パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

パチンコ玉は一生無くならない?

なぜ、山に登るのか? そこに山があるから——これはイギリスの登山家ジョージ・マロリーが残した名言だ。世界最高峰のエベレストに挑戦する時に、記者の質問に答えたものだ。命を落とすかもしれない危険を冒してまで登るのは、そこにエベレストがあるからだ。

その言に倣えば釘調整が違法と言われながらも釘調整が行われるのは、そこに釘があるからだ。設定付きパチンコがリリースされたとは言え、昔からの慣習は一朝一夕では改まらない。

警察が本当に釘調整を止めさせたいのなら、釘をなくせば済む話だ。例えば、全面液晶パチンコにして釘も玉も無くしてしまう方法も考えられる。

以前、カジノ用に8K画像を使った全面液晶パチンコを開発しているメーカーのことを伝えたように、パチンコ用に高精細液晶を使って玉の動きも液晶で演出しようという試みも始まっている。

全面液晶では平面的なので、立体感を出すために釘と風車は実物を使い、液晶であることを忘れさせるようにしている。ちなみに風車は玉の動きに合わせてモーターで回るようにしているので、リアル感が増す。釘は実物でも玉が映像なので釘調整は意味をなさない。

もちろん、全面液晶にするためには法改正と言う大きな壁が立ちはだかる。

「パチンコ玉は一生無くならない。パチンコ玉が無くならないのは遊技だから。全面液晶になったら、それはゲームで遊技ではなくなる。パチンコは玉を打って遊技。スロットはボタンを押して遊技。それを警察が根底から覆すことはありません。パチンコに設定が付いていても釘調整しているのは黙認しているだけ。設定だけにしないとそのうちお仕置きがきますよ」(警察担当記者)

話は固定ハンドに移る。

「固定ハンドルでは遊技ではない。打つ場所を変えることによって出玉も変わるから遊技。固定ハンドルで機械が勝手に動いたら遊技ではない。固定ハンドルもまた厳しく取り締まられるかも知れません」(同)

遊技というワードは、カジノが解禁された暁にはより際立ってくるものと思われる。

「残念ながらパチンコ業界の規制緩和はないですね。警察にはトラウマがあります。それは警察庁が肝いりで推し進めた全国共通プリペイドカードです。何百億円というカード偽造被害は社会問題にもなりました。スロットのクレジットも50枚を引き上げるように陳情がありましたが、GOサインが出ないのはそのためです。何かあった時に誰も責任は取りたくないですから」(同)

規制緩和の前に自分たちの襟を正せということのようだ。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える


※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。