パチンコ日報

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ホール内中和戦略 その⑧

前回その⑦の最後では地球温暖化の話を書いた。理由は、地球温暖化とは対極にある「パチンコ寒冷化」の話に結びつけて欲しいからだ。

氷河が溶けて、海水面が上昇して、台風が巨大化する…。地球温暖化については、全世界で温暖化防止に動き出した。自動車の電動化にも拍車がかかった。

それに似たことが「パチンコ寒冷化」として起きている。

非パチンコ大手コンサルは、それをクライアントに説いている。

地球温暖化とパチンコ寒冷化。
この対比で考えればパチンコ寒冷化の深刻さが分かると言うものだ。

業界人で、20歳代の人は定年まで40年、40歳の人は20年、50歳の人は10年。よって、50歳以上の業界人は、はっきり言って20年後な事なんか考えていない。

地球温暖化より深刻なパチンコ寒冷化問題を放置すれば、20年後にパチンコ業界は零細業界になってしまう。

遊技人口は400万人で底を打つとの予測だが、「今、業界が動けばなんとかなる」とベテランチーフコンサルは説く。

しかし悲しいかな、パチンコ業界は孤立主義だ。

しかも規制をかけないと動かない。
自主規制だってご都合主義だ。

ならば、業界全体の変革に期待をしないで、それぞれの皆さまの会社から変革して行くしかあるまい。

パチンコ日報は、遊技機メーカーの役員さんや、ホールのオーナーさんが多数読んでいることが確認されている。業界上層部の方々に、なんとか将来のパチンコ業界寒冷化防止のために、一肌脱いで頂きたい。

まず、最初の一歩は己の会社から。
これしかない。

パチンコ業界組合全体でもパチンコ業界の寒冷化防止問題を是非取り上げて欲しい。

このままでは、パチンコ業界は50年後には消えて無くなる。

ホール企業の社員さんには、自分たちの仕事について問いたい。

30年後は、ホール運営の人員は今の10%で賄える可能性がある。
ホールの無人化だって可能だ。そんな業種でもある。

無人化は運輸業界で実証実験が始まり、無人化コンビニやスーパーのもある。

執筆業だって既にAIに取って代わられようとしている。

生き残るためにホール企業は、人件費を大幅に削減する時代が必ずくる。
ホール軒数や遊技人口が減ったら生き残れない遊技メーカーが出てくることは言わずもがな。

パチンコ業界の先行きは、荒波となるはずだ。
その変革に乗り遅れないために、一部のホール企業は、非パチンコ業界コンサルへ目を向け出している。

では、出遅れないように、何をするべきか。

答えは一つしかない。
遊技人口の回復だ。

遊技人口を回復させるために、パチンコ業界は、今、何をしている?
20年後30年後を見据えているか?

これまで、パチンコ業法制定に反対する勢力が大半を占めた。
だから未だに風営法下の業界だ。

これでは、業界に未来は無い。パチンコ業法で生き残る時期に入ったと思う。

話を戻す。

皆さまの企業から、まず変わる事だ。

遊技人口増やすとは稼働を増やすことだ。
今までのやり方では同じ結果しか出ない。

オーナーは、粗利重視から稼働重視に変われるように、会社の無駄なコスト体質を変えなければならない。

もう10年以上前に、私が書いた、ホールのコスト管理シリーズを参照していただきたい。
当時パチンコ業界はここまで悲惨ではなかったので、読んでいるオーナーは少数だった。

そのシリーズを真剣に読んでいただく時期が来たのだ。

私の寄稿を読んだ前出の非パチンコ業界コンサルは、私と契約をすることになった。

これは自慢話ではなくて、彼らもパチンコ業界の高コスト体質に警鐘を鳴らしていることを分かって欲しいのだ。

不味い、酸っぱい味のケーキ屋には誰も金を出さない。
不味い、酸っぱい味のケーキ屋が今のホールだ。
中和させて甘くしないと。

つづく



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