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管理遊技機と言う固いネーミングから一転、スマートパチンコ、スマートパチスロ、と実にスマートなネーミングになった次世代遊技機は、どちらも玉やメダルを直接手に触ってプレイするということはなくなる。
アウトやセーフ(投入や払出し)といったものを信号として、全て専用カードのやり取りによって行われる。
ここで次世代遊技機のメリット、デメリットを挙げてみよう。
(メリット)
1.コロナ禍の中、玉やメダルに触れないというのは清潔で衛生的である。
2.玉やメダルの補給、回収の必要がなくなり、島や補給システムなどの設備そのものが不要となる。
3.島という概念も変わり、それぞれ独立した台を移動が容易になる。
4.メダルレス遊技機においては、ホールスタッフのメダル補給作業もなくなり、人件費が削減できる。
このようなメリットが期待できる。
(デメット)
1.管理用の接続ユニットを新たに購入する必要がある。
2.月々のシステム使用料などのランニングコストが発生する。
3.店舗の出玉や売上などの営業データを第三者となる管理会社に流れることへの懸念。
(※セキュリティー万全とはいっても店舗の営業データが何処へ流失するかわからない!)
4.パチスロの箱積みがないということは、沖スロなどで好評な箱積みによる重量感をアピールできなくなる。
5.本音でいうと本当に釘が触れなくなってもいいのか?
などが懸念される。
では、ユニットなどの新たな設備投資が必要となる次世代遊技機で、パチンコ業界が活性化するのか? また、その切り札となり得るのか?
その答えは、相当薄ら寒いものだ!
理由は簡単で、遊技機の出玉性能は現行機と全く同じであるからだ。
特にパチスロはスマートパチスロになっても一番肝心の出玉性能の2400枚に変更はない。50万円もする機械代を営業における回収金が平均で17万円しかならないという集計結果が大手ホルコンメーカーのデータでも明らかになっている。
加えて、製造原価だけでも15万円もする対応ユニットの値段も決まっていないが、10万円を切ることはなさそうだ。
これでは、人件費など経費はおろか機械代やユニット代も全然回収できそうにもない。
出玉などの魅力を加味しない限り、このショボい機械性能のままではメダルレス遊技機というしろものを設置するメリットは、はっきり言ってない!といえよう。
来年4月に登場する予定だったが早くも6月にずれ込んでいるようだ。デメリットをメリットがいとも簡単に凌駕するぐらいの費用対効果がなければ、ホールも振り向いてはくれない。
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