パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

IRカジノの大本命・東京の現実度は何%?

パチンコ日報のエントリーの中でも不人気なのがカジノ関連だ。パチンコの勝ち負けにしか興味がないユーザーは兎も角として、ホール関係者もカジノの影響は限定的ということもあり、関心薄なのかも知れない。

そんなこともあって、コロナ前に書き上げているカジノ関連ネタが11本も出すタイミングを逃してしまっている。安倍首相やトランプ大統領が現職時代に書いたネタは完全に腐りきっている。一度書いたものはボツにはしたくない。それを力技でどうやって蘇らせるか、自分に課題を課している。

その一方で、横浜のIRカジノに手を挙げていたセガサミーは、カジノ反対派の新市長が当選してしまったことで、横浜は断念せざるを得なくなった。かと言って同社の事業の3本柱の一つとして捉えているIRカジノをこのまま中断させるわけには行かない。まさに社運がかかっている。

横浜がダメなら東京がある、と考えるのが普通だ。元々IRカジノをやるなら、絶対成功するのは東京であって、セガサミーにしても東京を大本命と考えていたはずだ。

昨年7月の都知事選で2期目に入った小池百合子に、東京でのIRカジノの運命が握られていると言っても過言ではない。

任期は4年なので後3年だ。残された時間は3年を切っている。横浜の二の舞にならないように、この間に東京都が手を挙げ、オペレーターやゼネコンを決めるというのは相当タイトなスケジュールである。

国は最初は3カ所まで決めているが、既に大阪、和歌山、長崎が正式に手を挙げ、オペレーターの候補も決まっているので、この一角を切り崩す必要もある。

自民党の総裁選もカジノ推進派が選ばれることが好ましい。そうなるとアベノミクスを継承する高市早苗ということになる。

「東京都が所有している築地ではなく、政治家案件のお台場が有力候補地ですね。東京でIRをやるように推進派の議員に接触していて、水面下では相当動いていますね。小池さんは任期を終えると次は国政選挙に打って出るので、自民党の比例区の上位を渡すという条件で、自民党の推進派の大物議員も小池さんの説得に動いているようです。小池さんが現職のうちに決めないと自民党のカジノ利権もなくなってしまうので、東京は自民党主導で進めると思います」(経済紙記者)

横浜が辞退したことが結果的には良かったということになるのは、東京が決まった時の話である。政治の世界は、一寸先は闇と言われ、朝令暮改はよくあることで、下駄を履くまで分からない。




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昔のホール内中和戦略 その①

大変ご無沙汰しております。
元店長です。

先日、伸びているホール企業の二つの共通点を聞きました。これに関しては、営業1号さんが記事を書くと思いますので省きます。

この二つの共通点を聞いた時に、思い出した話がありましたのでご紹介致します。

非常に過去の話で恐縮です。40玉交換時代の話です。

現在、パチンコはギャンブル、ギャンブルと言われていますが、いつ頃からパチンコはギャンブルと言われていたのか?

最近の業界人は知らないでしょうね。

私が業界に入った約30年前、40玉交換でラッキーナンバー制の時代に既にギャンブルお言われていました。セブン機の出現がギャンブルの始まりのきっかけですね。

等価交換へ向かって突き進むと、ギャンブル性アップに拍車がかかりました。

異業種から参入した、ホール企業があります。業界人ならば一度は名前を聞いたことがある大型ホール企業です。マルハンさんやダイナムさん、キコーナさんレベルではありません。

まだ、世の中にセブン機がない時代に1号店を出店。地元名士の経営ホールです。だから意地でも失敗は出来ないし、出ないホールとも言われたくない。

1号店グランドオープンの初日。出し過ぎて90分で閉店になりました。

総台数300台。機種は、チューリップ台200台、電役台100台。スロットはありません。
チューリップ台は全台打ち止めになりました。

それでもオーナーは大満足だった、と当時の話を聞かせてくれました。
開店釘を叩くメーカーの営業マンには、2時間で打ち止めになるように指示。チューリップ台2000個、電役台3000個終了でした。

貸玉3円の時代で、交換率が1.5円。
つまり、チューリップ台を打ち止めにしても3000円でした。今と物価が違いますが、こんな時代だったのです。まさにパチンコは娯楽の殿堂と呼ぶに相応しいレジャーでした。

その店舗が他よりも真っ先に飛びついたのがセブン機です。オーナー自ら、先行導入したホールへ出向き、試打をして、その場で100台の導入を即決しました。

しかし直ぐには導入出来ないと知りました。当時の補給機は、セブン機に対応していない、ゆっくりとした補給機だったからです。島ごと全て設備を変えました。

その頃は、貸玉3円から4円に。交換率は40玉交換に。

今の業界人の大半は知らないでしょうが、当時のセブン機は、一回数字が揃うと、打ち止めまでまっしぐらでした。30秒毎に開くVゾーンに玉が入る限りは、定量まで出っ放し。

セブン機の営業方法は、大きく分けて2通り。
打ち止めについては、このスタイル。

①完全定量制

②店側が設定した定量にお客様側のプラ打ち込み数をプラスしたもの

つまりまだラッキーナンバー制なんか無かった。

当時の玉箱は、1500個とか3000個が入るものはありませんでした。
何を利用したと思いますか?

金属製のバケツ!



バケツを足元に置いて、それに玉を入れるんですよ。昔を知る業界人は、あの光景は懐かしいでしょうね。

従業員の煽りマイクは「253番台のお客様やりました、三共フィーバースタート!」とアナウンスと同時に足元にバケツが2個置かれたり。とりあえずは2個。

「188番台のお客様!西陣ターボ、バケツ5杯目に突入おめでとうございまーす!」

当時バケツ10杯なんて光景もありました。10杯だと15000個から20000個。バケツの大きさや玉の入れる量にもよりますがね。

以上のような思い出を読むだけでも、ホールが鉄火場だった事がお分かりだと思います。

つづく



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クレーム処理番外編

先日のエントリー「お客様とのトラブル」では、些細なことから問題が大きくなり、怒りが収まらないお客さんは社長の来店日を知っているので、「社長を出せ」の一点張りだった。

その報告を事務所で社長と一緒に聞いていた部長が、社長に行かせるわけには行かないと、自らがお客さんのところへ出向き、30分ぐらい話し込んでお客さんの怒りを収め、その後は機嫌よく遊技していた、という内容だった。

パチンコホールの実例ではないが、番外編として苦情・クレーム対応のプロの話を紹介する。

元百貨店のお客様相談室で苦情処理を担当していた関根眞一氏がその人。

年間500万円も買ってくれていたお客さんのことを「ゴミ」といいのける痛快さがある。

なぜ、500万円も買ってくれるお客さんがゴミなのか?

普通に考えればかなりの上得意客のはずだ。

「年間6億円も買ってくれるお客様からしたらゴミですよ」

500万円も買っているのだからと、相当百貨店に対して横柄な態度を取っていたことが推察できる。

苦情のプロはその客がただのクレーマーかどうかを瞬時に見分けて対応する。

ある日「1500円で買った靴下が5日で穴が空いた。1000円にしろ」と売り場で騒いでいた客のクレーム対応がお客様相談室に回ってきた。

関根氏は瞬時にこの客を「騙り」=詐欺師と読んだ。

こういうお客は怒らせて「怒鳴らせたら勝ち!」だそうだ。

まず、穴の空いた場所を、つま先か、かかとか聞いた。

客は「つま先」と答えた。

間髪を入れず「つま先の上ですか、下ですか」

「上」

「靴はソフトシューズですよね」

「靴下は洗っていますよね」

「5日続けて履いてはいませんよね」

とだんだん相手を怒らせるような質問で畳み掛ける。

まんまと術中に嵌って相手が大声を出すと、それに負けないくらいの大声で失礼にならないように一発かます。

今までへいこらへいこら対応していたお客様係の反撃に、こういう「騙りタイプ」は、シュンとなってしまう。

「今日はいい」

「いいんでしたら、こちらにお名前と住所と電話番号をお書きください」

「もういい」といって立ち上がり、ドアのほうに向かった。

ドアをふさぐ形で客の耳元でこう囁いた。

「これはなかったことでよろしいんですね」

苦情とクレーマーは多少ニュアンスが違うが、まずは相手の言い分を十分に聞くことだが、クレーマーは理不尽な要求をしてくるが、ここを毅然とした態度で対応するのがプロだ。

ホールは勝ち負けで金銭が絡み、負ける客の方が多いからクレームも出やすい環境にある。

1パチを始めた頃のダイナムの佐藤会長の言葉である。

「売上は小さくても精神的に豊か。みんなニコニコしている。4円営業の店のトイレは必ず壊されるが、1円営業ではまったくない」

クレームを言う前にトイレを破壊した。




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新規事業で高齢者を対象に買い物代行

コロナ禍でも生活必需品を販売するコンビニは、酒を提供する飲食店のような大打撃は受けていない。しかし、国内でのコンビニ市場がすでに頭打ちになっている状況で、コンビニ最大手のセブンイレブンは、インターネットで注文した商品を最短30分で宅配するサービスを全国2万店に拡大する計画を発表した。現在、コンビニ宅配を実施しているのは東京、北海道、広島の約550店舗で、2025年ごろまでの実現を目指している。

最寄りのセブンイレブン(半径500メートル)から自宅や職場へ配達してくれる宅配サービスは、店頭の約3000品目をスマホで専用サイトから注文する。合計金額が1000円以上で別途330円の配送料がかかる。

ネット通販で先行するAmazonや楽天に対して、コンビニが最短30分宅配をウリに参入する形になった。歩いて行ける範囲のコンビニに宅配が必要なのかは、疑問が残るが、年を取れば出歩くことが困難にもなる。そういう意味では宅配事業はまだまだ伸びる余地がある。

ホール企業も新規事業として宅配事業=買い物代行事業を検討しているところもあるようだ。

ホール企業を持続するために

その前に、パチンコは社会に必要かと問われれば、「遊び」は人間社会においてはストレス解消のための息抜きで、欠くことができない。だから必要だ。そもそも遊びとは、他人から見れば全く生産性がない無駄なことをするのが遊びの本質である。

パチンコは社会からも必要とされているから存在しているわけだが、悲しいかな業界が遊技人口3000万人時代に戻ることはない。業界を取り締まる警察行政は、管理しやすいように店舗数を半減させることを望んでいたように、確実にその方向に向かっている。その軒数は5000軒とも言われ、パチンコ専業で行くにはかなり厳しい状況だから新規事業を模索することになる。

買い物代行で社会インフラに

「高齢化社会でお年寄りが増える中で、買い物難民にならないための宅配事業は社会のインフラになる。何よりもホールには高齢者の会員を多く抱えている。まずは会員を対象に買い物を代行して自宅に届ける。一人住まいのお年寄りの安否確認にもつながるので、社会貢献もできる」とは宅配事業を企画したホール関係者。

高齢者の顧客接点を一番持っているホールが、このネットワークを活用しない手はない。足腰が弱ってホールに通えなくなった時などが、出番でもある。

ホールよっては店内で飲み物やタバコなどの“買い物代行”を行っているところもあるが、それの拡大版だ。

自治体で買い物代行を開始したのは常総市だ。コロナ禍で感染予防のために外出を控えたい人や店舗まで外出が困難な人で、65歳以上の人を対象に買い物代行を昨年10月1日から開始している。行政なので利用料金は200円と破格だが、一般的な代行業では1時間当たり2000~4000円が相場。手数料制よりも月額固定制のほうが利用しやすい。

パチンコ組合などは各方面に毎年寄付を続けているが、一般的に知られることもなく、「ありがとう」と言われることも少ない。高齢者が本当に必要としているものを提供した時に初めて「ありがとう」の言葉が貰える。




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パチンコの時速狂騒はいつまで続く?

スロット6号機は2400枚の出玉規制によって、一部の機種を除き惨たんたる状態が続いている。6号機は出玉を求めるスロッターには見向きもされないため、新台を入れれば入れるだけ赤字になる。数字で表すと50万円の新台が、客付が悪くて17万円しか回収できないイメージだ。

6号機が売れないとメーカーはどうなるのか?

「6号機は全く売れません。どうにもならないぐらい在庫を抱えているメーカーもあります。今や1000台売れて利益が出るぐらいの開発費しかかけられません。店が減り、『付き合いで1台ぐらいバラエティーコーナーに入れてみようか』という需要もなくなりました。なぜなら、20スロのバラエティーの稼働も取れなくなったからです。スロットメーカーに関してはM&Aはありません。後は消えるだけです」(スロットメーカー関係者)

また、別のスロット関係者も窮状を訴える。

「今の出玉性能で版権を使って液晶を搭載すればそれだけで2~3億円は開発費がかかるが、台数はそれほどでないので費用対効果が悪い。それでも頑張っているメーカーさんも確かにありますが、Aタイプの北電子やパイオニアに比べると製造原価は倍ぐらいかかるので利幅は少ない。年間120万台あった新台市場は今や40~50万台ですが、完全6号機になれば、もっと縮小するでしょう。残った小さな市場の奪い合いですから、小さいメーカーは力尽きる」

スロットは出玉性能で泣かされている一方で、パチンコは韋駄天のヒットから出玉スピード競争が過熱してきている。

「時速〇万発」を謳い文句に1時間で何万発出るかの競争になっていて、そのランキングまである。

で、1位ともなると時速5万5000発である。

ま、業界のいつものことであるが、すぐにこういうことはエスカレートして、後は警察からの規制を待つことになる。

どうしてパチンコはこんなことができるのか?

「保通協試験の盲点でしょうね。試験は1時間、4時間、10時間の試射試験が行われ、それぞれ規定を超えるとアウトになるんですが、当然1分間に100発、1時間で6000発が発射されます。実際、ホールに導入された場合、長いロングリーチの演出の時は、お客さんはハンドルから手を放す。6000個打ち込んで6000個の払い出しがあれば、出玉率は100%となります。ハンドルを止めて打つ時間が長くて極端な話し1000個しか打ち込んでいないのに払い出しが6000個なら出玉率は600%ということになります。こういう方法を駆使した結果が今の時速“狂騒”です。長いロングリーチはそのためだった。スロットはシミュレーション試験があるので、そういう方法が使えない」(業界事情通)

パチンコの1時間試験では、「獲得する遊技球の総数が発射させた遊技球の総数の3分の1を超え、かつ、2.2倍に満たないものであること」となっている。

1時間で6000発打ち込めるので、その2.2倍というと1万3200発である。

今、時速で煽っている機種はほとんどが規則を逸脱しているということになる。

警察も黙っていない。保通協やGLIジャパンの最近のパチンコの適合率を見れば、変化が見られる。今年のパチンコの適合数は下がり始めていて、保通協では34%台で推移していたのに、8月は25%まで下がっている。また、8月のGLIはパチンコの適合率は初の0である。試験方法を変えてきた可能性がある。

「検定を通った機械でも市場に投入しておかしい動きがあれば、再試験することも可能になっている。それで検定取り消しになることもある。検定取り消しにするか、自主規制で撤去するかをメーカーは迫られることになる」(同)

スロットがダメな時はパチンコが良くて、パチンコがダメな時はスロットが良かった、というのがパチンコ業界の歴史だが、時速狂騒にピリオドが打たれたら共倒れである。




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