のプロとしての威厳に満ち溢れているのである。僕はその姿を不思議な感覚で捉えていた。

「みなさん、おはようございます。本日よりこちらでお世話になります。西田と申します。経験はまだまだ浅く、わからないことも沢山ありますが、一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願いします」

奴は深々と頭を下げると、従業員たちに向かって笑顔した。淀みのないそしてひとつも無駄がない簡潔なスピーチだった。

しかし僕はここでまた頭をかしげる。一体この男は何種類の声を持っているのか。今日の声はぱちんこ屋ではあまり耳にすることのない、よく通るバリトンであった。ニュースキャスターを務めてもおかしくない。ふと周りを見渡すとみんなは奴を受け入れるでもなく否定するでもなく、ただ無表情を装い黙っていた。

と、その沈黙を破るかのようにカウンターの松本さんが妙に艶めかしい声で「西田主任、よろしくお願いしまあす」と一声を放った。

僕は松本さんをキッと睨みつけた。その表情は既に女の顔である。従業員の間でもお客さんの間でも松本さんの男好きは有名である。よりによってなんでこんな男にシッポを振るんだ。しかも自分だけ目立とうとしているのは見え見えじゃないか。

僕のイライラが高まる。しかし松本さんの挨拶を皮切りにほかの早番スタッフたちもバラバラと挨拶の意を告げた。奴の評判は入社後1週間も立たずして急上昇する。表立っては言えないがやつに反感を抱いているのは、僕と木村くんだけだった。

松本さんは僕らの気持ちを知ってか知らずか、毎日のように奴を褒めまくる。そして暇さえあれば「しゅにぃ~ん、」と猫なで声を出し、体ごと奴に寄り添う素振りを見せる。
 
紹介し忘れたがこの松本さんという女性は自称三十八歳。既婚者である。しかしお客さんや社員は彼女が四十二歳のバツイチで四人の子持ちであるという真実をきっちり嗅ぎつけている。

異常にプライドが高く、勝気な性格である彼女は自分が離婚したことを社内で絶対に口にしない。彼女の家庭環境をみんな知っているというのに、そんなことに構う素振りも見せないで、三十八歳の人妻を演じ続けているのだ。

考えてみれば少しばかり悲しい話でもある。普通なら周囲から同情され、彼女に対し優しく振舞ってあげるものだ。と人生経験の浅い僕は考える。しかし彼女は何故か周囲から疎まれる。松本さんは自分の事に関しては絶対的な秘密主義者であるにも拘らず人の噂話にはかなりの興味を示す。

一度その噂話に花が咲くと、並びの悪い三本の出っ歯と歯茎が乾いて上唇が完全に落ちきらず歯茎の途中で止まっている状態でも延々としゃべり続ける。

茶色に染めすぎて傷んだ髪の毛は腰まで伸び、まるでとうもろこし三十本分の毛が頭から生えているようだ。みんなは彼女を「連獅子」と呼んでいる。当然のことだがそのあだ名を本人の前で口にするものは誰もいない。そして今日も「連獅子」歯茎と前歯をむき出しにし、とうもろこしの毛をわっしわっしと前後左右に振り乱しながら奴の話に熱を込める。

つづく


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。