それによると、パチンコは他のレジャーに比べコロナ前の比較で落ち込みが2割程度、地区によっては1割程度で、5割減以上の旅行関係に比べれば傷が浅いことが分かった。旅行は自粛する人が多かったが、近場のパチンコは手軽に行けた、ということであろう。
では、まん防が解除され、どんなレジャーにおカネを使いたいかというと、多かったのは旅行や飲食だった。特に海外旅行に行きたいという声が多く、これまで我慢してきたことがリベンジ消費につながる。その反面、パチンコをしたいという人は少なかった。ま、コロナ禍でもパチンコをしていたという証でもある。
生保らしく、保険の見直しも調査した。最近は掛け金が安いネット保険に押され、大手生保は苦戦している。
その中でも、解約しない得意客はどちらかというと富裕層で、興味があるものについて聞いた。
富裕層はやはりおカネがあるので、関心事のトップは投資で対象は株だった。コロナで旅行にも行けず、自宅のパソコンで株価のチャートを観ている人が少なくなかった。FXはロシアのウクライナ侵攻で為替が全く読めなくなったので、やる人は少なくなっていた。
投資で一番失敗した人はロシア国債を買っていた人。天然資源が豊富だったためロシア国債を買ったが2000万円は戻ってきそうもない。
ウクライナ問題では日本がウクライナ難民の受け入れをすぐに表明したために、どの分野に投資したらいいかが見えて来た、という。
世界の自動車メーカーはEVに進んでいるが、ハイブリットとEVの2本立てで進むトヨタは、生保の分析では自動車の復活はトヨタからだと読んでいる。アフリカなどのインフラが整備されていない地域では、まだまだガソリン車の需要はある。
トヨタの労働者が潤えば、どのレジャーにおカネを使ってくれるか、ということになる。
ブルーカラーとパチンコの相性は親和性があったが、時代は変わった。コンピュータゲームやスマホゲームに取って代わられ、家のレジャーで済ませる傾向にある。
では、外のレジャーであるパチンコはどうやって対抗すればいいのか?
「全面禁煙前はパチンコ屋で一服するために寄ったりしたが、それもできなくなった。パチンコは外まで出て行って負けると帰るのがしんどい。パチンコ屋へ行かなければ体感できないことを強調するしかない。藤商事のアレジンが復活したが、短時間勝負できる機械の登場が今後の業界の指標になる。オールドファンには懐かしいが、新規客にどうアピールできるかにかかっている」(業界事情通)
結局、パチンコは射幸産業からは脱却できないということか。
※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。