スポーツ紙の購読者は50歳以上が中心で、定年を迎えると読者離れが進む。コロナ禍ではリモートワークで駅売りが激減するなど、紙媒体には厳しい現実が突き付けられた。
そんな東スポにあって「これってネタ?」と読者が思わず首をかしげたのが、「東スポ餃子」の販売を開始した、というニュースだった。
新聞社でも東スポのことだから、話題作りの誤報かと思いきや、大真面目な新規事業だった。
詳細は「まいどなニュース」で紹介されている。
以下引用
今回注目の「東スポ餃子」は平鍋編集局長の言葉通り、餃子の本場である栃木県・宇都宮市を本拠とする「大和フーズ株式会社」とタッグを組んで開発。その中身は国産の豚、国産の野菜に高級素材の青森県産にんにくを通常の3倍も加えた〝マシマシ餃子〟だ。
東京都内など飲食店に向けた業務用50個入りセット(税込み2484円)のみで販売を開始したが、年内には「ドン・キホーテ」などで一般小売り販売も予定しているという。
気になるのは味の方だが、東スポは1日に東京・江東区の本社でこれまた前代未聞の「大試食会」を開催。参加したプロレスラー、〝ミス東スポ〟らグラビアアイドルからは「忖度なくうまい!にんにく3倍と聞いて大丈夫かなと思ったけど、においも残らない」「すごくジューシー。すぐに、にんにくの香りが口いっぱいに広がります。ガツンとパンチがありながら優しい甘さも広がります」など大好評だったそうだが、これ、決して〝仕込み〟の話ではない。
引用終わり
このニュースを読んだホールオーナーが「!!!」と閃いた。東スポにできてウチにできないことはない、と思ったかどうかは分からないが、苦境に立つホール経営から抜け出すために、餃子業界に殴り込む決意を固めた。
日本人で餃子が嫌いな人はいない。
ミシュランガイドのビブグルマンで餃子店は紹介されている。ビブグルマンとは従来の星(三つ星、二つ星、一つ星)の評価からは外れるものの、安くてオススメできる店舗に与えられる印のことを指す。
つまり、ミシュランで星を獲得した餃子専門店は未だかつてない。ホールオーナーが目指すのは星を獲得できる日本一の餃子専門店だ。
思い立ったたら行動も早かった。餃子激戦区へ自ら赴き、有名店の味を片っ端から試食することから始めた。
「ミシュランで星を獲得するぐらいの他店では真似できない味を1皿200円で安く提供する。それならチェーン展開もできるだけでなく、通販もできる」と夢は膨らむ。
社内で調理師免許を持っていた人を選抜して、事業部を立ち上げていく計画だ。
最初は誰もが素人。経験を積み重ねることでその道のプロとなる。
岡山にはオーナーのラーメン好きが高じて、構想から3年かかって独自の味に辿り着き中華そば「よしだや」をオープンしたホールがある。
千里の道も一歩から。
成功するには途中で諦めることなく成功するまで努力を続けることだ。
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