パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

業界専用のマッチングアプリが欲しい!

男性は27歳。女性は30過ぎとしか分からない。

この2人がホールで出会った。男性はホール社員で、女性は派遣スタッフだった。ホールで働く人は出会いが少ないためか、職場結婚が少なくない。

2人はすぐに仲良くなり、デキ婚まっしぐらパターンだった。結婚後に分かったことは双極性障害だったこと。出産後は特に産後鬱となり育児ができないほどに陥った。

窮状を救うために女性の母親が沖縄から出てきて子育てを支援することになったのだが、住まいは男性が独身時代から住んでいた1Kの狭いアパートだった。6畳の部屋に4人が生活することになった。

こんな狭苦しい生活は長く続けられない。男性が考えたのは寮がある職場への転職だった。そこで自動車メーカーの期間工になった。ホール時代は手取り22万円だった。工場勤務はそれよりも7万5000円も多かった。

半年ほど働いたが流れ作業は体がしんどく、性に合わなかった。

再び、ホールに復職することになったが、それと同時に6畳一間で4人が暮らすことは無理だった。加えて未だに育児ができないため、離婚して女性は沖縄の実家へ帰ることになった。

よくあるデキ婚からの即離婚パターンである。

この2人のことを見てきた店長(55)は、想った。これまで従業員の結婚を見てきたが、職場結婚で失敗するパターンがデキ婚だった。お互いを理解することもなく、子供ができたから結婚してしまったパターンは、長く続くことはなかった。

そこで店長が考えたのが、パチンコ業界専用のマッチングアプリだった。

結婚相談所に登録しても、職業がパチンコ店従業員だとそれだけで相手にもされないことが少なくない。職業欄で振り落とされるように、それだけ社会からはパチンコのイメージはよろしくない。

業界専用のマッチングアプリであれば、第一関門で振り落とされることはない。お互いがパチンコ業界で働いているわけだから職業に対する偏見や差別はない。マッチングアプリによって少なくとも、近場で済ませるという狭い選択肢からも解放される。

ある大手ホール同士が合同で勉強会や研修会などを開催することがあるが、そこで知り合ったのがきっかけでホールの垣根を飛び越えて結婚したケースもある。

さて、この業界専用のマッチングアプリをどこが作るのか? これ、パチンコ業界向けの新たなビジネスにもつながる。

マッチングアプリと言えば、最近では女優の新山千春がマッチングアプリで知り合った一般男性と再婚へ向けての交際が進んでいることが報道された。芸能人がマッチングアプリを使っていたことに驚かされた。



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一般客を蹴散らす軍団の在り方を業界はどうする!

ハンドルネーム「通りすがりの風来坊」さんからの提言だ。業界は軍団が巣食ういびつな構造を是正する気があるのか?

以下本文

是非とも議論していただきたく、コメントした次第です。

去る4月10日、私のマイホ(このマイホはスロットの稼働が売りで、カメラ機能付き抽選機による抽選での入場)にて、某媒体所属の看板演者が来店しました。

出玉は想像にお任せしますが、事前整理券配布による新店グランドオープンの初日と錯覚する程と表現すればわかりやすいかと。

スロットも6号機になり、どこのホールも著しく稼働が下がっている中で、一般客による集客稼働を見込んで、平日ではなく、敢えての日曜開催。

が、待っていたのは引き子兼打ち子。それと張り子の総動員による軍団地獄でした。メインどころに座れずに朝9時過ぎの入場直後から座り込んで空き台を待つ一般客。

しかし、軍団が大量に占拠しているうえ、出玉共有ルールを悪用して回し打ち、代打ち、中間程度の噴きでは足らず、出したメダルを下皿放置のまま高設定台を探しに店内を徘徊など、何でもありのやりたい放題で、一般客はなかなか打てず、やっとこさ中間設定レベルと思われる台がチラホラ空き始めたのが夜7時過ぎ。高設定台は彼らは絶対に離さずに、閉店迄ぶん回していて、まさに無法者の集まりでした。

ここまで酷いとは…。もはやハウスルールだけで改善できる限界を超えてますね。多分、昨日足を運んだ常連や一般客からは「還元してくれるのは有り難いが、あの無法者達を徹底的に排除しろ」って店に苦情が入っている事でしょう。

店もカネ儲けなら、軍団もカネ儲けでやっている。だから軍団の長は引き子兼打ち子を雇う事ができるのだろう。

上述したような強い特定日には、軍団が最低でも10グループ以上で押しかける。仮に1グループあたり引き子兼打ち子で30人使えば朝の入場抽選の段階から単純計算で300人が引き子兼打ち子だ。

抽選で良番を引いて高設定が入ると推察されるメインどころに座れる可能性が高まるのは当然だ。正直、拡声器使ってでも「お前ら、著しく労働生産性が低下してしまっている現代日本に於いて、支出、収入、全て自己責任でピンで活動しているならともかく、群れでこんな事やってて恥ずかしいと思わないのか」って、店内で叫びたくなりました。


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第3話 漂流者 ④

黒への序章

「西田主任はなんでもできる。故障になった台もすぐに直すし、今までは故障になったら機械を止めてたじゃない。それがさあ、機械を止めたら売上が伸びないって絶対に故障の札なんか貼らないのよ。あたしもうびっくりよぉ。昨日だってお客さんが玉の弾きにばらつきがあるって文句言ったら、嫌な顔ひとつせずにチャッチャと直しちゃうんだからもうすごいよ。まっ、うちには西田主任くらい機械に詳しい人はいないもんね。みんなちょっとは見習ったらいいのよ」

連獅子はいつから奴の広報部長を任されたのかは知らないが、食事をしながらベラベラと一人勝手にまくし立てる。

「しかし本当にかっこいいわぁ、西田主任」

その勢いは止まることを知らない。
 
仕事ができることは確かに認める。しかしあの風体のどこがカッコいいのか僕にはどうしても理解しかねるのである。僕が怪訝そうな顔で連獅子の方を向くと

「坂井さんも主任を見ならったほうがいいわよ。やっぱり男はああでなくちゃね」

だめだ、彼女の目は完全に逝ってる。不愉快になるばかりの僕はまだ半分も食べていないご飯を残し「あいつは危ない奴なんだ。絶対」と吐き捨てるように言い放ち食堂をあとにした。

「素直じゃないんだからね、男のジェラシーもどうかしらねぇ」

聞えよがしに後ろから連獅子の声が明るく響く。僕は言いようのない、そしてこらえようのない感情を持て余す。階段を下り、駐車場でタバコを取り出す。やはり今日も苦いショートホープの煙を吐き出しながら連獅子の言葉を反芻しながら奴のことを考えてみる。

気分は悪いが確かに奴は仕事ができる。しかも普通のレベルじゃない。客のあしらい方もうまいし、特に僕たちが苦手とする機械の修理に関してはかなりのレベルを誇る。例えばヒコーキタイプの羽根の具合が悪いといっては、すぐさま精密ドライバーでその役物を取り外し後ろ側にあるソレノイドなる部分を交換する。そうすると羽の動きがスムーズになって今までギクシャクしていた羽根の動きが嘘のように収まる。その間わずか三分とかからない。まさに匠の技。
 
ある日のこと。用事があって事務所に入ると奴が電話をかけている。どうやら機械の部品発注をしている様子だ。びっくりしたのはメーカーに対するその追い込み方だ。

「新台が一ヶ月も経たないうちに不具合が出るようじゃせっかくの高い買い物に意味がない。メーカーとしてのお宅の信頼にも関わる問題だから今日中に必ず部品を持ってきてください」

件のバリトンで発せられる口調は相手に有無を言わせない断固としたものだった。その話術には学ぶべきところが多々ある。

「ついでにすごおく悪いんだけどさぁ、余分があったらさ、サービスで少し多めに持ってきてよ。恩にきますからァ」

今度は僕と最初に出会った時のハイトーンで一転する。僕には到底 真似できない芸当である。瞬時にして別な人間がここにもうひとり存在するかのような錯覚を覚える。そのものをねだるような時には、話のテンポを遅くしてできるだけ粘っこく、そして執拗に同じことを繰り返す。これもまた相手に拒否という選択肢を与えない。その能力はほとんど天才的といってもいいくらいだ。

機械台の修理、人に対する接し方や話し方。奴には欠点がない。というより付け入る隙を全く見せない。どれをとっても完璧なのである。僕はどこかで奴を見直し始めている自分を苦々しく思う。癪に障るのだが奴の行為行動にいちいち感心してしまう。

「なんだい、あんな奴。この店にいらねえよ」となんとか奴の存在を否定しようと声に出してみてもその独り言は僕の心に虚しく響くばかりであった。
 
昼の休憩時間も終わり、僕はだらだらとホールに入る。ホールは相変わらずの喧騒である。僕は奴がこの店に入ってから仕事に集中できない。ほとんど抜け殻状態の僕は自分の情けなさを認めつつ所定の持ち場につく。と、奴がニヤニヤしながら近づいてきた。

「さ・か・い・く・ん、今日はいいこと教えてあげるよ」

「な、なんですか」

僕の質問に答えようともしない奴は、鍵の束をチャラチャラさせ、口笛を吹きながらヨンキョーのタコタコフィーバーズのコーナーへ進んでいく。

「今から面白いもの見せてやるよ。ふふふ。だから君は22番台のドラムリールを見てなさいね」

言うが早いか奴は22番台のちょうど裏側に回った。そしてその台の真後ろの台を開けたようである。機械の裏から奴の声が聞こえる。

「よく見とけよ」と今度は凄みを効かせた声を放つと何かをし始めた。何かをし始めたというのは、目の前にある22番台のドラムリールがゆっくりとひとつづつ緩やかに動き始めたのをこの目で確認できたからだ。間違いなく裏でなにかしている。

このドラムリールは前述したようにスターツチャッカーに玉が入るとリールが回転し、絵柄がランダムに停止するようにできている。そしてその停止状態で7・7・7と7が3つ揃うとフィーバーするのである。後で知ったことだがこの機械はなぜか裏側から細い棒状のものであれば容易にドラムリールの図柄を人為的に変更させることができる。

僕はこの時点でそのことを全く知らなかった。まさに今日初めて知ったのである。しかし奴が僕に見せたかったのはそれではなかった。裏でバシャン、と機械台を閉める音が聞こえると奴はニヤニヤしながら再び僕の隣に来た。目の前にあるリールの図柄はタコに似た宇宙人の絵が三つ揃っている。

「ここからがお楽しみ。へへへ」
と薄気味悪い笑いのあとで奴は台のガラスを開ける。そしてスタートチャッカーに玉を一つ入れるとパンとガラスを閉めた。

気がつくと周りには野次馬が集まり始めている。みんなはその行く末に興味津の面持ち。奴は涼しげな表情で自分は何もしていません、を決め込む。リールはが左側から停止をはじめる。7・7・7!信じられない光景がいま現実となって僕たちの目を丸くさせる。

「すげー、7が揃っちまったぜ。なんだいこりゃあ」

「おお、ほんとだぜ」

「何だ、何だ、何があったんだ」

方々から驚嘆の声が上がる。僕は自分の子の目を疑った。みんなは7が揃った瞬間しか見ていないから単純に喜んでいるが僕はその一部始終を見ているがゆえに驚きより恐ろしさの方が先に立った。コイツは一体何者なんだ。どす黒い恐怖がまたぞろその太い首を持ち上げてきた。



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客単価を上げ続けたことの行く末

メーカーはホールに機械を買ってもらうために、売り上げが上がる機械作りに専念してきた。スタートの7個返しが1個返しになってきたように、業界は客単価を上げることに腐心してきた。連チャン性で射幸性を上げ、スタートを始めとするベースを削ることで売り上げも上がる。

客単価が上がれば、ホールは儲かる。それは言い換えれば、客単価が上がれば、上がるほどお客さんの方はおカネが続かなくなり、客離れが進むことを意味する。

遊技人口が減る中で今まで通りの売り上げを維持しようとして、少なくなったお客さんからさらに客単価を上げた結果が、前年から180万人の大幅減少の遊技人口710万人という現実でもある。

「釈迦に説法。そんなこと言われなくても分かっている!」と業界人は反論するかも知れないが、新規客を増やす努力をしているのか問われたらNOだ。

メーカーの努力に対してもユーザーの意見は手厳しいものがある。

「業界の人たちは、遊技人口が10年で半減した理由についてどう考えてるんでしょうか。ちょいパチ、設定付きパチンコ、遊タイム、メーカーの取り組みは新たなニーズを創造できていますか? 新規客を呼び込むより先に、かつての客がなぜホールに足を運ばなくなったのかに注目した方が良いです。私はパチンコ店には1〜2時間程度しか滞在しないので、遊タイム付きは好きな版権でも座らなくなりました。天井前の中途半端な回転数で辞めるのが嫌だからです。遊タイムは遊技性も上がらない、ライトユーザーを減らすだけの施策だと思います」(あい氏)

「『はまった時の救済の為だ!』と遊タイムをつけてみたら、実際は専業や軍団などのハイエナ連中が立ち回りやすくなっただけ。ミドルで1から遊タイムまで回すと5~6万かかります。時間は3~4時間。一般客は途中でやめてしまい結局それを拾うのはハイエナ連中。遊タイム考えた人はこうなる事を想定できなかったのかなと思います。遊タイムをなくしてボーダーより下の調整をし(ボーダー20なら15~6くらい)軍団や専業が稼げないようにして一般客が遊びやすいようにするべきだと思います」(パチンコがなくなれば幸せ氏)

「遊タイム機をなくす(極度のハイエナ仕様)。低換金、貯玉制限を設けてある程度回せる仕様にするは必須です。一般のお客が圧倒的簡単でかつ高期待値のハイエナ稼働(期待値稼働)を覚えてしまう事がどれだけ業界が危ない事か分かっていないと思います。お金を使ってくれる(マイナス期待値部分を打ってくれる)お客の負担が更に増え、そのお客自体もどんどん減る状況になっています。年配の方で遊タイムがついてるか、ついていないか判別つかない人達はハメてやめる=悪、みたいな印象さえついてしまって遊タイム無し機も回してくれません。今は昔と違い、雑誌を買ったり しなくても更に詳しい情報が数秒で手に入ります、パチンコもスロットも勝つにはハイエナ、みたいな極度のハイエナ仕様を見直さなくてはいけないと思いますよ」(ねぎ氏)

遊技人口3000万人時代と比べて、ブルーカラー層は1/5、大学生に至っては1/20まで激減しているデータもあるように、客単価を上げ続けた結果、低所得者層から離脱して行った。万単位のおカネがなければパチンコが打てない仕様にして、等価交換で勝率も激減しては新規客開拓もあったものではない。

新規客が増える機械とは、ハードルを低く客単価を抑え、ホールとメーカーが共に業界の構造改革ができなければ、未来は拓けない。




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パチンコ依存症よりパチンコ中毒に言い換えた方が抑止力は強い

吉野家の伊藤正明常務の「生娘をシャブ漬けに戦略」発言で大問題になった早稲田大学の社会人向け講座は、受講料が38万5000円という高額に驚かされた。各分野の26人の著名講師陣が「デジタル時代のマーケティング」をテーマに3カ月間に亘って計80時間行われる。1時間当たりでは4800円ほどなので、それを考えるとそう、高い金額でもない。

改めて、生娘シャブ漬け戦略とはこうだ。
「田舎から出てきた右も左もわからない若い女の子を牛丼中毒にする。男に高い飯をおごってもらえるようになれば、絶対に食べない」というように、口が肥える前に牛丼脳にしてしまう戦略のようだ。

この問題を受けて日報に何度も寄稿しているヤンキーパンダ氏はこう感想を述べる。

「50年前、藤田田氏は『今の子供にマクドナルドの味を覚えさせると一生食べ続ける』と仰いました。吉野家の役員を擁護する気はありませんが本質は同じ意味。ビジネスはファンと言う名の中毒者の数次第で浮沈する。どちらもビジネスの本質を語ったのだが片やカリスマ、片や解雇。言葉は間違うと恐しい」

受講生は40名ほどだが、この講座に参加した1人がこう話す。

「生娘という言葉遣いにまず驚かされた。今どき生娘という使い方をするのは70歳以上でしょう。後から調べたら同い年の49歳だった。早稲田が厳選している人選なので、信頼していたが、講義が終わって、あの発言はマズイ、と議論になった。自分もネットに上げようかと思っていたら、すぐに別の人が上げた人がいた」

受講生同士で話していたら、参加者の一人がホール関係者だったことも分かった。

中毒という言葉は悪いが、パチンコ業界が実践してきたことも似たり寄ったりだった。昔の釘師は絶妙なスランプを作り、「もう1000円、もう1000円」と使わせる釘に誇りを持っていた。それが液晶になってからは、リーチ演出に取って代わった。激アツ演出で期待感を高めて1万円札をサンドへ投入させた。

言い換えれば業界は、パチンコ中毒にしてしまうことに血道を上げてきた。その結果がパチンコ依存症問題を生み、業界は真正面から取り組む課題を与えられてしまった。

受講したホール関係者はパチンコ依存症という表現をしているから、ダメだと思った。タバコはタバコ依存症とは言わず、ニコチン中毒と言われてきた。中毒という言葉の持つ意味は、薬や化学物質が体の中に取り込まれたことによって毒性が体に現れた状態を指す。慢性中毒のなかには、薬物を使用することによって一時的に気分爽快となるために、嗜癖性をもつに至るものがある。それらが麻薬、覚醒剤、シンナー、アルコールなどだ。

パチンコ依存症というよりも、パチンコ中毒に置き換えた方が、抑止効果が高い、とこの講座を受講して感じた。

ちなみに、儲けるという漢字をばらすと信者になる。商売上手とは信者を増やすことでもある。


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