パチンコ日報

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増客に欠かせない“4つの視点”


前回のコラムでは、コロナ禍とは関係なく『参加人口は20年で1130万人(56%)減少している』ということから、業界に携わる人たち全てが真摯にこの事実を受け入れ、「自分たちはファンを増やせていない」「お客様を離反させている」ということを省みて変化していくことの必要性を書きました。

2019年の参加人口は890万人で、2020年は更に減少しています。

人口動態の変化や業界に対するバッシングや社会背景の変化、スマホゲームなど、外的要因に原因を求めても何の解決策にもなりません。

離反したお客様は単純に「楽しくなくなった」ということです。

もちろん経済的な事情や結婚による可処分所得の減少というお客様の事情はありますが、本当に「楽しい」ものであれば、来店頻度は低下してもお店に足を運んでくれます。

今いるお客様の嗜好は分析できても(過去の20年間もやっているので分析が正しいか疑問ですが)、これまでに離反したお客様の分析はできません。

とにかく必要なことは、「お客様がパチンコやスロットって楽しい」と思い続けてくれるように変化していくことが、私たちに求められている重要な課題です。

メーカー様が変化するべきこと、ホール様が変化するべきこと、関係している方々が変化するべきこと・・・・、これまでが間違っていたと受け止めるからこそ、次への道が拓いていくというものです。

上記のことを踏まえながら、現在のお客様だけでなく新たなファンを増やしていく挑戦をしなければ、このまま参加人口は減少し続けるばかりです。

その為には、【増客(稼働アップ)に欠かせない“4つの視点”】を、ホール様だけでなく、メーカー様や関係する方々も知恵を絞っていく必要があります。

“4つの視点”とは、『①来店回数を増やしてもらう ②滞在時間を延ばしてもらう ③競合他店や異業種から奪う ④新規ファンの開拓』です。

③の競合他店から奪うというのは、競争による切磋琢磨で市場を開拓する意味もあります。
① 来店回数を増やしてもらうには、どんな要素が必要か?
② 滞在時間を延ばしてもらうには、どんな要素が必要か?
③ 異業種から奪うには、どんな要素が必要か?
④ 新規ファンの開拓をするには、どんな要素が必要か?
ということを、それぞれ「今は意図的に出来ていない」という前提で考え直していくことになります。

“4つの視点”の『①来店回数を増やしてもらう』ということに関しては、過去のコラムで何回か書いていますが、②と③の土台になるものです。

「楽しい」という度合いが高まることと、ちょっとした空き時間でもワクワクできるレパートリーがあることが前提となります。

好きなラーメン屋さんに行く頻度は、他のラーメン屋さんよりも高まるというのと同じです。

それと、お客様の「楽しい」を考えるときに重要なことは、「楽しい」「ワクワクする」という気持ちに対する、お客様が求めている価値は人それぞれで、「楽しい」「ワクワクする」気持ちになる動機を割合で考えるという点です。

見返りの大きな射幸性を求めている人の割合、短時間射幸性を求めている人の割合、当り体験を求めている人の割合、長時間遊技を求めている人の割合…。

嗜好の割合によって設置比率は異なります。
嗜好の割合によって開発する機種は異なります。

さらに、今のお客様のニーズに合わせるだけでなく、新たな嗜好(好みや楽しみ方)の提案が出来る機種開発も必要で、過去に甘デジが発売されたとき、当初は設置比率が少なかったのですが現在の設置比率まで浸透したように。

そして、これらはお店で『お客様が分かる』ようにしていかなければ、「楽しい」にも「ワクワク」にもなりません。

“4つの視点”の基本となるファンの嗜好に合わせた価値提供が、今のファンを減らさないことと、休眠ユーザーや新規ファンの開拓につながっていくものです。



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