パチンコ日報

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客単価を上げ続けたことの行く末

メーカーはホールに機械を買ってもらうために、売り上げが上がる機械作りに専念してきた。スタートの7個返しが1個返しになってきたように、業界は客単価を上げることに腐心してきた。連チャン性で射幸性を上げ、スタートを始めとするベースを削ることで売り上げも上がる。

客単価が上がれば、ホールは儲かる。それは言い換えれば、客単価が上がれば、上がるほどお客さんの方はおカネが続かなくなり、客離れが進むことを意味する。

遊技人口が減る中で今まで通りの売り上げを維持しようとして、少なくなったお客さんからさらに客単価を上げた結果が、前年から180万人の大幅減少の遊技人口710万人という現実でもある。

「釈迦に説法。そんなこと言われなくても分かっている!」と業界人は反論するかも知れないが、新規客を増やす努力をしているのか問われたらNOだ。

メーカーの努力に対してもユーザーの意見は手厳しいものがある。

「業界の人たちは、遊技人口が10年で半減した理由についてどう考えてるんでしょうか。ちょいパチ、設定付きパチンコ、遊タイム、メーカーの取り組みは新たなニーズを創造できていますか? 新規客を呼び込むより先に、かつての客がなぜホールに足を運ばなくなったのかに注目した方が良いです。私はパチンコ店には1〜2時間程度しか滞在しないので、遊タイム付きは好きな版権でも座らなくなりました。天井前の中途半端な回転数で辞めるのが嫌だからです。遊タイムは遊技性も上がらない、ライトユーザーを減らすだけの施策だと思います」(あい氏)

「『はまった時の救済の為だ!』と遊タイムをつけてみたら、実際は専業や軍団などのハイエナ連中が立ち回りやすくなっただけ。ミドルで1から遊タイムまで回すと5~6万かかります。時間は3~4時間。一般客は途中でやめてしまい結局それを拾うのはハイエナ連中。遊タイム考えた人はこうなる事を想定できなかったのかなと思います。遊タイムをなくしてボーダーより下の調整をし(ボーダー20なら15~6くらい)軍団や専業が稼げないようにして一般客が遊びやすいようにするべきだと思います」(パチンコがなくなれば幸せ氏)

「遊タイム機をなくす(極度のハイエナ仕様)。低換金、貯玉制限を設けてある程度回せる仕様にするは必須です。一般のお客が圧倒的簡単でかつ高期待値のハイエナ稼働(期待値稼働)を覚えてしまう事がどれだけ業界が危ない事か分かっていないと思います。お金を使ってくれる(マイナス期待値部分を打ってくれる)お客の負担が更に増え、そのお客自体もどんどん減る状況になっています。年配の方で遊タイムがついてるか、ついていないか判別つかない人達はハメてやめる=悪、みたいな印象さえついてしまって遊タイム無し機も回してくれません。今は昔と違い、雑誌を買ったり しなくても更に詳しい情報が数秒で手に入ります、パチンコもスロットも勝つにはハイエナ、みたいな極度のハイエナ仕様を見直さなくてはいけないと思いますよ」(ねぎ氏)

遊技人口3000万人時代と比べて、ブルーカラー層は1/5、大学生に至っては1/20まで激減しているデータもあるように、客単価を上げ続けた結果、低所得者層から離脱して行った。万単位のおカネがなければパチンコが打てない仕様にして、等価交換で勝率も激減しては新規客開拓もあったものではない。

新規客が増える機械とは、ハードルを低く客単価を抑え、ホールとメーカーが共に業界の構造改革ができなければ、未来は拓けない。




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