パチンコ日報

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パチンコ依存症よりパチンコ中毒に言い換えた方が抑止力は強い

吉野家の伊藤正明常務の「生娘をシャブ漬けに戦略」発言で大問題になった早稲田大学の社会人向け講座は、受講料が38万5000円という高額に驚かされた。各分野の26人の著名講師陣が「デジタル時代のマーケティング」をテーマに3カ月間に亘って計80時間行われる。1時間当たりでは4800円ほどなので、それを考えるとそう、高い金額でもない。

改めて、生娘シャブ漬け戦略とはこうだ。
「田舎から出てきた右も左もわからない若い女の子を牛丼中毒にする。男に高い飯をおごってもらえるようになれば、絶対に食べない」というように、口が肥える前に牛丼脳にしてしまう戦略のようだ。

この問題を受けて日報に何度も寄稿しているヤンキーパンダ氏はこう感想を述べる。

「50年前、藤田田氏は『今の子供にマクドナルドの味を覚えさせると一生食べ続ける』と仰いました。吉野家の役員を擁護する気はありませんが本質は同じ意味。ビジネスはファンと言う名の中毒者の数次第で浮沈する。どちらもビジネスの本質を語ったのだが片やカリスマ、片や解雇。言葉は間違うと恐しい」

受講生は40名ほどだが、この講座に参加した1人がこう話す。

「生娘という言葉遣いにまず驚かされた。今どき生娘という使い方をするのは70歳以上でしょう。後から調べたら同い年の49歳だった。早稲田が厳選している人選なので、信頼していたが、講義が終わって、あの発言はマズイ、と議論になった。自分もネットに上げようかと思っていたら、すぐに別の人が上げた人がいた」

受講生同士で話していたら、参加者の一人がホール関係者だったことも分かった。

中毒という言葉は悪いが、パチンコ業界が実践してきたことも似たり寄ったりだった。昔の釘師は絶妙なスランプを作り、「もう1000円、もう1000円」と使わせる釘に誇りを持っていた。それが液晶になってからは、リーチ演出に取って代わった。激アツ演出で期待感を高めて1万円札をサンドへ投入させた。

言い換えれば業界は、パチンコ中毒にしてしまうことに血道を上げてきた。その結果がパチンコ依存症問題を生み、業界は真正面から取り組む課題を与えられてしまった。

受講したホール関係者はパチンコ依存症という表現をしているから、ダメだと思った。タバコはタバコ依存症とは言わず、ニコチン中毒と言われてきた。中毒という言葉の持つ意味は、薬や化学物質が体の中に取り込まれたことによって毒性が体に現れた状態を指す。慢性中毒のなかには、薬物を使用することによって一時的に気分爽快となるために、嗜癖性をもつに至るものがある。それらが麻薬、覚醒剤、シンナー、アルコールなどだ。

パチンコ依存症というよりも、パチンコ中毒に置き換えた方が、抑止効果が高い、とこの講座を受講して感じた。

ちなみに、儲けるという漢字をばらすと信者になる。商売上手とは信者を増やすことでもある。


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