NHK放送文化研究所が5月20日に発表した国民生活時間調査によると、19歳以下の若者層で1日のテレビ接触率はほぼ50%という結果になった。60代以上は95%以上でほぼ毎日テレビを観ている。
20~30代は購買意欲が旺盛で、テレビ広告効果が一番ある層だが、20代はネットの73%に対してテレビは51%、とテレビ広告に引導を渡すような結果となっている。
しかし、テレビ離れは大人だって例外ではない。広告収入が減ったテレビ局は制作費が削られ、テレビ番組そのものがつまらなくなった。中年層だって有料のネットフリックスやAmazonプライムビデオへと流れている。
そして、テレビ局が一番恐れていることはテレビを生で観ないで、録画して観ることだ。理由は簡単でCMはスキップされてしまうからだ。視聴率が広告料金と比例するために、その原理原則までが崩れてしまう。
TBSのサンデーモーニングの視聴率は15.8%で検討しているのだが、年代別視聴率では広告効果が期待できる20~30代が観ていないことが分かっていて、番組の打ち切りの噂も絶えない。
視聴率を上げるためには、番宣が効果的なのだが、テレビを観ない20~30代にテレビで番宣しても意味がないので、ネットにバナー広告を出したりしている。
では、購買意欲が旺盛で広告効果がある20~30代のテレビ離れを防ぐためにテレビ局はどういう対策を練っているのか?
「Twitterなどで一番検索されているワードをデータベース化して、若者が今、何に興味を持っているかを調べています。若者文化に敏感でなければ、若者向けの番組やドラマの脚本も書けませんからね。例えば、若者はパチンコや赤ちょうちんという言葉自体を使いません。若者に話題にならないものは番組の演出としても使えません」(キー局関係者)
さらに、こんな地道なテストも行っている。
牛丼、マクドナルドなど500あまりの単語を並べ、パソコンやスマホで入力したことがあるかどうかを年代別にマークシート方式で調査している。そこから年代別の一般市民の興味が透けて見えてくる。逆に言えば、興味のないこと題材にしても視聴率は獲れないということだ。
で、20~30代ではパチンコはほぼゼロだった、という悲しい結果が出ている。
「パチンコ業界がやらなければならないことは、若者にパチンコと言う言葉を入力させる努力です。入力することが興味の一歩だと思います」(同)
この辺の課題解決は日遊協が得意そうだ。
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