パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

東スポ餃子に触発されミシュランで星を取れる餃子専門店を目指すホールオーナー

東スポと言えば宇宙人の飛ばし記事から野球、プロレス、芸能界の裏ネタと独自路線で発行部数を伸ばしてきたが、紙媒体はどこも苦しい台所事情が続く中、350人いる社員の内100人規模のリストラを週刊文春にすっぱ抜かれたのがことし4月のことだった。

スポーツ紙の購読者は50歳以上が中心で、定年を迎えると読者離れが進む。コロナ禍ではリモートワークで駅売りが激減するなど、紙媒体には厳しい現実が突き付けられた。

そんな東スポにあって「これってネタ?」と読者が思わず首をかしげたのが、「東スポ餃子」の販売を開始した、というニュースだった。

新聞社でも東スポのことだから、話題作りの誤報かと思いきや、大真面目な新規事業だった。

詳細は「まいどなニュース」で紹介されている。

以下引用

今回注目の「東スポ餃子」は平鍋編集局長の言葉通り、餃子の本場である栃木県・宇都宮市を本拠とする「大和フーズ株式会社」とタッグを組んで開発。その中身は国産の豚、国産の野菜に高級素材の青森県産にんにくを通常の3倍も加えた〝マシマシ餃子〟だ。  

東京都内など飲食店に向けた業務用50個入りセット(税込み2484円)のみで販売を開始したが、年内には「ドン・キホーテ」などで一般小売り販売も予定しているという。  

気になるのは味の方だが、東スポは1日に東京・江東区の本社でこれまた前代未聞の「大試食会」を開催。参加したプロレスラー、〝ミス東スポ〟らグラビアアイドルからは「忖度なくうまい!にんにく3倍と聞いて大丈夫かなと思ったけど、においも残らない」「すごくジューシー。すぐに、にんにくの香りが口いっぱいに広がります。ガツンとパンチがありながら優しい甘さも広がります」など大好評だったそうだが、これ、決して〝仕込み〟の話ではない。

引用終わり

このニュースを読んだホールオーナーが「!!!」と閃いた。東スポにできてウチにできないことはない、と思ったかどうかは分からないが、苦境に立つホール経営から抜け出すために、餃子業界に殴り込む決意を固めた。

日本人で餃子が嫌いな人はいない。

ミシュランガイドのビブグルマンで餃子店は紹介されている。ビブグルマンとは従来の星(三つ星、二つ星、一つ星)の評価からは外れるものの、安くてオススメできる店舗に与えられる印のことを指す。

つまり、ミシュランで星を獲得した餃子専門店は未だかつてない。ホールオーナーが目指すのは星を獲得できる日本一の餃子専門店だ。

思い立ったたら行動も早かった。餃子激戦区へ自ら赴き、有名店の味を片っ端から試食することから始めた。

「ミシュランで星を獲得するぐらいの他店では真似できない味を1皿200円で安く提供する。それならチェーン展開もできるだけでなく、通販もできる」と夢は膨らむ。

社内で調理師免許を持っていた人を選抜して、事業部を立ち上げていく計画だ。

最初は誰もが素人。経験を積み重ねることでその道のプロとなる。

岡山にはオーナーのラーメン好きが高じて、構想から3年かかって独自の味に辿り着き中華そば「よしだや」をオープンしたホールがある。

千里の道も一歩から。

成功するには途中で諦めることなく成功するまで努力を続けることだ。



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悲しい現実

先日、久しぶりに業界誌を見ました。私も山田塾の初期には大分お世話になり、数々の業界誌は結構見ていました。しかしいつの日からかあまり興味を抱かなくなったのです。なんと言いますか、現実味を感じる事がないのです。それは今回も同じでした。

とあるホール企業有志が集う会が現在いくつかあります。興味がないのでその名称及び活動を知る由もありませんが。いつも感じる事があります。なぜ企業オーナーは度々集まり勉強会なるものを開催するのか。

そして他企業と行動を共にして企業視察をし、その後で会食等を開き、懇親・融和・業界の成長などという恥ずかしくなるようなスローガンを掲げるのか、私には一向に理解できないのです。

10年ほど経ちますでしょうか。こんな小さな会社にもとある会からお誘いがありました。

「協賛企業として入会されてはいかがか。入会すれば御社の仕事も増えると思いますよ」と事務局からのお言葉。

「ありがとうございます。失礼ですがこの会の理念はなんでしょうか。そしてパチンコ商売に対する思想はお持ちですか」と尋ねると生憎理念めいたものはないとその方はおっしゃいました。

私は群れる事が嫌いだし、自分の仕事の為に行動を共にするタイプではないので丁重にお断りしたのです。だいいち、その動機は恰好悪すぎます。

今回の業界誌を読んでみてあの頃と何も変わっていない印象を受けました。

私たちを取り巻く環境は劇的に変化しているにも関わらず、です。そしてその会の理事長や代表なる人のインタビュー記事を見開き2ページで掲載する業界誌。中にはメーカーの代表者が語る全く説得視力のない言葉の数々も載っていました。そしてこんなことを思ったのです。

ジャーナリズムとは一体なんなのだろうか。

こんな馴れ合いの世界をいつまで続けるつもりなのだろうか。市場の動きを表す統計表や数々の情報。どれもこれもパチンコ商売を支えている顧客の実態を正確に伝えていないのです。断っておきますが、これは批判では無く私が持つ悲しい感情を吐露したにすぎません。

実はこのような昔からの潮流に対して私如きが声を出したとしてもなんの影響もないので、ダンマリを決め込んでいたのですが、最近この日報さんの記事やコメントと出会って感じた事があるのです。

言葉の表現の良し悪しや内容の辛辣さも含めてここには真実がある、と。

これが現実なのだと。

心底そう感じている私にとって上記のような事柄がだんだんと鼻につくようになったのです。とは言え、私にはできる事が限られています。だからやれることを淡々と続けることしかないのです。

皆さんのパチンコへの感想、批判、評価、絶望などを綴った言葉の数々は私にとってとても貴重なものです。これからもよろしくお願い致します。今回は愚痴っぽくなってしまったことにお詫び申し上げます。



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業界は専業を排除できるのか?

11月7日は、7のつく日だ。日曜日だったことも相まって、新宿・歌舞伎町のマルハンには開店前に450人あまりが列をなしていた。この光景を目の当たりにした業界の重鎮は「この並びは凄いと思います。いやあ、久し振りにこんなシーンを拝見できて元気がもらえます。さすが歌舞伎町!と嬉しくなります」と感想をもらしている。

イベントが禁止されているとはいえ、特定日にどれぐらいの人数が並ぶか、はたまた並ばせるかを競い、それがさも最重要課題のように捉えられていることに違和感を覚える。

取りも直さず、業界が歪な形で発展・成長した一つの象徴である。

業界はディスクロージャー(情報公開)という“正義”を錦の御旗に、設備機器メーカーは関連機器をホールに売りつけてきた。客にすれば勝つためには情報が全てとばかりに、細かく情報を収集・分析して勝てる店を探し出すようになった。パチプロと言うよりも「専業」を生んだ。

ホールはホールで、完全等価交換になれば、交換差益を生まないので、出玉共有、台移動自由などの営業で専業を支援してきた。

特定日に専業が並んでいる光景を見て、「元気がもらえる」というのはちょっと違う。店内にサラリーマンや女性客、お年寄りもいて賑わっていて、初めて元気をもらえるというものだ。

専業は一般客よりも勝率は高い。ハイエナ行為で店の雰囲気も悪くする。本来、ホールとしては遠慮してもらいたい客層であるはずだ。専業が全て勝つわけでもないので、枯れ木も山の賑わいで、ウエルカムの店もあることも事実だ。

いつも負けてばかりで、パチンコを止めると言いながらパチンコを止められないハンドルネーム「パチンコがなくなれば幸せ」氏も彼らの存在に否定的だ。

「まずは専業や軍団等のプロ連中の排除が先決でしょうね、一般客にとって害でしかないプロ連中を排除する事を期待します」として上で、以下の4点を提案する。

・貯玉再プレイの厳しい制限
・完全非等価
・出玉共有の禁止
・掛け持ち遊戯や迷惑行為は注意し2回目からは即出禁

さらにこう続ける。

「先日ネットニュースで見たのは、仲間から連絡があったのでA店で食事休憩をとりB店の遊タイムに近い台を確保するという話を見ました。ルール上問題ないとの事ですが、こういう一般客にとって目障りで迷惑な行為を平然と行うのがプロ連中です、恥も外聞もないですね。奴らを早く廃業させてまともに働かせるのが世のためです」

業界のイメージを悪くしているのも彼らであるが、彼ら専業をのさばらせたのも業界である。




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業界の未来を感じさせる強い言葉とは

「ホールが元気にならないとメーカーも元気にならない」と話すのはメーカー関係者だ。そんなことは当たり前のことだが、ホールの元気がない原因を作っているのが、メーカー張本人だということに気づいているのだろうか?

メーカーは自社が生き残るために、販売台数が下がる分を機械代の値上げで凌いできた。その結果、機械代を支払うためにホールを経営しているような有様だ。本末転倒だ。それに耐えられなくなっているのが今のホールの現状である。

「ホールは利益が上がる機械が欲しいのか、それとも稼働が上がる機械が欲しいのか、と店長に聞くと一様に売り上げ・粗利だと答える。稼働よりも売り上げ・粗利を重視しているということは、ホールが病んでいる。大手でさえも利益重視になっている。稼働重視の余裕がないが、今は稼働だろう」と持論を展開する。

稼働が上がれば、利益は自ずと付いてくるものだという考えは、一世のオーナーの時代は一般的だったが、3000万人いた遊技人口が710万人にまで減れば、その理論も通用しなくなっている。

新台に客が付いているうちに回収に走る営業が、長らく続いていることがユーザー離反につながっていることを承知の上で、店長は会社の指示に従うしかない。

4パチしかなかった時代に4~5万発稼働していたのだから、そりゃ、ホールは儲かった。それが低貸し主流で1万発を彷徨っているわけだから、オーナーのやる気もなくなる。

4~5万発稼働の時代にどうすれば戻れるかをテーマに、プロジェクトチームを組んで検討したホールがあったが、結論は「無理」。

ギャンブル客に先鋭化した営業のツケが現状を招きながらも、脱却できないジレンマ…。

一方のユーザーは、ホールの辛い営業に疲弊し、アンチへと変わっていく。

「遊技人口を増やすのはもう不可能に近いのでは? 新規ユーザーなんて増えようがない。
今続けている人は勝てないのに自分みたいにやめられなくてズルズル続けている人や専業や軍団のように働くのが嫌なのか、稼げるからか分からないが、ハイエナのようにホールに寄生する人やホールを憩いの場にしているご高齢の方。

仕事帰りのサラリーマンとか相当減っているんじゃないですかね。今パチンコパチスロをやっている人達が、やったことのない友人や家族にすすめて遊技人口を増やす方法があるけどまわりにそんな人いますか? 自分は周りにパチンコにちょっと興味ありそうな人がいると全力でやらないように止めています。こんな人間の人格や金銭感覚を失うような何の価値もないマイナス産業は人には勧められないです」(パチンコがなくなれば幸せ)と文句を言いながらもパチンコを止められないのは、依存症の可能性が高い。

娯楽がパチンコ以外にない地方で、1パチ主体から交換率を思いっきり下げて、4円でも遊べることを実証すべく、検討に入ったら3.3円交換が限界だった。これでは回っていることを実感してもらうことは難しいという結論に達し、ラッキーナンバー制も検討したが手間がかかるだけで、お客は無制限に慣れている、と八方塞がりである。

遊技人口710万人から底と言われている400万人は、つるべ落としで、そんなに時間はかからないかもしれない。

ある県遊協の理事長の健全営業推進研修会で、スマートパチンコやメダルレス遊技の登場に期待を寄せ「今は苦しいですが、希望を持って、一致団結して、この難局を乗り越えて行きましょう」と呼び掛けている。

新しい遊技機に期待するものは何か? 利益か? それとも新規ユーザーの獲得か? これでは業界の未来は感じられない。



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年3回の連休前施策

前回、マーケティングの4Pと4Cの見直しについて書きました。

物販であれば新商品や既存商品を売るために、4Pと4Cの視点で考えて施策を練ります。
ホール営業においては、“台とお客様のつながり”を作るために、今現在の施策で効果が高いものや改善する必要があるものを定期的に見直していきます。

見直すというのは、日々実施するものになりますが、大きなタイミングとしては『年3回の連休前』は欠かせないものになります。

コロナ禍から現在においては、特にコロナ休眠ユーザーの方々や、来店頻度が減って機種レパートリーが減っている方々に、4Pと4Cの視点で“台とお客様のつながり”を強化していく必要があります。

パチンコやスロットの商売の根幹は、常に“台とお客様とのつながり”にあります。
過去のファン3000万人時代から25年のうちに710万人まで減少しています。
社会的な外部環境による離反もありますが、内部環境としての離反は「好みの機種が無くなった」という理由が最大のものになります。

「好みの機種」の中身もさまざまで、射幸性が高めの機種が好きだった方々もいますが、そもそも高射幸性とは関係ない機種を遊技されていたお客様の離反が私たちにとっては大きな問題であり、解決しなければならない重要な課題です。

パチンコやスロットのファンとして離反しないようにするには、「好みの機種が探せる」「好みの機種と出会える」ということをサポートし続けるのと、新たにファンになってもらうには、『ビギナー⇒ライトユーザー⇒コアユーザー』となって頂くための取組みを店内施策として準備しておくことになります。

ちなみに、離反はビギナーの方やライトユーザーの方々が先行するのは当然のことです。

年3回の連休は、『年末年始・GW・お盆』となりますが、今年の年末年始に関しては、コロナによって休眠していたユーザーの方々や、来店回数が減少しているライトユーザーの方々が来店していくださるチャンスです。

これらの方々がお店に来た時の状況として考えられることは、「久しぶりに遊びに来たら、好きな機種が無くなっている」「知らない機種ばかりになっている」という仮説が立ちます。

このような状況のお客様が、店舗内で好みの機種と出会えることが出来れば、再度リピートして下さる機会になり、逆に「なんかよくわからなくてつまらない」という状況になれば、せっかくの来店機会が最後になり、そのまま離反してしまいます。

4Pと4Cの見直しの中でも、特に重要なことが【プロモーション】になりますが、プロモーションは、プロダクト(商品・機種)をカスタマーバリュー(顧客価値)に変換して、それをお客様に伝える手段になります。

プロモーションに対応する4Cはコミュニケーションで、コミュニケーションのゴールは「この機種、面白そう」「自分の好みに合いそう」という気持ちから「打ってみよう!」という状態で、これを目指したプロモーションになっているかを見直す必要があります。

年末年始、久しぶりのお客様が来店する機会を、リピートにつなげられるか、それとも離反させてしまうか。
今年は特に重要な年になるので、今からの見直しと準備が大切です。



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